
■ 猫と触れ合うことで得られる沢山の恩恵
わたしの住んでいる地域には沢山公園(私が住んでいる家の半径1キロ圏内に5つ)がありまして、ありがたいことに木が沢山植えてあるので、ちょっとした森のようで、まさに都会の中のオアシスといった感じなので、猫や鳥などの動物も沢山います。
特に猫は、多分他の地域に住んでいる人が見たら驚くほど沢山います。私は毎朝ジョギングを終えたあと、公園で軽めのウォーキングとストレッチを行っているのですが、そこにはラジオ体操を終えたおじいさん、おばあさんが沢山集っています。
その中の数名が、猫にご飯を配ってるのですが、ご飯を配り終えたあとに全員で公園の掃除(ボランテイアで行ってます)をくまなく行っているので、誰も文句を言う人はいません。みんなでかわいがってます。私もたまにゴミ拾いを手伝ってますが、中々できることではありません。

猫に会いに行くために毎朝早起きして、ラジオ体操をし、掃除までさせてもらっているから毎日健康でいられるとみなさん口を揃えておっしゃってます。それほど猫には人を癒やす力があるんですね。
しかし、驚いたことに猫には人の心を癒やす力だけでなく、アレルギーを抑える力もあるようです。勿論猫アレルギーの人が飼っても猫アレルギーは治るどころか、悪化してしまいますし、アレルギーを治すために猫を飼っても、期待するような効果は得られないようです。
猫を飼うことを検討されている人に参考になればということで、今回はコロンビア大学の研究結果を分かりやすく解説している「まぐまぐニュース」さんの記事と動画をあわせてご紹介させていただきます。
ニャンと!猫を長いこと飼うと
アレルギーが抑えられる―米大学研究

■ アレルギーや喘息予防には猫を飼うとよい?
お宅ではペットを飼っていますか? 犬は散歩が大変だし、ネコはすぐにどこかへ行ってしまうので、我が家では飼っていませんが…。
さて、家でペットとしてネコを飼っていると、アレルギー反応が抑えられるというお話です。一般的にはネコを飼うとアレルギーが出やすくなるとの意見が多いのですが、その考えを改めなければならないかも知れません。
コロンビア大学の研究者によると、ペットとしてネコを飼っている家庭では、その子供の年齢が5歳程度の時には、アレルギーや喘息等になりにくいそうです。
これは、コロンビア大学小児環境保健センターのMatthew Perzanowski博士らが、アレルギー&臨床免疫学誌Journal of Allergy and Clinical Immunology誌に報告したものです。

■ ただし、喘息予防を目的にネコを飼うのはやめましょう!
研究は、1998年に開始した5年間の研究で、妊婦や子供が室内の空気汚染や細菌感染、アレルギーに関する健康への影響を調べました。
その結果、ネコと共に育ち、ネコに対する抗体を持っている子供は、3歳児の時点では喘息に関係した喘鳴や呼吸器症状が観察されたそうです。
一方、5歳児の時点では、逆に、ネコを飼ったことのない家庭の子供に比べて、そのような症状が発生する頻度が明らかに低下していることがわかりました。

この結果から、ペットとしてネコを長期間飼育してネコと触れる機会が早いうちからあると、少なくとも5歳になった時には喘鳴などが抑えられて、アレルギー反応に対する予防効果があると結論されています。
ただし、喘息予防を目的にネコを飼うというようなことはやめるべきであると述べられていますので、ご注意を。
【出典】 まぐまぐニュースさん
【原文】 Science Dailyさん
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 ぼくらはみんな生きているさん
子ネコにキュンキュン(その1)