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【朝ごはんを食べると得られる効果】
 
(1)脳の働きを活発にし、集中力や記憶力が高まる
(2)体温が上昇して代謝が高まる
(3)太りにくいカラダを作る
(4)腸を刺激して便秘解消
(5)疲労感が少ない
 

 
 
 
 

■ 朝ごはんは絶対に食べたほうがいい!?


 
朝ごはんを食べない人が依然として増えています。
 
 
殘念ながら夫婦共働きの家庭が増えているため、家庭の事情によっては小学生くらいの子どもたちの間でも朝ごはんを食べない子どもが増えているのが現状です。
 
 
夜にごはんを食べてから朝起きるまでに10時間近く間があきます。
 
 
この間にエネルギーをとっていないので、ごはんを食べないと脳を活性化させるブドウ糖が不足するのでやる気が起きません。
 
 
また、集中力も低下します。
 
 
しっかりエネルギーをとって朝からエネルギッシュに活動するためにも朝ごはんの役割が非常に重要になります。
 
 
そして、長期間にわたって朝ごはんを食べないと脂肪燃焼効率も悪化するので太りやすくなるので注意が必要です。
 
 
 
 
 

▼ 朝食を抜くのはリスクが大きすぎる!


 
そして、朝ごはんを抜くと健康や美容に悪影響を及ぼすだけでなく、長期間に渡ると「うつ病」など精神疾患(軽度の)を引き起こしやすくなってしまいます。
 
 
ですので、朝ごはんは色々な意味で欠かすことができません。
 
 
しかし、ただ食べればいいというわけではありません。
 
 
ということで、今回は朝ごはんの持つ優れた効能・効果を分かりやすく解説しているSuzieさんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。




 
 
老化を遅らせ、うつも防げる?
朝ごはんがもたらす10の効果

 
 
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■ 朝ごはんの凄い効果(1)
「体内時計のリセットでリズムが整う」


 
私たちの体内時計は、地球の自転より少し長い約25時間で一周するそうです。
 
 
そこで地球の自転と体のリズムが合うようにしておくことが大切だというわけですが、三食をきちんと食べるリズムをつけると、「摂食余地反応」が起きるようになるとか。
 
 
すると体が食べる準備を整えはじめるので、食べたものがすんなりと消化され、朝の排便もスムーズになっていくということ。
 
 
 
 
 

■ 朝ごはんの凄い効果(2)
「朝方やせ生活の基礎ができる」


 
朝ごはんを食べるとやせる大きな理由は、
 
 

・代謝スイッチを入れる
 
・筋肉の分解を防ぐ
 
・血糖値の上昇を防ぐ
 

 
の3つ。そして夜型の生活朝型にすることで、エネルギーを代謝するのに有効な体の基礎ができ、健康的なやせ体質になるそうです。
 
 
 
 
 

■ 朝ごはんの凄い効果(3)
「体温が上がって代謝スイッチ、オン」


 
朝起きてすぐは低体温ですが、朝ごはんを食べることで徐々に体温が上がっていき、さらに代謝が活性化することに。
 
 
たかが体温と思われるかもしれませんが、体温が1℃上昇するだけで基礎代謝(安静にしていたとしても代謝するエネルギー)は13~15%もアップするのだといいますから無視できません。
 
 
 
 
 
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■ 朝ごはんの凄い効果(4)
「脂肪燃焼に欠かせない筋肉の浪費をSTOP」


 
筋肉細胞がなければ、効率良く脂肪を燃やすことは不可能。
 

ところが朝ごはんを抜いて燃料不足のまま1日をスタートしてしまうと、せっかくつくった筋肉が勝手に分解されてしまうことがあるのだとか。
 
 
だからこそ、朝に糖質を摂ることが重要。筋肉を崩させないための重要なエネルギー補給になるからです。
 
 
 
 
 

