
■ おなかの調子はいかがですか?
今の時期は台風などの影響により気候の変化が激しいため疲労、だるさ、イライラ、めまいといった体調不良に悩まされるケースが少なくありません。
意外にもこうした体調不良の多くが胃と腸の状態が悪化していることが原因とされています。
胃と腸の働きを改善して、こうした様々な体調不良の症状を解消する健康法として今回ご紹介させていただくのが、『1日1分で人生が変わるおなかもみ上げ
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整体の世界では結構昔からある手法なんだそうですが、整体師でもある著者の先生が、これまでの経験から、誰でも簡単に不調を改善できる「おなかもみ上げ」を提案したところ、その優れた効果が瞬く間に口コミで広がりました。
▼ 胃や腸の働きを改善するメリットとは?
胃や腸は食べ物を消化するだけでなく、その他にも健康を維持する上で欠かすことができない色々な働きがあるので、胃や腸をつねに良い状態に保つことによって、健康維持につながります。
1日1分程度「おなかもみ上げ」でお腹を刺激してあげることによって、胃や腸の働きが次第に良くなり、様々な体調不良の症状を改善することが期待できます。
しかも、「おなかもみ上げ」は、場所を選ばず、どこでも出来る点も大きな魅力です。
ということで、今回は「おなかもみ上げ」の優れた効果・効能について分かりやすく解説したダ・ヴィンチニュースさんの記事と「おなかもみ上げ」を実演している動画を合わせてご紹介させていただきます。
すべては、おなかが原因だった…!
1日1分の「おなかもみ上げ」で
ストレス、肩こり、便秘、痩せにくいなどの
症状をスッキリ解消

まず最初に、本書では7つのチェック項目が紹介されています。
この中で当てはまるものはいくつあるでしょうか?
1.「重だるい感じ」の首こり、肩こり、腰痛がいつもある。
2. 昔より太りやすく、痩せにくくなった。または、すでにメタボに近い。
3. おなかが張りやすい。
4. 油もの、お酒、大事な本番前など、ちょっとしたことで下痢になる。
5. 便秘気味である。
6. むくみがひどい。
7. 寝起きの体調が悪い。
■ 放置するとメタボの原因に!
これらはすべて、内臓が疲れている人に共通する症状だそう。
一見おなかと関係なさそうなものもありますが、大腸や膀胱の疲れがしつこい腰痛の原因となったり、おなかの太い血管がつまると全身の巡りが悪くなってむくんだり…。
実はおなかと関係している、というケースが多いらしいのです。
これ、意外にみんな知らないのでは?そして、なんとおなかの不調がメタボの原因にも!
▼ 太るとリンパや血液の流れが悪化して体調不良の原因に!
血液は水道、リンパは下水道と考えるとそれぞれの持つ役割が理解しやすいと思います。
血液は心臓から出された栄養や酸素を運ぶ役割があります。
一方、リンパは体内で不要になった老廃物や疲労物質を回収して運ぶ下水道のような役割があります。
ですので、血液やリンパの流れが悪化すると様々な体調不良を引き起こすリスクが高まります。
内臓機能が落ちると脂肪を溶かす力も落ちて、太りやすくななります。
太るとリンパ節がつまり、血行が悪くなるので、さらに内臓も動きづらくなる…と無限の負のループに陥ってしまうのだとか!
運動をしても、食事を減らしてもなかなか痩せない、という人は、おなかのケアをする必要があると、著者は説きます。
この無限ループ、おそろしい…。
■ 様々な体調不良を改善できる!?
「おなかもみ上げ」を実践すると、内臓疲労が解消されて体内が巡りだします。
すると、上に挙げたような不調や痩せにくいという状態も、自動的に良くなっていくとのこと。
負のループではなく、今度は健康で体調良好なループに入っていくということなのです!
おなかのケアって、私たちが思っている以上に大事なのですね。
そこで、自他ともに認める重度の肩こり持ちで、ここ10年、3日に1回ぐらいしか便が出た試しがない(!)不調の塊のワタクシが、おなかもみ上げを試してみました。
■ おなかもみ上げのやり方
おなかもみ上げのやり方はとても簡単。
おなかの中を優しく揺さぶり、混ぜるようなイメージで行うことがポイント。
寝る前にやるのが効果的ということで、早速試してみると…。
最初はさする位置が分かりづらいものの、何回か続けると「ここを触ると心地いいな」と感覚がつかめてきます。
やり終わると、短時間ながらおなかがぽかぽか温まるような感覚。
▼「お腹もみ上げのやり方補足!」
グイグイ手に力を入れながら、お腹を押し上げるのではなく、軽くクイクイ押し上げるイメージです。
こうすることで、お腹をスムーズに動かすことができます。
血行が良くなり、代謝もよくなるので、冷えが解消されます。
ツボ押しも優れた効果が色々ありますが、初心者の方がお腹のような大きな部位をツボ押しするのは難しいですが、このようにやれば誰でも簡単にできます。
『お腹もみ上げのコツ』
●1.指先を重ねる
●2.お腹の中を揺らし、混ぜるイメージ
●3.呼吸(スで吸う、ホで吐く)
▼ ポイント1.指先を重ねる

▼ ポイント2.お腹の中を揺らし、混ぜるイメージ

▼「お腹もみ上げをスムーズに行うコツ」
「スッ、スッ、スッ」と言いながら、何か匂いを嗅ぐ感覚で呼吸するのですが、こうすることで、脳に沢山酸素がとおりやすくなり、お腹まで酸素が届きやすくなります。
つまり、初心者の方でも自然と腹式呼吸を行ないやすくなります。
息を吸うのは鼻、吐くのは口が理想の呼吸です。
ちなみに呼吸を吐くさいのポイントについてですが、ほっとするときの「ほっ」の感覚で行ないます。
このように「ホッ」と言葉にして発することによって、横隔膜を刺激します。
これが心と体を安定させるメカニズムです。
意外に思われるかもしれませんが、たったこれだけで緊張状態にある人は心が安定し、次第に落ち着きます。
【出典】 ダ・ヴィンチニュースさん:(文・野々山幸さん)
【画像】 Pinterest
【動画】 楽ゆる整体 トータルリチューニングさん
おなかもみ上げ3つのコツ
■ お腹もみ上げのやり方と効果のまとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
お腹もみあげで腸の働きが良くなると次第にお通じも良くなります。
肩こりが辛ければ肩を触るし、足がむくめば足を揉んだりもするけれど、おなかをじっくり触ったことってこれまであまりなかったなぁ…と実感しました。
そして、驚いたのが翌朝。なんと、起きてすぐ便通があり、それも近年稀にみる快便!
朝にちゃんと便が出ることなんて、ここ数年ほとんどなかったのに…。
もちろん、食事とか体調とかいろいろな要素が重なったとは思うのですが、確実におなかもみ上げの効果アリ!と確信しました。
原因不明の不調に悩まされている方。「おなかもみ上げ」をぜひ試してみてください!