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■ 肩こりや腰痛は他人ごとではない!


 
肩こりや腰痛に苦しむ人たちは、それぞれ1000万人を超えています。
 
 
自覚症状がある痛みの中では断トツに多く、男性は肩こりよりも腰痛に苦しめらていている人の割合が多いのに対して、女性は腰痛よりも肩こりに苦しめれている人の割合が多いです。
 
 
最近の傾向としては20代から30代の若者の間で急激に増えていて、その原因としてスマホの長時間利用があげられています。
 
 
図にありますとおり、首の傾ける角度によって体全体にかかかる負荷が異なるので、正しい姿勢がいかに大切か痛感させられます。
 
 
 
 
 
【スマホ首による首の負担は、頭を傾けた角度によって変わります】
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『 体の痛みに悩む人が急増中! 』


 
ですので、最近やたら整体やリフレクソロジー専門のマッサージ店が駅前に増えていて、こうした傾向は、ごく一部の地域に限ったことではなく、全国的に広がっているようです。
 
 
それほど体の痛みに苦しめられている人が増えているんです。
 
 
肩こりや腰痛がやっかいなのは、慢性化してしまうと日々の生活が常に痛みに支配されてしまうことになる点です。
 
 
そうならないためにも自分にあった肩こり、腰痛予防策を習慣的に行うが大切です。
 
 
今回ご紹介させていただく「さとう式リンパケア」は、耳を回すことによって顎をゆるめ、肩こりや腰痛を解消します。
 
 
ということで、今回は肩こりや腰痛についてと、「さとう式リンパケア」について分かりやすく解説したダ・ヴィンチニュースさんの記事と動画をあわせてご紹介させていただきます。



 
肩こり・腰痛・疲れを即解消!
歯科医が薦める“アゴをゆるめる健康法”とは

 
 
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■ 肩こり・腰痛は国民病の域に達していた!


 
厚生労働省が毎年発表している「国民生活基礎調査」の調査項目のひとつ「身体の悩みでもっとも深刻な症状」のランキングを見ると、長年にわたって「肩こり」と「腰痛」が1位、2位になっている。
 
 
調査対象である若者から高齢者まで、国民病といってしまってもよいくらいだ。
 
 
肩こりや腰痛、慢性疲労といった症状に悩んでいるあなた。
 
 
これらを解消するためにこんなことをやっていないだろうか?
 
 
 
 

(1)こっている部分を揉んだり、押したりしている
 
(2)肩こりは筋力不足が原因と言われたので、頑張って筋トレしている
 
(3)疲れるのは体力不足のせい? と思いランニングを始めた
 
(4)こりや痛みをとるために、マッサージやストレッチをしている
 

 
「実はどれもほとんど意味がありません」。
 
 
こう指摘するのは、歯科医師の佐藤青児氏(月見歯科クリニック院長、メディカルエステ・メディカサトウ主宰)だ。彼の著書『アゴをゆるめると健康になる! 』では、“やってはいけないこと”としてこれらを挙げている。
 
 
 
 
 

■ 頑張れば頑張るほど症状が悪化する!?


 
「筋力や体力の不足が原因で、肩こりや腰痛、疲れといった症状が出るのなら、男性より女性のほうが、そして大人より子どものほうが、これらに悩まされていることになりますよね?
 
 
もちろん適度な運動は必要ですが、筋肉の状態にあっていないような、無理な運動や筋トレはむしろ逆効果。
 
 
これらは筋肉の縮む力ばかりを鍛えてしまい、結果、体液(間質リンパ)の流れを滞らせてしまうからです」
 
 
 
 

▼ 再生した筋繊維は以前より硬くなる!?


 
同じように、“緊張して張り詰めた筋肉の筋繊維を断裂させる”ことで患部をやわらかくするマッサージも、一時的に症状はよくなる。
 
 
しかし、体はすぐに筋繊維の修復に取りかかり、再生した筋繊維は以前より硬くなる特質があるため、マッサージを受ければ受けるほど、こりを感じている部位の筋肉はどんどん硬くなってしまうという。
 
 
なので、こりや痛み、疲れを解消するためには、筋トレやマッサージとは逆に「筋肉をゆるめる」ということが最も重要だそうだ。
 
 
 
 
 

■ 耳たぶ回しリンパケアのやり方!


 
では、実際に筋肉をゆるめていくにはどうすればよいか?
 
