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■ 腸の凄すぎる働きについて!


 
腸は第二の脳といわれるくらい重要な役割を担っている器官です。腸は食べ物の消化・吸収・排泄だけでなく、「セロトニン」や「オキシトシン」といった、いわゆる幸せホルモンと呼ばれる脳内物質の分泌の約90%は腸によるものです。
 
 
つまり、人が幸せに生きるか、あるいは不幸を背負って生きるかは、腸の状態で決まると言っても過言ではないほど腸の役割は非常に重要なんです。ちなみに脳死したとしても、腸は単独でしばらくの間は機能します。
 
 
 
 

『 免疫細胞の約60%が腸の中にある! 』


 
しかし、腸が完全に死んでしまうと、脳の働きも完全に停止します。それくらい重要な器官でありながら、多くの人が腸の重要性に気がついていないため、腸内環境を悪化させ、自ら体調不良を引き起こしています。
 
 
上図にありますとおり、免疫細胞の約60%が腸内にあるため、腸の働きを悪化させてしまうと免疫機能そのものが低下してしまいますので、心と体の健康のためにも腸内環境を常に良い状態に保つ必要があります。
 
 
 
 

『 悪玉菌が増えると様々な病気の原因に! 』


 
また、腸内環境が悪化すればするほど、いわゆる善玉菌(ヤセ菌)が減り、悪玉菌が増えてしまうので、さらに心と体の健康が蝕まれてしまいます。ではどうすればいいか?。腸内環境を改善すればいいんです。
 
 
腸がキレイになると、がん、生活習慣病、アレルギー、うつ、肥満などを予防できますし、腸の働きが良くなれば自律神経のバランスも良くなるので、体全体の働きが良くなります。こうした理由から最強の健康法は実は「腸活」なんです。
 
 
今回は腸内環境を改善するメリットについて自分史上最高の腸になる!腸で酵素をつくる習慣(高畑宗明著)をベースに分かりやすく解説しているダイヤモンド・オンラインさんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。



 
 
【人類よ「ヤセ菌」を増やせ!】
 
 
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■ 糖質制限ダイエットのデメリットとは!?


 
ちまたではあらゆるダイエット方法が生まれているが、いまだ根強い人気なのが「糖質制限ダイエット」だ。かなりの割合で効果があるとされる一方、リバウンドしやすいのも特徴であるこの「糖質制限ダイエット」には、実は大きな落とし穴がある。「便秘」だ。
 
 
まず、糖質制限を始めると食事の量が減ることで、便の材料も減ってしまう。さらに、普段穀物から摂取していた食物繊維量が減少することで、悪玉菌が増加し便秘へとつながり、結果的にやせにくい不健康な体を作ってしまうのだ。
 
 
では、炭水化物などの糖質を摂取しながらやせるには、どうしたらいいのだろうか?カギは「ヤセ菌」にあった。
 
 
 
 
 
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■ 「ヤセ菌」を増やしてヤセ体質に改善!


 
農学博士で『自分史上最高の腸になる!腸で酵素をつくる習慣』(朝日新聞出版)の著者でもある高畑宗明さんによると、そもそも腸内にはさまざまな菌があり、そのバランスをコントロールすることが健康やダイエットの秘訣(ひけつ)だという。
 
 
そのためには「ヤセ菌」を増やすことが大切だ。「ヤセ菌」を増やすこつは、冷たい炭水化物に含まれる「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」を摂取すること。
 
 
そうすることで、やせ形の人の腸内細菌バランスに近づくことができるのだという。
 
 
 
 
 

■ 外食でもダイエットできる!?


 
レジスタントスターチは、難消化性でんぷんのため、糖として小腸で吸収されにくく、そのまま大腸へ行き一部が吸収されて、残りは便になる。そのため、摂取カロリーが抑えられるのだ。
 
 
そんな夢のような成分・レジスタントスターチは、おにぎりやポテトサラダ、冷やし中華やざるそばなど、冷たい料理に多く含まれている。
 
 
 
 

『 外食のさいの注意点とは!? 』


 
米や大豆、あずき、そば、うどん、パスタ、マカロニ、じゃがいもなどを使用して調理し、温めずに冷たいままで食べるのがこつ。
 
 
ダイエットの天敵「外食」でもレジスタントスターチを摂れるメニューはたくさんある。ランチなら冷たいおそばやうどん、冷製パスタに冷やし中華と、夏ならではのメニューが並ぶ。おつまみには枝豆・ポテトサラダ、マカロニサラダを。
 
 
ちょっとぜいたくしたいときは、おすしもおススメだ。
 
 
 
 
 
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■ 腸内環境を改善する凄いメリット!


 
また、水溶性食物繊維を含んだ食品(わかめ、長いもなど)、イヌリンを含んだ食品(ごぼう、玉ねぎ、にんにくなど)、発酵食品(納豆、みそ、キムチなど)にも同様の作用があるため、トッピングなどで工夫してみると、相乗効果も期待できる。
 
 
腸内環境を整えることで、ダイエットだけでなく、睡眠の質やホルモンバランスも改善され、うつまで予防すると、高畑さんは指摘する。さらに、私たちの体にある免疫細胞のうち、70%が腸に集中しているという。
 
 
 
 

『 まずは食生活を改善! 』


 
免疫細胞が低下すると病気にかかりやすくなり、特に細胞のがん化を防ぐメカニズムには、免疫細胞が深く関わっている。つまり、腸内環境を整えることが、がん予防にもつながるというのだ。
 
 
まずは自分の便の臭いや色、かたちをチェックしてみよう。気になった人は、腸内環境改善のために食生活から変えてみてはいかがだろうか。気がつけばダイエットもできていて、一石二鳥の夏になるかもしれない。
 
 
 
【出典】 ダイヤモンド・オンラインさん
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 Ivan Goodwinさん
 
「腸内の悪玉菌増殖を見極める9つの症状」
 

 
 
 
 

■ 腸内環境を改善するメリットのまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
 
腸内環境を整えると免疫力がアップすること以外にも、幸せホルモン「セロトニン」という脳内物質の分泌が活性化するので、一日中気分よく過ごせるようになります。
 
 
以下の記事にて腸内環境を整える食品について詳しく解説していますので、是非コチラの記事もお読みください。
 
 

腸内の善玉菌を増やして「大腸がん」を予防!「腸内の善玉菌」を増やす食品5選!血流を改善して免疫機能を強化!


 
 
 

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