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■ 今大注目の「ふくらはぎ健康法」とは!?


 
SMAPの中居正広さんが司会を務める人気バラエティ番組「金スマ」で『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』の著者・槙孝子先生が考案された「ふくらはぎ健康法」が、丁度昨年の今頃くらいに紹介され、一躍注目を集めることとなりました。
 
 
番組内で高血圧の方がふくらはぎのセルフマッサージを1ヶ月間行ない、マッサージを行う前とは比較にならないほど健康になったので、中高年の方を中心に大反響となったようです。
 
 
美容と健康に関する効果が高いということで、昨年後半に入ってから、「ふくらはぎマッサージ」、「ふくらはぎダイエット」、「ふくらはぎ健康法」といった言葉を耳にすることが以前よりも多くなりました。



 
 

■ 健康を維持するうえで大切なこととは!?


 
これまであまり語られることはありませんでしたが、実は健康管理で一番大切なのは血液の流れをきちんと保つことなんです。
 
 
その鍵を握っているのが、何を隠そう「ふくらはぎ」なんです。
 
 
槙孝子先生いわく、ふくらはぎは心と体の状態を忠実に映し出す鏡として、ホルモンバランスや自律神経の乱れを把握することができます。
 
 
例えば、ストレスなどで心が疲れてしまうと、ふくらはぎが引きつったり硬くなったりします。
 
 
 
 
 

■ 健康=血流だった!?


 
人間が病気になるのは、血液循環が停滞し、血液自体の活力が失われた(ドロドロの状態)ときです。
 
 
また、血行が悪化すれば、基礎代謝も免疫力も低下するので血液が全身スムーズに流れることが、健康を維持する上で何より大切なんです。
 
 
しかし、そうは言っても何をどうすればいいかわかりませんよね。
 
 
いきなり全身マッサージするとなると大変ですが、「ふくらはぎ」だけなら自分でも簡単に出来ますし、時間も大幅に短縮することができます。
 
 
 
 
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■ ふくらはぎは第二の心臓!?


 
血液を全身に流す役割を担っているは、ご存知のとおり心臓ですが、実は心臓単体ではいくら頑張っても全身にくまなく血を送り流すことができないんです。
 
 
足が動くことによって足の裏側もポンプとしての働きを行います。こうすることで健康が維持できるんです。
 
 
「ふくらはぎ」は足の血液を押し上げる第2の心臓として働きながら、心臓の働きをコントロールしています。
 
 
それくらい重要な器官でありながら、日頃からケアされることは、ほぼありませんよね。
 
 
私も槙孝子先生の本を読むまでは、ふくらはぎをマッサージするどころか、さすることすらありませんでした。
 
 
少し大げさに聞こるかもしれませんが、我々人間は健康なふくらはぎなくして、血液循環を正常に保つことは到底できません。
 
 
それくらいふくらはぎは重要なんです。
 
 
 
 
 
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■ 低体温で体が冷える恐怖とは?!


 
ご存知ないかもしれませんが、我々日本人の間で平熱が36度を下回る、いわゆる「低体温」の人が、老若男女を問わず急速に増えています。
 
 
昔は低体温というと女性特有の症状でしたが、最近では若い男性にも見受けられます。
 
 
時代の変化といわれれば、それまでですが、「冷えは万病の元」と昔から言われれるほど、様々な病気を引き起こす大きな原因の一つです。
 
 
恐ろしいことに最近の研究結果によると「体温が1度下がると免疫力は30%以上、基礎代謝が何と10%以上落ちてしまうと言われています。
 
 
体が冷えると、「血液」が川の水が濁るようにドロドロになってしまい、血液がスムーズに流れなくなります。
 
 
そうすると血液によって全身に運ばれる栄養もホルモンもとどこおってしまいます。
 
 
ちなみに低体温のその他の症状は以下のとおりです。
 
 

【低体温の症状】
 
(1)頭痛
(2)イライラ
(3)便秘
(4)膀胱炎
(5)むくみ
(6)疲れやすい
(7)不眠
(8)肩こり
(9)汗をかきにくい
(10)痩せにくい
(11)生理痛
 

 
 
 
 
 

■ ふくらはぎを揉むだけで免疫力UP!


