shake_hips_251.jpg
 
出典:小口和弘さんのチャンネル
 
 
 
 

■ 体の痛みはどこからくるの?


 
ところであなたは「筋膜リリース」という、体の痛みを解消するためのエクセサイズをご存知でしょうか?。


ちなみに筋膜リリースの筋膜とは、筋肉や内臓、骨、血管など、全ての器官を包みこむ薄い膜のことなんですが、実は筋肉は元々はバラバラなんですが、この筋膜によって一つにパックされた状態になっています。
 
 
fascia_252.jpg
 
 
この筋膜が固くなってしまうと肩こりや腰痛など、体の痛みが生じてしまいます。


実はこれが体の痛みの原因なんです。仕事で一日中座りっぱなしで、しかも運動不足だと筋膜の収縮が行われないので硬くなってしまい、体のいたるところに痛みが生じてしまいます。
 
 
そのまま放置してしまうと代謝が著しく低下することとなり、太りやすい体質になってしまうので、できるだけ早い段階で筋膜をほぐしてやる必要があります。
 
 
 
 
 
myofascial_release_251.jpg
 
 
 

▼ 筋膜リリースのデメリットとは?


 
ですので、体の痛みを解消させるには、この筋膜をほぐしてあげればいいんですが、筋膜リリースは確かに効果は高いのですが、どうしても痛みが生じます。
 
 
また、色々なポーズがあるので、実際に慣れるまでに時間がかかります。
 
 
そこで今回ご紹介させていただきたいのが、「うつぶせユラユラ」というエクセサイズです。
 
 
こちらのエクセサイズは、うつぶせになって腰を金魚のように可能な限りふるだけなので、非常に簡単です。しかも効率よく筋膜をやわらかくしてくれるので短期間で体の痛みから解放される可能性が高く、痛みを感じにくい点も大きなメリットです。
 
 
 
sleeping_posture_251.jpg
 
 
 
また寝るさいには上の画像のとおり足もとに布団やまくらをおいて寝ると体への負担が軽減されるので、体の痛みが緩和されます。
 
 
上の画像は足元に枕をおいていますが、体の痛みに合わせてお尻や背中にまくらを移動すればOKです。
 
 
ということで、今回は「うつぶせユラユラ」を実際に実践し、その効果をまとめたダ・ヴィンチニュースさんの記事と動画をあわせてご紹介させていただきます。




■ あまりにも簡単すぎる「うつぶせユラユラ」


 
うつぶせユラユラのやり方は以下のとおりです。やり方はとても簡単なんですが、初めて行うさいは痛みを意識しながらゆっくり行ってください。
 
 

【うつぶせユラユラのやり方】
 
(1)枕を抱えてふとんや床の上にうつぶせになる。
 
(2)顔は左に向け、足を開き、手は楽な位置に置いて上半身の力を抜く。
 
(3)骨盤を中心に、金魚になったイメージでお尻を左右にユラユラ動かす。
 
(4)目安は1秒間に1~2回、リズミカルなテンポで2分間。慣れてきたら3分続ける。
 

 

『 とりあえず1週間ためしてみたところ...? 』


 
以上を、朝晩の2回。1回2分行うだけ。「ちょっと待って、簡単過ぎないか?」と思ったのが率直な感想。こんなんで改善できるなら、肩こりで苦しむ人はこの世にいないよ……と、やや不信感を持ちつつ、とりあえず1週間続けてみた。
 
 
すると、どうだろう。肩が軽くなっている。そう言えば手足の冷えも以前より感じなくなった。
 
 
もちろん、劇的にスッキリ身体が軽くなるわけではない。だが、明らかに肩の重みは軽減されたのだ! なにより嬉しいのは、「うつぶせユラユラ」を行っている時間が「気持ちいい」こと。
 
 
 
 
 

■ 「うつぶせユラユラ」はなぜ痛みに効くのか?


