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■ もち麦ダイエットの健康効果が凄い!?


 
ここに来て「もち麦」が20代~30代の女性を中心に注目を集めています。それもそのはず、もち麦は低カロリーでありながら、あの玄米よりも「食物繊維」など美容と健康に良い栄養素が豊富に含まれているからです。
 
 
このため「もち麦」は特別な食事制限をすることなく痩せることができることから、ダイエット食材として人気が高まっているわけですが、ダイエット以外にも優れた美容と健康効果が期待できます。
 
 
ちなみに、もち麦は、その名の通り「もち性」の大麦のことです。とろろご飯で良く使われるもち麦は、粘り気の少ない「うるち性」になります。
 
 
 
 

『 もち麦ダイエットのキモは食物繊維! 』


 
もともと大麦には多くの食物繊維が含まれています。とくに、もち麦に含まれる食物繊維の量は他の食品を寄せつけないほど圧倒しています。また、プチプチ、プリプリした食感も噛みごたえがあるので、満腹感が得られやすいです。
 
 
私個人的なオススメは「麦とろご飯」です。写真にあるような形でいつも「麦とろご飯」を頂いているのですが、超簡単につくれますので、栄養が不足しがちな一人暮らしの方にもオススメです。
 
 
 
 
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『 もち麦ダイエットはレシピも豊富! 』


 
また、もち麦はごはんとしてだけでなく、パスタソースにするなど、どんな料理にも合うので、飽きることがありません。それくらいもち麦は優れた健康食品です。
 
 
ということで、今回は実際にもち麦ダイエットを実践して14キロも痩せられた人気シェフの山下春幸さんのもち麦ダイエットをレポートしたSuzieさんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。



 
 
1年で14kgも痩せたシェフが教える
「 簡単もち麦ダイエット 」

 
 
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■もち麦のダイエットの凄い効果3選


 
次にもち麦ダイエットの優れた美容と健康に関する効果をご紹介させていただきます。
 
 

▼ もち麦のダイエットの効果(1)食物繊維が白米の約25倍


 
もち麦のやせパワーの源は食物繊維の豊富さで、なんと白米の25倍もあり、食物繊維が多いといわれるごぼうと比較しても2倍以上あります。
 
 
現在の日本人の食物繊維摂取量は、1日平均で11~14g。厚生労働省が目標として掲げている18~20gには、追いついていないのです。
 
 
 
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『 もち麦ダイエットなら効率よく食物繊維を摂れる! 』


 
ところが、白米の代わりに、米1合(150g)に対し、もち麦50gを加えた「3割炊きのもち麦ごはん」なら、茶碗1杯で約2.4gも多く摂れます。米0.4合(60g)に対し、もち麦50gを加えた「5割炊きのもち麦ごはん」なら、なんと約3.4gも摂れるのです。
 
 
しかも不溶性食物繊維と水溶性食物繊維という異なる2つの食物繊維を、もち麦はバランスよく含んでいます。
 
 
 
 
 
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▼ もち麦のダイエットの効果(2)便秘改善&美肌効果


 
2種類の食物繊維は、それぞれ役割が違います。まずは、不溶性食物繊維から見ていきましょう。
 
 
野菜やキノコ、豆類にも含まれますが、文字通り、水に溶けずに腸内の水分を吸ってふくらみ、便のかさを増し、排便を促してくれます。また、腸内の有害物質を体外に排出させる働きもあります。
 
 
一方の水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサになって善玉菌を増やし、腸内環境の改善に役立ちます。
 
 
腸内環境が整うことで、便通がよくなるばかりか、美肌効果、代謝改善、ダイエット効果があり、免疫力も高まります。とはいえ、腸内環境はだいたい2~3週間で変化し始め、3ヵ月で体質が変わると言われています。
 
 
 
 
 
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▼ もち麦のダイエットの効果(3)糖尿病&メタボ予防


 
食後の血糖値の上昇を抑制することが、糖尿病の予防に有効ですが、水溶性食物繊維には、糖質の消化・吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を防ぐ働きもあります。
 
 
また、インスリンの過剰な分泌もなくなるので、余分なブドウ糖を脂肪細胞に貯め込まなくなり、体に脂肪がつくのを防ぎ、太りにくくなるようです。
 
 
とくに水溶性食物繊維のなかでも注目を集めているのが「β-グルカン」。体内にある不要なものを包み込んで体外に排出してくれるのですが、その働きにより、悪玉コレステロール値は下がり、中性脂肪の減少にも効果を発揮します。
 
 
 
 
 

■ もち麦ダイエットのベストタイミングは朝


 
食後の血糖値の急激な上昇を抑える働きがあるばかりか、次の食事、さらにはその後の食事まで、長時間にわたって血糖値の上昇をゆるやかにすることがわかってきました。それを「セカンドミール効果」と呼びます。
 
 
その働きを最大限に利用するなら、朝食にもち麦を食べるのが、ベストです。1日中血糖値の上昇がゆるやかなので、満腹感が持続し、食べ過ぎを予防できます。
 
 
さらには、夕食にもち麦を食べることで、効果は翌朝まで続きます。
 
 
 
 
 

■ メニューはアレンジ自在


 
もち麦は白米に混ぜて炊くだけでなく、たっぷりの水分でゆでた「ゆでもち麦」にしても便利。
 
 
弾力のあるもっちりとした歯ごたえを、サラダに加えたり、スムージーに加えたりして楽しめます。ポタージュなどのスープに加えれば、食感は残るのにとろみが出てきて、マイルドな口当たりに。
 
 
忙しいときや食欲のないときは、おにぎりにしておくといつでも手軽に食べられます。
 
 
 
 

『 他の食材とまぜると美味さ倍増! 』


 
昆布やひじきなどの具を混ぜ合わせて握れば、ビタミンやミネラルなども加わり、ますますバランスのよい食事に。もち麦を加えた混ぜご飯は崩れやすいので、ラップを利用してしっかりと握りましょう。
 
 
もち麦ダイエットは、主食の白米をもち麦ごはんに変えるだけでOK。あとはいつも通りの食生活ですが、2~3週間で内蔵脂肪が減り、ウエストサイズがダウン。同時に体重も少しずつ減ってくるようなので、夏に向けてさっそくはじめてみませんか?
 
 
 
【出典】 Suzieさん(文・山本裕美さん)
 
【画像】 Pinterest
 
【画像】 wikiHow
 
 
 
 

■ もち麦ダイエットの健康効果がすごいのまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
 
もち麦ダイエットは、食物繊維が豊富なので腸内環境を整えて腸の働きを活性化することによって、便秘の予防改善効果が期待できる点が大きな魅力です。
 
 
腸の働きが良くなると幸せホルモン「セロトニン」の分泌も次第に良くなるので、メンタル面でも良い効果をもたらしてくれます。
 
 
レシピも豊富なうえに様々な食材との相性も良いので、是非一度お試しください。