
■ 体の痛みは感情によって創りだされていた!?
我々人間は理性があるので、他の動物のように感情を剥き出すといったことは、特別な場をのぞいて良しとしません。怒りや悲しみといった様々な感情を出来るだけ表に出さない術を子どもの頃から半ば強制的に学ばされます。
負の感情を表にださないことは大人として当然のことように認識されているので、感情をコントロールできたからといって褒められることはありません。しかし、その代償として、自分の体が痛みとして負うことになると言われたらあなたはどう思いますか?。
■ 体の痛みは悪い感情が引き起こす?
私は長らく肩の痛みに悩まされていましたが、今回ご紹介させていただくペインチャート図(出典:カラパイアさん)を見て、なぜあれだけ長い間肩の痛みに悩まされていたのか、漠然ではありますが、分かったような気がします。
仕事で多方面から評価されていた時期がありまして、かなり傲慢になっていたと、今振り返ってみると色々なことが思い出され、反省しきりです。かなりきつく人に接していたと思います。それからなんです。体の至る所に痛みが生じたのは。
人間なので、悪い感情に支配されることもありますが、そうした状況に陥っても、すぐに感情を良い方向へとコントロールできるように、これからも色々な健康法を取り入れていきたいと思います。
その痛みどんな感情からきてる?
負の感情が及ぼす体の痛みを部位別で
表した「ペインチャート図」

■ 体の痛みと感情の深いつながり
「身体は魂を入れる器である」と言ったのはファイナルファンタジー・タクティクスに登場するキャラ「アラズラム・J・デュライ」である。少し中2じみた表現ではあるが、物事の本質を射ていると言えよう。私たちの身体は心の動きによって痛みを負うのだ。
「ネガティブな感情が健康に及ぼす影響」という記事によると、” 感情と経験は私たちのエネルギーであり、それは個々の細胞に記録され続けている。" と表現されている。
■ 感情を抑えすぎると体の痛みが暴発する?
人間は、あまりにも感情を抑えすぎてしまうと、身体の筋肉が硬直してしまい、そのまま放置してしまうと次第に血流やリンパの流れが悪化して、身体に痛みが生じる原因となってしまいます。このため「感情は筋肉に宿る」と言われています。
我々日本人は感情を抑えることが美徳とされているわけですが、ストレス社会のおいては、心と体に大きなダメージを与えかねないだけに注意が必要です。しかし、そうはいっても感情を露わにしたくても出来ない場面も多いですよね。
例えば職場で上司や先輩社員などです。自分に何ら非がないにもかかわらず、怒りを我慢しなければなりません。こうした表現されなかった怒りの感情は体内に抑圧されたまま留まります。
■ 感情をコントロールして体の痛みを抑えるには?
意外に思われるかもしれませんが、負の感情が、体を強張らせ、筋肉を緊張させて、肩こり、頭痛、顎関節症、肩こり、腰痛などの痛みを生じさせてしまいます。これらの症状がなかなか取れない方は常日頃から感情が抑圧されている可能性が高いです。
ですので、感情を抑えることが多い人や、感情を表現するのが苦手な人には、日記を書くことをオススメします。日記にプラスしてウォーキングなどの適度な運動を行うとさらに感情をコントロールしやすくなります。
体の痛みを感じた時、病院にいっても原因が不明なことも多い。その原因は心の変化や負の感情、いわゆるストレスから来ている場合がある。海外サイトで、どんな感情の変化によって、体のどの部分に痛みを感じるのかがわかるチャート図が紹介されていた。

■ 体の痛みの原因が分かる各部位のペインチャート!
自分が今持っている体の痛みと照らし合わせながら占いを見るような感覚で当たっているかどうかを確認してみるといいだろう。
首:物事を様々な角度から捉えられない人に多い。頑固・強情
肩:自らの能力を好意的に社会に活かしているが、自らの態度が重荷となっている。
脊椎:主に日常生活でのサポートに関連するものが多い
脊椎(上部):感情面でのサポートが足りていない証拠。愛情を十分に受けておらず、心の中に秘めた感情を吐き出せていない
脊椎(中部):罪の意識・過去の束縛
脊椎(下部):金銭面での悩み・恐怖・トラブル
肘:人生の転機と新しい事への挑戦を受けた時に見られる
手首:物事の移り変わりとそれに伴う安堵感
腰:大きな転機で前進する事に対する恐怖感
膝:プライドとエゴ・意見を曲げる事の出来ない強情さ・恐怖等
足首:強情さと罪の意識。また足首は快感を受けた時に反応しやすい部位でもある
バニオン(足の親指内側に出来る腫物・腱膜瘤):新しい経験に対する満たされない気持ち・不満感の現れ
『他の関連性』
関節炎:愛情の足りていない状態、非難・憤り
骨折:権力に対する反感
骨液包炎:抑制した怒り
炎症:恐怖、他の炎症を見た事によっても引き起こされる
関節痛:人生の転機とこの転機による安堵感
身体のバランスが取れない時:未整理な一貫性の無い感情・考え
坐骨神経痛:偽善者になりがち、金と未来の心配を持っている
椎間板ヘルニア:優柔不断、人生でのサポートが足りていない
捻挫:人生の方向性が気に食わない、怒りと抵抗の現れ
凝り:硬直した状態
全体的な脱力感:精神的休養の必要性あり
【出典】 カラパイアさん:(翻訳・riki7119さん)
【原文】 ELITE DAILYさん:(文・Lauren Martinさん)
【画像】 カラパイアさん
【画像】 Pinterest
【動画】 高橋俊彦さんのチャンネルより
「 EFT : 身体の痛みの感情的要因 」
■ 体の痛みの原因とペインチャートに関するまとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。体の痛みと感情が密接に繋がっているとは思いもしませんでしたが、過去を振り返ってみると納得できることが私にも多々ありました。
仕事が忙しくて、ストレスフルな毎日を過ごしているときは、頭痛や胃痛に悩まされていました。上司に対する怒りの感情をかなり無理やり抑え込んでいたが原因だと今になってみれば分かります。
だからといって、怒りを上司にぶつけるわけにはいかないので、上述させていただいた方法で自分で自分と対話しながら荒ぶる感情を癒すしかないですね。