 
身体の力を抜いて(慣れるまでは、この脱力がちょっと難しいかも)、息を深く吐きながら、何も考えず(数をカウントしたり、細かいことは考えない方がいいそうだ)
 
 
テンポよくお尻を動かす……この動作が想像以上に心地よく、肩こりを改善する以前に、「治すための行動」にハマってしまった。
 
 
その上、身体に快調の兆しまで現れて、なんだか得した気分になる。なぜ「うつぶせユラユラ」に効果があるのか。簡単に説明すると「うつぶせになることで、脳幹によい刺激が送られる」と「そのことで、膜組織のこわばりが解きほぐされて痛みが治る」というのがメカニズムだそうだ。
 
 
 
 
 
myofascial_release_252.jpg
 
 
 

■ 膜組織を介することで不調が改善される?


 
通常、肩や腰が凝っている時は、その部分を叩いたり、揉んだりするものだが、実は「痛みは肩や腰など、痛みを感じている部分の筋肉で起こっている」わけではないらしく、「膜組織」という場所で受け取った刺激を脳で感じ取っているという。
 
 
なので「痛みを感じる箇所」ではなく、膜組織を介することで不調が改善される……という仕組みらしい。(詳しくは本書で! メカニズムをしっかり理解して、「うつぶせユラユラ」をした方が効果は格段にアップするはず!!)
 
 
とにかくお手軽で、効果的な「うつぶせユラユラ」。長年の痛みに苦しんでいる方は、試してみてはいかがだろうか?
 
 
 
 
 

■ 誰でも簡単に腰をユラユラ動かす方法が凄い!


 
そこで、今回ご紹介させていただく整体「姿勢屋」さんの動画では、手を効果的に使うことによって、お尻をふりやすくなり、腰をユラユラ動かしやすくする方法を堀口先生自ら実演しています。これだと痛みを最小限に抑えることができるので安心です。
 
 
まさに目からウロコの方法です。他にはない独自のやり方なので、うつ伏せになった状態で、両手を骨盤の下において上下に動かすだけで簡単に腰をゆらゆらさせることができます。この点が非常に画期的です。
 
 
これから寒さが厳しくなると血行が悪化して、腰回りの筋肉が硬くなるので、ぎっくり腰など腰や背中の痛みを予防する上でも非常に優れたストレッチになります。具体的な方法については以下の画像の通りです。
 
 
 

▼ 腰をユラユラ動かす方法(1)
「 手を骨盤の出っ張ったところに軽く当てる 」


 
how_to_shake_hips_251.jpg
 
 
 

▼ 腰をユラユラ動かす方法(2)
「 手を上下にゆらします 」


 
how_to_shake_hips_252.jpg
 
 
 

▼ 腰をユラユラ動かす方法(3)
「 手を骨盤の位置にあわせて当てます 」


 
how_to_shake_hips_253.jpg
 
 
 

▼ 腰をユラユラ動かす方法(4)
「 手をゆらしながら腰をゆらします 」


 
how_to_shake_hips_254.jpg
 
 
 
 
【出典】 ダ・ヴィンチニュースさん:(文・雨野裾さん)
 
【画像】 Pinterest
 
【画像】 wikiHow
 
【動画】 整体 「姿勢屋」
 
目からうろこ!! 腰痛ぎっくり腰体操を簡単に行なうコツ
 

 
 
 
 

■ うつぶせユラユラの腰痛予防・改善効果のまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
 
私たち日本人は1日を通じて座っている時間が先進国の中でもっとも長いのをご存じですか?。
 
 
欧米ではオフィス内で立って仕事をする会社が増えているようです。それくらい座りっぱなしの状態が長いと体によくないんです。
 
 
しかもこれに運動不足がプラスすると体中の筋肉が硬くなって肩や腰に痛みが生じてしまうリスクがさらに高まります。
 
 
うつぶせゆらゆらは腰回りの筋肉をゆるませて腰痛を予防改善するだけでなく、腰回りの脂肪をおとす効果も期待できるので、就寝前に是非一度お試しください。