
■ 緑茶はまるで薬のよう!?
ペットボトルの緑茶の売上が右肩上がりに増えています。中高年だけでなく、若年層にも人気が広がっているためです。それだけ需用があるわけですが、そうした背景には、緑茶の優れた美容と健康効果があげられます。
最近やたらとトクホのCMを目にしますが、それほどまでに緑茶が美容や健康にいいとされる理由は、タンニンとカテキン(両方ともポリフェノールの一種)など体に良い成分が緑茶には豊富に含まれているためです。
ちなみにタンニンは優れた抗酸化作用で体内の活性酸素を除去し、また、カテキンはストレス抑制効果に優れているため、これらの成分には以下の病気やその症状を予防・改善する作用があります。
(1)免疫力アップ
(2)ダイエット
(3)ボケ防止
(4)糖尿病予防
(5)コレステロール値の低下
(6)記憶力の向上
(7)二日酔い防止
(8)ストレス解消
(9)成人病予防
(10)動脈硬化や脳卒中予防、血圧降下予防
(11)ガンの予防
(12)食中毒の予防
(13)虫歯予防

ということで、今回は緑茶のもつ優れた健康効果について分かりやすく解説したMAG2NEWSさんの記事と氷水でつくる緑茶の美味しい淹れ方を解説した動画を合わせてご紹介させていただきます。
氷水でつくる緑茶は、免疫力をしっかり高めてくれるので、夏にピッタリの飲み物です。是非沢山作りおきして、がぶがぶ飲みましょう!!。
緑茶を1日5杯以上飲む人は
心筋梗塞、脳卒中、喘息のリスクが減る?

■ 緑茶を飲むと心筋梗塞・脳卒中・喘息を予防できる!?
今日は、緑茶を飲むと心筋梗塞・脳卒中・喘息で死なないんだって? というお話です。
日本における大規模集団コホート研究において、緑茶の摂取が全死因および3つの主な死因の死亡リスクを減らす可能性が示唆されました。
わが国において、緑茶の摂取量と原因別死亡率(全死因、癌、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、外傷、その他)との関連を調査した結果が、示されました。

「多目的コホートに基づく癌予防など健康の維持・増進に役立つエビデンスの構築に関する研究」(主任研究者:国立がん研究センターがん予防・検診研究センター 津金昌一郎氏)において、
全国11保健所と国立癌研究センター、国立循環器病研究センター、大学、研究機関、医療機関などとの共同研究として行われました。

■ 緑茶を5杯以上飲むと生活習慣病リスクが激減!?
本研究で、1990~1994年に40~69歳だった日本人男女9万914人をフォローアップしたところ、18.7年の追跡期間中に1万2,874人が死亡しました。
緑茶摂取量と全死因および主な死因による死亡リスクとの関連について評価しました。主な結果は以下のとおり。
男性における全死因死亡のハザード比は、緑茶を1日1杯未満しか飲まない人と比較して、1~2杯飲む人では0.96、3~4杯飲む人では0.88、5杯以上飲む人では0.87でした。また、女性におけるハザード比は、順に0.90、0.87、0.83でした。

緑茶摂取は、男女両方における心疾患による死亡率、男性における脳血管疾患および呼吸器疾患による死亡率と逆相関していました。
緑茶摂取と全癌死亡率との間には関連が認められませんでした。やっぱりそうなんですね。緑茶は体にいいんですね。ドクタースマートは、毎朝緑茶を2~3杯飲んでいますよ。皆様も、もっと緑茶を飲みましょうね。
【出典】 MAG2NEWSさん
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 rany Yoshidaさんのチャンネル
「緑茶」飲めば飲むほど・・・「死亡」の危険性が低下
カテゴリ
タグ
None