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■ 日本食が最強だった!!


 
日本食がここにきて見直されているようです。
 
 
最近は海外の人の間でも人気が高まっていますが、特にヘルシー志向の欧米のセレブ(モデル、女優)と称される人たちから最強の美容食と絶賛されています。
 
 
確かに欧米の人たちが普段食している食事と比べれば日本食はものすごく健康的ですが、ここ日本でも過去20年間で食の欧米化が進んでしまったので、健康食とはいえないレベルですよね。
 
 
 
 

▼ たった4週間で驚きの効果を実現!


 
そうした中で東北大学大学院農学研究科の研究ーチームが40年前の日本食を朝昼晩、4週間掛けて食べ続けるという、実験を行いました。
 
 
たった4週間でものすごくレベルの高い健康効果が得られました。
 
 
40年も前なので、現代人が食べている食事とかけ離れていると思ったのですが、意外や意外、明日からでも取り組める内容だったので、さっそく試してみたいと思った次第です。
 
 
ということで、今回は東北大学大学院農学研究科の研究結果を分かりやすく解説している「まぐまぐニュース」さんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。
 



 
 
40年前の日本食を4週間
食べ続ける実験をした結果・・・

 
 
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その実験とは...
 
 
実験はとてもシンプル。『約40年前、1975年頃の日本食を続けて食べてみる』というものです。
 
 
現在の高齢者の方が、働き盛り(20~40代)の頃に摂取していた栄養バランス、調理方法で日本食を4週間食べ続けてみました。
 
 
▼当時の代表的な献立はこちらです▼

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出典 東北大学大学院農学研究科
 
 
献立の特徴は5つ。

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出典 東北大学大学院農学研究科
 
 
 
・多様性~色々な食材を少しずつ食べる。
 
・調理法~調理法の優先度が「煮る、蒸す、生」⇒「茹でる、焼く」⇒「揚げる、炒める」の順。

・食材~大豆製品や魚介類、野菜(漬物を含む)、果物、海藻、きのこ、緑茶を積極的に摂取。卵、乳製品、肉は適度。

・調味料~出汁や発酵系調味料(醤油、味噌、酢、みりん、お酒)を上手く使用し、砂糖や塩の摂取量を抑える。

・形式~一汁三菜「主食(米)、汁物、主菜、副菜×2」が基本。
 

 
上記の『5つの特徴を重視した日本食を食べるグループ』と『現代食を食べるグループ』に分けて、4週間後の健康数値を調べた結果、日本食の素晴らしさを再確認できる結果がでたのです。
 
 
その結果とは…
 
 
 
 
 

■ 40年前の日本食の効果が素晴らしい


 
 
実験の結果、2つの大きな効果が認められました。
 
 

【健康的に痩せられる】

・BMI(体格指数)や体重が有意に減少
 
・LDL コレステロール(悪玉コレステロール)やヘモグロビン A1c(糖尿病の指標)、腹囲周囲長が減少傾向
 
・HDL コレステロール(善玉コレステロール)が増加
 

 
 
 
【ストレスが軽減され、運動能力が増加する】
 
・ストレスの有意な軽減
 
・運動能力の有意な増加
 

 
 
この実験結果を得た都築准教授は、「この結果が食育の一助になり、日本食の魅力を世界へアピールすることができる」としています。
 
 
 
現代の20代~40代は忙しさのあまり、手軽に利用できるコンビニや外食で済ます方も多いのではないでしょうか。
 
 
 

■ 現代食よりも40年前の日本食


 
世界が認める長寿国である日本。
 
 
40年前の日本にはコンビニや外食する場所が少なく、欧米食も今ほど伝わっていなかったのが長寿の秘訣に関係しているのかもしれませんね。
 
 
1975年ごろ日本の一般の家庭で当たりまえのように食べられていた食事には、、最も多くの種類の「健康長寿成分」が含まれていることが明らかになっています。
 
 
例えば、野菜に含まれるβカロテンやビタミン類、海藻のミネラルやアルギン酸、魚に含まれるDHAやEPAなどの脂、大豆に含まれるイソフラボン、だしや味噌など発酵食品に含まれるアミノ酸などが挙げられます。
 
 
 
 
【出典】 まぐまぐニュースさん
 
【画像】 Pinterest
 
【画像】 wikiHow
 
【動画】 シネマトゥデイさんのチャンネル
 
日本の和食ってすごいんだなあ!
映画『和食ドリーム』予告編

 
 
 
 
 
 

■ 40年前の日本食の健康効果のまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
 
現代社会では高齢者に発生率の高い病気が、若くして発症するケースが増えていると言われています。
 
 
今一度、食生活を見直す時期かもしれません。
 
 
この先、現在の20代~40代の方、またその下の世代も健康を維持して暮らせるように『日本食』中心の生活にシフトしてみてはいかがでしょう。
 
 
 

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