
■ 肩こりはすでに立派な国民病
肩こりには色々な原因がありますが、肩甲骨周辺の筋肉が固くなってしまうと、肩こりや四十肩などのトラブルが生じやすくなります。
また、痛みが慢性化すると日常生活において様々な支障をきたすことになるので、25歳をすぎたら日常的に肩甲骨周辺の筋肉をほぐす必要があります。
といいますの、社会に出て2年目、3年目に入るとだんだん動かなくなってしまうからです。
また、最近はスマホの長時間利用が様々な健康被害を引き起こし、社会問題になっていますので、社会人になったら効果の高い肩甲骨ストレッチを日常的に行うことを強くオススメします。
しかし、殘念ながら肩を回すくらいでは肩や肩甲骨周辺の筋肉は中々ほぐれてくれません。
無理してやると、かえって痛みが強くなったりするので、痛みがある場合は控えた方がいいでしょう。
そこでオススメしたいのがスポーツ選手が実際に行っている肩甲骨ストレッチです。
今回は大谷翔平投手が実際に行っている肩甲骨ストレッチと肩甲骨をはがす効果に優れたストレッチを実演している動画をご紹介させていただきます。
大谷翔平投手の肩甲骨ストレッチが凄い!!

■ 怪我が少ない大谷翔平投手は皆肩甲骨周辺の筋肉が柔らかい!?
過去に何度か肩甲骨はがしを始めとした肩甲骨周辺の筋肉をほぐすストレッチをご紹介させていただきましたが、今回は、一流アスリートが行ってる一段上の肩甲骨ストレッチをご紹介させていただきます。恐らくこれができるようになれば、生涯に渡って肩コリに悩まされることはないと思います。
それくらい難易度は高いです。それもそのはず、先日メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに入団か決まった大谷翔平投手が子どもの頃から行っている肩甲骨のストレッチなんです。
画像にありますとおり、首が180度回転してしまったかのような状態になってますよね。

■ 少しずつ可動範囲を広げましょう!
勿論これをいきなり初心者がやったら大変なことになってしまいますので、無理をせずに段階を踏みながら可動範囲を広げ、徐々に難易度をあげていきましょう。
大谷翔平投手の肩甲骨ストレッチは野球肩、ゴルフ肩にも効きますよ!!
■ 大谷翔平投手の肩甲骨ストレッチのメリットとは!?
大谷翔平投手の肩甲骨ストレッチを実践することで得られるメリットは以下のとおりです。
▼ 大谷翔平投手の肩甲骨ストレッチの効果(1)
「肩こりや四十肩の痛みが改善!」
肩こりでに苦しめられている方の90%以上が肩甲骨周辺の筋肉がコチコチに固まっています。
柔軟性がなくなると、ほんの少し肩を動かすだけで痛みが生じます。
痛いからといって何も運動をしなくなると、さらに症状が悪化してしまいます。
肩甲骨ストレッチを習慣的に行うと肩甲骨周囲筋の柔軟性を自然と保てるようになり、その他肩関節周辺の筋肉や首の筋肉が無理に引っ張られることがなくなり、肩こりや四十肩の症状が緩和されます。
▼ 大谷翔平投手の肩甲骨ストレッチの効果(2)
「首周りの筋肉が柔らかくなり、視野が広くなる!」
肩こり同様に首コリで苦しんでいる方も肩甲骨周辺の筋肉の柔軟性に乏しいです。
首のコリによる痛みさえも肩甲骨に大きく左右されます。
肩が前方に突出すると、首が自然と下を向き、猫背になってしまういます。
そうした姿勢が首の可動域を狭めてしまっているわけです。
こうした状態が延々と続くとなると大変ですよね。
首がコリだすと眼精疲労や肩こりが同時に起こリやすくなります。
それもそのはず目と顔、顔と首、首と肩関節・肩甲骨の関係が非常に深いからです。
ですので、肩甲骨ストレッチを習慣化すると自然と視野がよくなります。
▼ 大谷翔平投手の肩甲骨ストレッチの効果(3)
「姿勢が良くなって代謝UP!太りにくい体質に!」
筋肉量が増えると代謝が良くなり、太りにくくなります。
反対に筋肉の量が落ちると著しく代謝が低下してしまうので、運動を一切行わない、食事制限だけのダイエットは必ずリバウンドします。
ですので、本気でダイエットしたいなら、代謝が常に良い状態に保つ必要があります。
そのためには全身の筋肉が隅々まで使われていなければなりません。
▼ 大谷翔平投手の肩甲骨ストレッチの効果(4)
「消費カロリーが増える!ダイエット効果アップ!」
日々の生活において、数多くの筋肉を働かせることによって、消費できるカロリーが増加します。
肩甲骨のように筋肉が多い部位は、ストレッチを普段から行っていれば、筋肉の活動量を増やして代謝を上げることができます。
また、肩甲骨ストレッチによって、背中をしっかり支える質の高い筋肉がつくので、姿勢が自然とよくなることから、猫背も解消されます。
■ 地味だけど超効く肩甲骨ストレッチのやり方とは!?
最後に地味なんですが、体の痛みを緩和してくれる効果が期待できる肩甲骨ストレッチのやり方を以下のとおりご紹介させていただきます。
こちらの肩甲骨ストレッチは、大阪にある大阪門真整骨院の院長先生が考案されたものです。
▼ 肩甲骨ストレッチのやり方「STEP1」

まず最初に片手の甲を腰に当てます。
▼ 肩甲骨ストレッチのやり方「STEP2」

反対の手で肘を持ち、内側に引いていき、限界のところで10秒ほどキープ。

ひじを持つことすら出来ない場合はひじを壁にくっつけた状態で首を近づけていくと同じような効果が得られます。
【出典】 栗岡整体院さん
【画像】 Pinterest
【動画】 大阪門真整骨院
肩のストレッチ(野球肩ゴルフ肩に)
大谷翔平選手の肩甲骨の柔軟体操の前に
■ 大谷翔平投手の肩甲骨ストレッチの効果に関するまとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
個人差はありますが、早い人ですと、2~3週間で大谷翔平投手のように両手を内側に引くことができるようになります。
大谷選手のようにはならなくても、肩甲骨ストレッチを継続することによって、可動領域が確実に広がるので、スムーズに体を動かすことができるようになります。
そうなるれば体の痛みやコリが予防できるので、辛い肩こりや四十肩などに悩まされることもありません。
仕事の合間などに行うと緊張がほぐれますし、良い気分転換にもなります。
できれば週3~4回程度行うと良いでしょう。
是非一度試してみてください。