■ 朝ごはんの凄い効果(5)
「血糖値の急上昇を防ぎ、老化を遅らせる」


 
血糖値が急上昇することにより、余った糖質が体内のタンパク質と結合して「糖化」を起こし、老化物質の「AGEs」を生み出すという説があるそうです。
 
 
糖化が進むことで細胞が老化し、それは肌などにも影響することに。
 
 
しかし朝ごはんが、血糖値の数値を改善したという報告もあるのだとか。
 
 
 
 
 

■ 朝ごはんの凄い効果(6)
「脳機能を活性化してやる気スイッチもオン」


 
朝ごはんを食べた場合、論理的思考に影響している「左脳」、感性に関係する「右脳」の両方が活性化されるのだといいます。
 
 
つまり朝ごはんを食べたほうが仕事での集中力、注意力、事務処理能力などのパフォーマンスが上がり、オリジナリティあふれるアイデアも生まれやすくなるということです。
 
 
 
 
 

■ 朝ごはんの凄い効果(7)
「眠れないという悩みにも効果的」


 
睡眠をコントロールするポイントとなるのが、食品からしか摂ることのできない必須アミノ酸の「トリプトファン」。
 
 
そしてトリプトファンを摂ると、気分を落ち着けるセロトニンが分泌されることに。
 
 
セロトニンは夜になると、睡眠のリズムをつかさどるメラトニンというホルモンに変わります。
 
 
つまり朝ごはんから摂ったトリプトファンからセロトニンをたっぷりつくれば、メラトニンも十分にでき、ぐっすり眠れるわけです。
 
 
 
 
 
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■ 朝ごはんの凄い効果(8)
「成長ホルモンをコントロール」


 
成長ホルモンはアンチエイジングホルモンとも呼ばれ、老化防止には欠かせないもの。
 
 
そして成長ホルモンを効率よく出すために必要なのが「空腹」。
 
 
おなかがすくと胃の粘膜から「グレリン」という摂食促進物質が出てくることになり、脳では成長ホルモンの分泌指令が出されるので、好循環が生まれるわけです。
 
 
 
 
 
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■ 朝ごはんの凄い効果(9)
「自律神経を整え、うつを防ぐ」


 
自律神経も体内時計と深い関係があるため、朝ごはんとも深く関連しているとか。
 
 
事実、朝ごはんを食べている人と食べていない人を調査したところ、食べている人のほうが、心が落ち込んだり、情緒不安定になったりすることが少ないことがわかったのだといいます。
 
 
 
 
 

■ 朝ごはんの凄い効果(10)
「日中の酸化を防ぐ」


 
生きていくためには酸素を吸うことが不可欠ですが、酸素を吸うと、体内に活性酸素やフリーラジカルができ、老化を早めてしまうのだといいます。
 
 
例えば加工食品を食べ続けて体の酸化(さびる)が進むと動脈硬化が進行して心筋梗塞や脳卒中の原因になります。


健康面だけでなく、しみやしわの原因となる可能性もあるので、美容面でも悪影響があります。
 
 
年齢を重ねるごとに、活性酸素に対抗する「スーパーオキシドディスムターゼ」という酵素が減ってしまうことが原因。
 
 
そこで、朝ごはんを食べるときに抗酸化作用のある食べものを指揮してたっぷり食べることが必要になるということ。
 
 
 
 
【参考】
 
朝ごはんはすごい - 一生太らない食べ方習慣 - (正しく暮らすシリーズ)
 
 
【出典】 Suzieさん:(文・印南敦史さん)
 
【画像】 Pinterest
 
 
 
 

■ 朝ごはんは絶対に食べたほうが良いのまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
 
朝、ちょっとした食べ方の習慣を変えるだけで体が変化し、すがすがしい毎日を実現できると著者は断言しています。
 
 
しかも本書の魅力は、読んでいるだけできちんと朝ごはんを食べたくなってくること。
 
 
「食べなきゃいけないことはわかっているけど、なんとなく食べる気がしない」というような方は、本書を読んでみれば気持ち変わるかもしれませんね。