 
そのカギが「アゴ」にあると佐藤氏はいう。
 
 
歯科医師として長年にわたり顎関節症の治療に当たってきた中で、「アゴの緊張」が、顎関節症だけでなく、肩こりや腰痛、疲れの原因でもあり、アゴの関節と筋肉が体全体の健康を左右することがわかってきたそう。
 
 
そこで、実際にこわばったアゴの筋肉をゆるめるような治療を行ったところ、「肩こりが治った」「腰痛がよくなった」という患者が多くいたという。
 
 
 
 

『 顎をゆるめるとなぜ体の痛みやコリが解消するのか!? 』


 
アゴの関節運動を利用して口腔全体をゆるめると、体全体の筋肉がゆるみ、体液(間質リンパ)の循環がよくなることで、老廃物が体外に排出される。
 
 
こりや痛み、疲れの原因が消えるというのが、そのからくりなのだが、毎日、歯科医師として現場で治療に携わっている著者ならではの発見だ。
 
 
本書の中では、アゴをゆるめる詳しい方法がたっぷり紹介されているが、ここでは最も簡単な方法のひとつである「耳たぶ回し」を紹介しよう。
 
 

▼ 耳たぶ回しリンパケア<全体の流れ>


 
「耳たぶ回し」は、(1)耳たぶを回す+(2)頬なで+(3)アゴゆらし+(4)腕回しの4つを合わせた動作を意味し、(1)×4回→(2)×4回→(3)×4回→(4)×4回という流れを3セット行います。
 
 
 
 

▼ 耳たぶ回しリンパケア<準備>


 
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▼ 耳たぶ回しリンパケア(1)耳の裏の状態を確認する


 
あ~んと、口をあけたときに耳の後ろにぐっと凹んだ部分を押してみて、痛みがあるか確認してください。
 
 
もし痛みは違和感がある場合は、その状態を覚えておいて、リンパケアが完了したあとに再度チェックします。
 
 
 
 
 
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▼ 耳たぶ回しリンパケア(2)口の開けやすさを確認する


 
口をあ~んと開たときに自分の指が何本入るか確認します。
 
 
こちらも無理をしないで開く範囲内で行って下さい。
 
 
リンパケアが終了したあとに再度チェックして、どれくらい改善しているか確認します。
 
 
 
 

▼ 耳たぶ回しリンパケア<各動作のやり方>


 
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▼ 耳たぶ回しリンパケア(1)耳たぶを回す


 
左右の耳たぶの付け根を軽くつまみ、後ろ側にくるくるとごく弱い力で4回まわす
 
 
 
 
 
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▼ 耳たぶ回しリンパケア(2)頬なで


 
両手の手のひらを頬に当て、頬骨からエラにかけてごく弱い力でササッと4回なでる
 
 
 
 
 
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▼ 耳たぶ回しリンパケア(3)アゴゆらし


 
下アゴを左右に4回+前後に4回動かし、最後に前へ突き出して口を大きく開ける
 
 
 
 
 
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▼ 耳たぶ回しリンパケア(4)腕回し


 
下アゴを上にむけて口を軽く開いた状態で両腕をくるくる4回します。
 
 
 
「耳たぶ回し」のやり方は動画サイトなどでも多数紹介されているので、参考にしてみてほしい。
 
 
ちなみに「耳たぶ回し」をやり続けると、アゴのたるみが引き締まり小顔になるという、うれしい効果もあるそうだ。
 
 
 
 
【出典】 ダ・ヴィンチニュースさん
 
【出典】 佐藤式リンパケア公認インストラクター・Haruyoさんのチャンネル
 
【動画】 Haruyo Yamaguchiさん
 
耳たぶ回しリンパケア 肩こり解消・小顔
~アゴをゆるめれば健康になる!~

 

 
 
 
 

■ 耳たぶ回しリンパケアに関するまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
 
耳たぶ回しリンパケアはいつでもどこでも好きなときに出来る点が大きな魅力です。
 
 
耳には沢山のツボがあるので今回ご紹介させていただいた以外にも耳たぶ回しリンパケアは気象病の予防や疲労回復効果など優れた効果効能が沢山期待できます。
 
 
私は毎日お風呂にはいったときに他の部位をマッサージするのと一緒に耳たぶ回しリンパケアを行っていますが、仕事のストレスなどで緊張した体が緩んで疲れが取れるのでおススメです。