
■ リンゴと酢の優れた栄養素について
リンゴ酢は、文字通りリンゴをお酢につけたものでして、その優れた美容と健康効果から、ここ2~3年で愛用者が劇的に増えています。ちなみにリンゴと酢に含まれる栄養素はそれぞれ以下のとおりです。
【リンゴ】
(1)ビタミンA
(2)ビタミンB(B1,B2,B6)
(3)ビタミンC
(4)ビタミンE
(5)ナイアシン
(6)タンパク質
(7)脂質
(8)炭水化物
(9)カリウム
(10)カルシウム
(11)マグネシウム
(12)リン
(13)食物繊維

【お酢】
(1)ビタミンB(B1,B2,B6,B12)
(2)ナイアシン
(3)ビオチン
(4)ナトリウム
(5)カリウム
(6)カルシウム
(7)マグネシウム
(8)リン
(9)亜鉛
(10)クロム
■ リンゴ酢の効果とは!?

(1)ダイエット効果
リンゴ酢は、リンゴと酢の持つ栄養素を素早く吸収できるので、美容と健康に大変優れた効果が期待出来ます。リンゴ酢には新陳代謝を活発化するだけでなく、体に不要なカロリーの燃焼を促す作用があります。
また、食事の前にリンゴ酢を飲むことでは満腹感が得やすくなるので、食べすぎを防ぐことができます。元々お酢にはエネルギー代謝を促進し、必要以上に栄養成分を吸収するのを抑えたり、カロリーが蓄積されにくくする効果があります。

(2)美肌効果
リンゴ酢は毛穴の汚れを落としたり吹き出物の皮脂量を抑える以外にも、収れん効果も期待できます。また、リンゴ酢を入浴剤の代わりにお風呂に入れれば、肌のデトックスにもなります。
お酢はビタミンCの破壊酵素の働きを弱め、血行が良くなり、新陳代謝を活発化する働きによって、肌色アップ、しわ、シミ、くすみを解消するなど、肌を若々しく保つのに非常に効果的です。

(3)疲労回復効果
りんご酢に含まれるリンゴ酸やクエン酸といった有機酸には代謝を促進する働きがあり、疲労物質である乳酸やピルビン酸の生成や蓄積する働きを抑えることによって、疲労回復効果が高いとされています。また、血行が改善されるため、肩や首のコリにも効きます。

(4)糖尿病や高血圧などの生活習慣病予防
リンゴ酢に含まれる植物繊維は2型糖尿病を改善・予防する効果が期待できます。毎晩小さじ2杯ほどのリンゴ酢を飲むことによって、翌朝にはグルコースの低下がみられます。
りんご酢に含まれるカリウムは、体内から塩分を排出する作用があり、血圧を下げる効果があるため、リンゴ酢を飲むことによって、高血圧などの生活習慣病を予防する効果が期待できます。

■ リンゴ酢と摂り方について
リンゴ酢は、そのまま飲むのがもっとも簡単な方法です。リンゴ酢を原液のまま飲むのではなく、水や炭酸水などでお好みの濃さに薄めて飲むと良いでしょう。
また、色々な調味料と合わせると旨味が増します。ドレッシングや麺つゆなどに入れる味の旨味が増しますし、夏の暑い日でも食欲が増すのでおすすめです。

■ リンゴ酢の作り方について
『 STEP1 』
りんごをよく洗い、水分をしっかり拭き取ります。
『 STEP2 』
リンゴの皮は剥かずに、芯を取って、いちょう切りにします。
『 STEP3 』
専用のビンにりんごを入れてハチミツと酢を1:1の割合でリンゴがかくれるまで入れて下さい。
『 STEP4 』
ビンのフタをして常温で保管します。
『 STEP5 』
日に数回程度、ビンを振って下さい。
『 STEP6 』
1週間後から飲むことができます。
『 STEP7 』
りんごは、そのままにしておいて、スムージーに入れて飲むと美味しく頂けます。夏バテ予防にピッタリです。是非ご家庭でお試しください。
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【画像】 wikiHow
【動画】 Bi Yaseさん
「 りんご酢ダイエット~便秘の解消や高血圧にも効果的~ 」