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■ 脳老化はなぜ進むのか?


 
私たち人間は、生まれたときには140億個ほどあった脳細胞が、70歳になるころには約半分の70億個にまで減ってしまいます。
 
 
ですので、何もしなければ脳老化は進む一方となり、日常生活で様々な支障をきたすこととなります。
 
 
脳老化を抑える方法として、常に自分自身の探究心を満たすことを死ぬまで探し続けることです。
 
 
どきどきわくわくが脳にとっての最高のごちそうになるので、脳老化の予防には学びも大切ですが、遊びがどうしても必要になります。
 
 
反対に探究心、好奇心が薄れ、関心事がなくなると一気に脳老化が進みます。
 
 
ちなみに脳老化の基本的な症状として以下の5点があげられます。
 
 

【脳老化の症状】
 
(1)意欲や判断力の低下
(2)運動機能の低下
(3)ホルモン力の低下
(4)読み・書き・計算能力の低下
(5)様々な欲求の低下(食欲、性欲など)
 

 
 
 
 

■ 脳老化のデメリットとは?


 
「脳が老化することによって、記憶力や認知能力が低下する」といったことを見聞きされたことがあるのではないでしょうか?
 
 
これは脳の血流量が減少することで、脳細胞の死滅が進んでしまうために起こります。
 
 
症状としては物忘れがひどくなったり、人の名前がすぐに出てこなくなる、判断力や集中力の低下、学習能力の低下なども起こる可能性があります。
 
 
こうした状態を放置してしまうと認知症やアルツハイマー病のリスクが高まります。
 
 
 
 
 

■ 生活習慣を見直すことが最善の道


 
また、脳老化は生活習慣とも密接につながっています。
 
 
適度な運動や栄養バランスの良い食事、質の高い睡眠、ストレスを貯めないといったことが脳の健康維持に役立つとされています。
 
 
このように自ら進んで生活習慣を積極的に改善することによって、心と体の健康を取り戻すことができます。
 
 
心と体が健康になれば、それまで不安なことばかり考えていた人でも自然と何事も肯定的に考えることができるようになります。
 
 
思考が良くなると行動にも反映され、その結果として脳の老化を抑えることができます。
 
 
最近ではスマホの長時間利用など悪しき生活習慣によって20代から30代の比較的若い世代の間で若年層アルツハイマーが増え続けていますので、若いから大丈夫というわけにはいかないようです。
 
 
ということで、今回は脳を老化させるNG習慣をまとめた記事と動画をあわせてご紹介させていただきます。



 
毎日飲むと4.6歳も老けるドリンクって!?
「脳を老化させる」NG習慣まとめ

 
 
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■ 脳を老化させるNG習慣5選


 
次に脳を老化させるNG習慣を5つご紹介させていただきます。
 
 
5つ全てを改善するのは難しいですが、意識していただくだけでも脳の老化を予防する効果があるので、生活習慣を見直すきっかけとなれば幸いです。
 
 
 

▼ 脳を老化させるNG習慣(1)睡眠不足


 
脳を老化させるNG習慣一つ目は「睡眠不足」です。
 
 
最初は睡眠不足について。読者の中には若いころより眠れなくなったという人が、少なくないと思います。
 
 
また、40代や50代は仕事や育児の問題で大きなトラブルを抱えるリスクも高くなる時期。
 
 
ぐっすりと眠れない夜が続いているかもしれません。
 
 
しかし睡眠不足は脳の老化を加速させてしまうから怖いんです。
 
 
Duke-NUS医学大学院の研究結果から、睡眠時間の短い人ほど、老化に伴い脳が萎縮していく傾向にあることが明らかになっています。
 
 
夜布団に入ってもなかなか眠れないという人は、照明器具を工夫したり、適度な運動を心がけたりして快適な眠りを確保したいですね。
 
 
 
 
 