 
その結果、末端までしっかりと血液が届かなくてしまうので、体がさらに冷えてしまうという悪循環に陥ってしまい、胃や腸、心臓、腎臓の働きが悪化します。
 
 
しかも、これにプラスして免疫力が落ちてしまうので、今の時期なら、体は風邪やインフルエンザなどの病気を引き起こしやすい状態になってしまいます。
 
 
そして、この状態を放置してしまうと「がん細胞」が勢いづいてしまいます。
 
 
すぐにがんと診断されるような状態にはなりませんが、脂肪や老廃物がたまって、むくんだり太ったりするので、体のあちこちが不調を訴えることになります。
 
 
こうなる前に手を打たないと、ちょっとやそっとの治療では治らないような重篤な病気を引き起こしてしまいます。
 
 
そこでおすすめしたいのが「ふくらはぎ健康法(マッサージ)」です。
 
 
ふくらはぎを自分で揉みほぐしてあげることで、体の内側から血流をよくなり、体が自然と温まります。
 
 
たったこれだけのことなんですが、自律神経のバランスも整うので免疫力が格段に上がります。
 
 
 
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■ ふくらはぎをもみながらセルフチェック!


 
もし、ふくらはぎが手のひらより冷たかったり、反対に熱かったりする人は、体が何らかしらの不調を感じています。
 
 
それから、ふくらはぎを揉んだときの弾力も重要です。例えば固くてガチガチだったり、逆にフニャフニャしている状態は、体が決して健康とはいえない状態にある証拠です。
 
 
また、冷えがひどい人はふくらはぎの内側を、頭痛や腰痛のある人は外側と中央の両方を揉むと症状に改善がみられるといった具合に同じふくらはぎでも場所によって微妙に問題となる症状が異なります。
 
 
 
 
 

■ ふくらはぎマッサージのポイント


 
ふくらはぎマッサージのポイントを以下のとおりご紹介させていただきます。
 
 
 

▼ ポイント(1)
刺激は内側、中央、外側の
3つの部位に分けて行う


 
3つの部位を全てマッサージし終わった後、しこりや痛みのある部位を、さらに時間をかけてしっかりもみほぐしてください。
 
 
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▼ ポイント(2)
「痛いけれども気持ちがいい」
強さを目安にふくらはぎ刺激する


 
家庭療法に適した刺激は、痛いけれども気持ちがいい=痛気持ちいいが基本です。
 
 
軽くふくらはぎを押さえただけで痛みを感じる人は、先ずさすりながらゆっくり時間をかけてほぐしていきましょう。
 
 
下にある動画でさらに詳しいふくらはぎのセルフマッサージを解説していますので、ぜひ御覧になってください。
 
 
ふくらはぎをマッサージするタイミングですが、お風呂がオススメです。
 
 
血行がより短時間で良くなるので、習慣化することで基礎代謝も免疫力も飛躍的に高まりますので、ぜひ「ふくらはぎ健康法」で、免疫力を高めて五月病やゴールデンウィーク疲れをすっきり解消しましょう!!
 
 
 
 
 

■ ふくらはぎが柔らかくなる極上マッサージのやり方


 
今回ご紹介させていただく、ふくらはぎのマッサージは委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、崑崙(こんろん)の3つのツボを刺激します。長時間に渡る立ち仕事やデスクワークを終えたあとにお風呂の中で行うと効果が高いので、是非試してみてください。
 
 
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▼ ふくらはぎマッサージ「STEP1」


 
下から揉みほぐしていきます。これを1セット10往復行ないます。
 
 
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▼ ふくらはぎマッサージ「STEP2」


 
ふくらはぎの横を手の付け根を使って刺激していきます。
 
 
これも下からツボの位置にあわせて行ないます。
 
 
同じく1セット10往復行ないます。
 
 
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【画像】 Pinterest
 
【画像】 wikiHow
 
【動画】 「医療」と「健康」の運動指導者チャンネル
 
ふくらはぎのセルフマッサージ【血行促進】
 

 
 
 
 

■ ふくらはぎマッサージの効果に関するまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
 
私たち人間が健康を維持する上でふくらはぎが果たす役割の大きさに驚かれたのではないでしょうか。
 
 
ふくらはぎの筋肉が固くなってしまうと、ふくらはぎのポンプとしての機能が低下してしまうので血流が悪化します。
 
 
その状態を放置してしまうと免疫力が低下するので、様々な体調不良を引き起こしてしまうので、そうなる前にふくらはぎマッサージでふくらはぎの筋肉をほぐしてください。