
■ おにぎりダイエットとは!?
最近のダイエットは「炭水化物制限ダイエット」など何かと制限が多いですが、つんく♂さんやEXILEメンバーも実践されている「おにぎりダイエット」の優れたダイエット効果がネットを中心に話題となっています。
先に述べた通り、最近のダイエットの傾向として「炭水化物」は、目の敵にされていますので、おにぎり好きの私としては非常にありがたいですが、どうしても効果の面で疑念が払拭できません。

『お米=太るは嘘だった!?』
ということで、今回は「おにぎりダイエット」は、炭水化物を中心に食べるにもかかわらず、なぜダイエット効果が高いのか、この点についてまとめさせていただきました。

■ おにぎりダイエットとは!?
「おにぎりダイエット」は、一般的に太りやすいとされている「ご飯(炭水化物)」をダイエットに用いてます。しかも、朝、昼、晩の食事で好きな具(具を入れなくてもOK!)を入れた「おにぎり」を食べるだけという非常にシンプルなダイエット方法です。
お米は炭水化物の中でも燃焼しやすく、体を温めることができるので、パンや麺と比べて脂質が少ないうえに「アミノ酸」バランスが良いので、食べてもすぐに太ってしまうようなことはありません。

■ なぜおにぎりで痩せるのか!?(その1)
おにぎりダイエットは、「基礎代謝において内臓が占める割合が大きい」点に注目したダイエット法でして、ポイントは、冷めたごはんです。ごはんが冷めると「レジスタントスターチ」という成分が発生し、この成分がおにぎりがの肝になります。
実は、このレジスタントスターチという成分は「難消化性デンプン」のことでして、「食物繊維」と同じ働きをします。
レジスタントスターチは、胃や小腸で消化されません。ですので、「デンプン」なのにエネルギーになりにくく、しかも、腸内環境を整えられるため、便通の改善や肥満、生活習慣病などの予防効果も優れているため、これがダイエット効果につながります。

■ なぜおにぎりで痩せるのか?(その2)
また、おにぎりダイエットは、インシュリンの分泌を制御してくれる働きがある点も非常に優れています。また、お米は消化吸収のスピードが遅いのでインシュリンの分泌がさほど多くないので、脂肪として体に残ってしまう量が少ないことから、ダイエット効果が高いとされています。
消化されるのが遅い分、腹持ちも良くなりますので、食欲が増大するのを抑えてくれます。

■ おにぎりダイエットを実践するさいの注意点
おにぎりダイエットは、短期間(1~3週間程度)で行なうのが原則です。できれば、最初はあまりよくばらず、1~2週間を目安に行ないましょう。
具体的な量についてですが、2~3合分のおにぎりを、1日3~4回に分けて食べます。また、おにぎりの量は朝食に1つ、昼食に3つ、夕食に1~2つくらいが理想です。
また、おにぎりの具についてですが、基本的には何でもOKです。しかし、ダイエット目的で食べるわけですから、なるべく脂肪の少ないおかか、梅、昆布などがおすすめです。

■ 偏りがちな栄養バランスをどう整えるか?
当然のことながら、おにぎりダイエットは、おにぎりだけを食べるので、栄養が偏ってしまうというデメリットがあります。ですので、おにぎりの他には、サラダや蒸し野菜、おひたし、具沢山の汁物など、野菜も沢山食べるようにします。
ダイエット中はもちろん間食はダメですが、食事の際にはおにぎりだけでなく、栄養がしっかり摂れるようにサラダと味噌汁を添えましょう。

■ おにぎりダイエットでやっていはいけないこととは?
実はおにぎりダイエットにはいくつか細かいルールがあります。まず、おにぎりダイエットを行ってる間は、肉や魚を食べてはいけません。また、ご飯以外の炭水化物(パスタ、うどん、パン、イモ類、トウモロコシなど)も避けなければなりません。
勿論飲み物にも注意が必要です。コーヒーや砂糖がたっぷり入ったミルクティ、カロリーメイトやウィダーインゼリーなどはNG食品に当たります。
また、飲み物も水またはお茶、ノンカフェインノンシュガーのものを飲んでください。おにぎりダイエットは、得られる結果に個人差があります。期待したような効果が得られなかったり、自分には合わないと思ったら、すぐにやめてください。

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【画像】 wikiHow
【動画】 ABC Cooking Studioさん
「 三角むすび・俵にぎり 」
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