
■ おかゆの健康効果が凄い!
昔から中国では朝におかゆを食べる習慣があり、禅の教え「粥有十利(しゅうゆうじゅうり)」には、おかゆには十徳があるといわれていまして、古書には以下のような健康効果があると書かれています。

(1)顔色光沢(顔色をよくする)
(2)気力は健康(力がみなぎる)
(3)寿命は延永(寿命をのばす)
(4)身支安適(食べ過ぎても安心)
(5)言音清朗(言葉が滑らかに)
(6)飢えを消す(食欲を抑える)
(7)渇を消す(喉の渇きを抑える)
(8)宿食(便秘予防)
(9)風邪を除く(風邪を予防)
(10)大小便を調達する(腸内環境の改善)
このように太古の昔から、おかゆには優れたデトックス効果があることが分かっていたんですね。おかゆを食べることで基礎代謝がアップし、同時に免疫力も高ますので、寒い冬だけでなく、気候が不安定な梅雨入り前の今の時期にぴったりの食べ物です。

『 おかゆダイエットで週末の爆食いを防ぐ! 』
そこで私がここ数年毎年のように取り組んでいるのが、週末だけのおかゆダイエットです。プチ断食よりも楽なので無理なく続けることができますし、単にダイエットするだけでなく、心と体をリフレッシュしてくれるので自信をもってオススメできます。
ということで、今回はおかゆについてと、週末だけ行なうユルイ「おかゆダイエット」について解説させていただきます。

■ おかゆとは!?
おかゆというと病気の人が食べるイメージが強いかと思いますが、おかゆは昔から「十徳」があるとされてきた食べ物でして、実は普段から口にすべき健康効果の高い料理です。
世界的に食の欧米化が進んでいる中でも中華圏の国々では朝におかゆを食べる習慣が根強く今も残っています。おかゆには他にはない美容効果やダイエット効果、美肌効果があるので、毎朝とはいかなくても、習慣的に食べたほうがいいです。
また、デトックス効果も優れていますので、特に長期的にダイエットに取り組んでいる方は、夜の主食を白米のご飯から「おかゆ」に代えるだけでも飛躍的にダイエット効果が高まります。

■ 女性にうれしい「おかゆ」の美肌効果とは?
おかゆを定期的に食べることによって、胃と腸をしっかり休ませてあげることができますので、次第に胃や腸の働きが良くなるので、血行が改善し、顔色も肌ツヤも良く、お通じも良くなります。
肌荒れの原因の一つに胃をはじめとした内臓器官がダメージを受けている点があげられます。ようは疲れすぎているわけですが、おかゆを食べることによって、リセットすることができます。
また、おかゆには優れたデトックス効果がありますので、これまでよりも1回あたりの食事や水分の吸収力が高まります。

■ おかゆを食べるさいのポイント
おかゆを作るのは本当に簡単です。簡単すぎて物足りないかもしれません。それくらい簡単ですので、残業で帰宅が遅くなったときはおかゆで済ませてしまいましょう。
また、おかゆの作り方については、下の動画で詳しく解説されていますので、ぜひ御覧ください。おかゆがいかに優れた食べ物かお分かりいただけます。

『 おかゆを主食にしてもOKです! 』
そして、最後に「おかゆダイエット」についてですが、毎日1回必ずおかゆを食べるだけです。それ以外は普段どおりの食事で結構です。ダイエット効果を高めたい方は夜の主食をおかゆに代えるとより効果的です。
どうしても、毎日おかゆを食べるのが無理な方は、週末の二日間だけおかゆダイエットを取り組んで疲れた心と体をリセットしましょう。
『注意!:おかゆをスープのように食べると消化が著しく悪化してしまいます!消化を良くするためにも、おかゆをしっかり噛んで食べて下さい。こうすることでよりダイエット効果が高まります!!』
【画像】 We Heart It
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 Jazz Blade
「 趣味Do楽「いただきます お寺のごはん」01【粥】 」
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