
■ レモンとはちみつはの健康効果がすごい!?
(1)レモンの効能・効果
レモンとはちみつは、風邪の予防と疲労回復などに優れた効果のあるので、免疫力が低下しやすい寒い季節にぴったりの食べ物なんです。ですので、この二つを組み合わせた「はちみつレモン」が体に良くないわけがありません。
レモンにはビタミンCやクエン酸が豊富に含まれています。クエン酸は疲労回復に優れた効果を発揮してくれますし、ビタミンCは抗酸化作用が優れているので美肌効果も期待できます。
また、レモンのあの独特の苦味成分であるフラボノイドの1種のヘスペリジンは、コレステロールや血圧を下げて心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病の予防と改善に優れた効果が期待できます。

(2)はちみつの効能・効果
一方、はちみつには「ビタミン」などの栄養素が含まれています。優れた抗酸化作用によって活性酸素が体内で生成される働きを抑え、体が老化や酸化をしっかり防いでくれます。
また、はちみつには整腸作用に優れたグルコン酸が含まれているので、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を良い状態へと整えてくれます。このため、はちみつを摂取することで便秘が解消・改善する効果が期待できます。
ということで、今回はレモンとはちみつのいいとこどりの「はちみつレモン」に関する優れた効能・効果について解説しいてるtenki.jpさんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。
寒い季節の味方!
「はちみつレモン」の
驚くべきパワーとは!?

■ 医療分野であらためて注目される「はちみつ」
はちみつの強力な殺菌力は、「過酸化水素」によるものだということが最近になって解明されましたが、この過酸化水素は、なんと消毒液のオキシドールに含まれる成分なのです。これは、かなり威力がありそうです!
「はちみつは炎症や潰瘍をきれいにし、硬化した唇の潰瘍を軟らかくし、吹き出物や膿の出る傷を癒す」とは、古代ギリシアの医者であったヒポクラテスの言葉。
研究がすすめられているはちみつの抗菌・治癒のパワーは、ギリシア時代から治療法として活用されていたのですね。

■ はちみつは「ビタミンC」と一緒に摂るがコツ!
冬のホットドリンクやのど飴の定番「はちみつレモン」。昔からある“おばあちゃんの智恵”といったほっこり感とは裏腹に、この組み合わせはとても理にかなった最強のサプリメントになるのをご存知でしたか。
はちみつとビタミンCを合わせると、はちみつの抗菌・治癒パワーが増すだけでなく、基本的な免疫力をアップさせ風邪などの予防も期待できるのです。

『 過酸化水素の抗菌・治癒力が凄い! 』
キーワードは、やはり「過酸化水素」。ビタミンCが体内でつくり出す過酸化水素が、ウイルスに作用して抗菌・治癒力を発揮。はちみつとビタミンCは同じ過酸化水素というパワーで、ダブルでからだを守ってくれるのですね。
栄養素の宝庫であるはちみつに唯一不足しているのがビタミンCという点からも、この組み合わせは理想的。手軽に美味しく摂ることができる「はちみつレモン」は、実は寒い季節の免疫力アップや風邪の予防にぴったりなのです。
■ 他にもある!はちみつと合わせたい最強の素材

(1)緑茶
今、はちみつと同じように世界的にその効果が注目を浴びている「緑茶」。ミツバチ療法の専門家デトレフ・ミックス氏は著書のなかで、はちみつと組み合わせたときに、からだの免疫力を高めてくれることが特に期待できる素材として緑茶をあげています。
スーパーフードとしても名高い緑茶には、カテキンとビタミンCがたっぷり含まれているため、はちみつと同時に目覚めの一杯として飲むことは理にかなっているそうです。

(2)シナモン
また、緑茶と同じように、はちみつとシナモンも体調を整えるためには理想的な組み合わせ。デトレフ・ミックス氏は、小さじ1杯のシナモンパウダーを大さじ1杯のマヌカハニーで練ったペーストを自分の好みに合わせて、少しずつ適宜摂ることをすすめています。
シナモンは、はちみつと同様に血糖値の調整作用があることが明らかになっています。また、血行促進や冷え、むくみの解消、殺菌、解熱効果など、寒い時季にはうれしい作用がシナモンにはたくさんあります。
これからの季節の朝食には温かい緑茶、はちみつとシナモンたっぷりのトーストというメニューはいかがでしょうか。免疫力をアップする最高の朝ごはんになりそうです。美味しくて体に優しい「はちみつ生活」、本格的な寒さに備えてさっそくはじめてみませんか。
【出典】 tenki.jpさん
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 カズ飯/Cooking Kazuさん
「 甘うまっ!はちみつレモンの作り方 」