▼ 脳を老化させるNG習慣(2)面倒な人間関係を避ける


 
脳を老化させるNG習慣二つ目は「人間関係」です。
 
 
他人と意欲的に付き合うだけでなく、面倒な人間関係に悩まされる毎日も、脳の老化予防には前向きな働きをしてくれると分かっています。
 
 
過去記事「“面倒な人付き合い”が実は脳の老化を食い止めてくれていたと判明」では、米ウィスコンシン大学・医学公衆衛生大学院の研究結果を紹介しました。
 
 
人と深くコミュニケーションをする毎日によって、認知症を予防できるという話です。
 
 
正直に言えば面倒くさいですが、まさにその面倒くささが脳には大切なのですね。
 
 
 
 
 

▼ 脳を老化させるNG習慣(3)砂糖入りの炭酸飲料を飲み続けている


 
脳を老化させるNG習慣三つ目は「炭酸飲料の飲みすぎ」です。
 
 
米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究結果によりますと、砂糖入りの炭酸飲料500mlを1日1本程度のペースで飲むと、4.6年分も脳の細胞の寿命が短くなってしまうのだとか。
 
 
その脳に与える悪影響はタバコ級なのだとか……。
 
 
しかも、砂糖の入った炭酸飲料を飲みすぎると太りやすくなるので、ダブルで体に良くありません。
 
 
 
 
 

▼ 脳を老化させるNG習慣(4)新しい物事に挑戦しない


 
脳を老化させるNG習慣四つ目は「新しいことに挑戦しない」です。
 
 
新しい物事に挑戦しないと当然のことながら日々の生活が短調になってしまいます。


その結果脳の老化が進んでしまうわけです。
 
 
新鮮な刺激や不慣れな作業はやはり、脳の老化予防に効果があるんです。
 
 
米国国立老化研究所や厚生労働省の情報によりますと、新しい物事に挑戦しない日々が、脳の能力をどんどん低下させてしまうことが明らかになっています。
 
 
また、タスクやスケジュールを管理する習慣がない人も要注意だとされています。
 
 
タスクやスケジュールを管理することによって、無駄に脳を疲れさせずにすむので、スムーズに仕事を進めることができます。
 
 
なので面倒くさがらずに日々のタスクを管理しながら何かに挑戦する予定をスケジュール帳に書き込んで、管理してみるといいかもしれませんね。
 
 
 
 
 

▼ 脳を老化させるNG習慣(5)有酸素運動をしない


 
脳を老化させるNG習慣最後は「有酸素運動」をしないです。
 
 
特に40代の運動不足は60歳以降の脳の老化に極めて深刻な悪影響を及ぼすと、ボストン大学の研究で明らかになっています。
 
 
運動不足を放置してしまうと20年後に脳細胞を減少させると考えられています。
 
 
その結果として脳が萎縮して、認知能力が低下したり、認知症のリスクが上がったりするなどの悪影響が生じます 。
 
 
今まさにアラフォーで運動不足という人は、ウォーキング軽めのジョギングなど有酸素運動を始めたいですね。
 
 
 
 
【画像】 Pinterest
 
【画像】 wikiHow
 
【動画】 本要約チャンネル
 
【ベストセラー】「80歳でも脳が老化しない人がやっていること」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
 

 
 
 
 

■ 脳の老化が加速する5つのNG習慣のまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
 
脳の老化を招くNG習慣を5つ紹介しましたが、いかがでしたか?
 
 
いずれも大学などの研究で可能性が強く指摘されている話。いつまでも若々しい脳でいるために注意したいですね。
 
 
脳老化を抑える方法として、運動以外にも以下の方法があります。
 
 

【脳老化を抑える習慣】
 
・読書
 
・1日の終わりにその日の出来事を思い出す
 
・睡眠をしっかりと取る
 
・新しいことに挑戦する
 
・色々な人と会話する
 
・行ったことがない所に行く
 

 
 
今回ご紹介させていただいた方法が脳老化を抑えるために少しでもお役に立てれば幸いです。
 
 
 

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