
■ 柿が赤くなったら医者が青くなる!?
ようやく秋らしくなったと思ったら、いきなり夏日がやってくる。気候が安定しない今の時期は免疫力も低下しやすいので体調管理が難しいです。また、夏の間に浴びた紫外線によるダメージが丁度今頃から出てきます。
秋になってから急に肌の調子が悪い、シミが濃くなった、肌がくすんでいると感じている人はご注意ください。そうした秋の美容と健康トラブルを予防するためには旬の食べ物を食べることです。特におすすめしたいのが「柿」です。
柿には心と体の健康を保つ上で欠かすことができない栄養素が豊富に含まれています。中でもビタミンCは特に豊富に含まれていて、人間が必要とする1日のビタミンCの量は100mgであるのに対して柿1個が200グラムに対して140~150mgほど含まれています。

『 柿はポリフェノールが豊富! 』
つまり、柿1個で1日のビタミンCが摂取できてしまうんです。また、柿にはワインの多く含まれているとして有名な「ポリフェノール(タンニン)」も豊富に含まれています。ポリフェノールには優れた抗酸化作用があり、老化予防に効果的です。
しかも、今回あらたに柿を食べることによって動脈硬化や高血圧、がんなどの生活習慣病にまで効くことが明らかになりました。ということで今回はまぐまぐニュースさんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。
柿食えば、動脈硬化に高血圧、
がん予防の効果まである?

■ 柿の新効果、ガン予防
昔から果物というより漢方薬として重用されてきました。それは「カキタンニン」という渋み成分の効果と言われています。甘柿にも含まれ、実の中に見える黒いゴマのようなツブがそれ。
最近の研究では甘柿のゴマはポリフェノールも含み、高血圧症やがんの予防にもなるとか。皮にもより多くの栄養が含まれ、そのまま薄切りにしてサラダに。また、オレンジジュースと一緒にミキサーでジュースにすると美味しく食べられます。

■ 柿酢で若々しい血管作り
柿が赤くなると医者が青くなると言われるほど薬効のある柿ですが、柿酢にするとはるかに健康効果が高くなるそうです。毎日少しずつ飲むことで高血圧改善、動脈硬化予防などさまざまな効果が。
作り方は熟した柿をヘタだけ取り、刻んで皮や種ごと瓶に入れ、お酢を注いで冷蔵庫で一晩寝かせて出来上がり。漉して液だけを使います(熟柿2個に対してお酢500ml)。
冷蔵庫で1年間保存可能で長く保存する時は漉しておきます。水で割って飲んだり、お料理にも。

■ 柿酢にすると健康効果がさらにアップ!
柿酢に含まれるポリフェノールは、細胞を活性させて、老化を防止するアンチエジング効果が期待できます。また、シミやしわ、肌荒れなどの肌トラブルを予防してくれます。
凄いのはこれだけではありません。柿酢に含まれるポリフェノールは、糖や脂肪の吸収を抑えてくれるので、ダイエット効果も期待できるんです。しかも、アレルギーの症状の緩和、記憶力の向上、体臭を抑える効能もあります。
そして、嬉しいことに柿酢にすることで、美容と健康効果がさらにアップします。とくにカリウムは凄くて、黒酢の約3倍もあるので、カリウムの優れた効能を余すことなく、得ることができます。
【出典】 まぐまぐニュースさん
【画像】 Pinterest
【動画】 DELISH KITCHENさんチャンネル
「 柿の切り方の基本 」