
目標設定してますか?
「あなたには明確な目標がありますか?」と、聞くと大抵の方が目標設定どころか、ToDoリストさえ作成していません。私も以前はそうだったのですが、目標を明確にした上で日々のToDoリストを作成することで、こなせる仕事の量が飛躍的に増えました。
それ以前は、自己啓発関連のセミナーで苦い思いをした経験もあってか、目標設定の大切さは感じていながらも、実際に設定することなく毎日淡々と過ごしていた時期があります。当時と今を比較するとストレスの量は半分以下になっています。
明確な目標を設定することによって、関連する全てのことが使命となったので、以前であれば嫌なことは嫌なままでしたが、一つのタスクとしてこなせるようになったので、ストレスを感じずに済むようになったのは自分の中では大きいです。
また、先延ばしすることも減りました。私個人の経験から申し上げますと目標を設定して得することはあっても、損することは全くありません。
ということで、今回はヴァージン・グループ会長リチャード・ブランソン氏の目標設定に関して分かりやすくまとめたlife hackerさんの記事と明確な目標設定の重要性を説いた小林知央さんの動画を合わせてご紹介させていただきます。
ヴァージン・グループ会長が推奨!この10ステップですべての目標が達成できる

■1.頭に浮かんだアイディアを書く
頭に浮かんだアイデアは残らず書き出しましょう。どんなアイデアであれ、取るに足りないということもなければ、大きすぎることもありません。
■2.常にノートを持ち歩く
浮かんだアイデアを書き留めるために、常にノートを持ち歩きましょう。携帯電話のフォルダを使うより紙に書いたほうがはるかに良く記憶できます。
■3.自分にあったリスト化する方法を見つける
自分に向いているリスト化の方法を見つけましょう。走り書き、箇条書き、チャート、何があなたに一番向いていますか? 私の場合は、短文とさらさら描いた絵を組み合わせるのが一番効果的だとわかりました。
■4.コンパクトなタスクリストを毎日作る
小さくて管理可能なタスクのリストを毎日作りましょう。1日をいくつかのブロックに分けると、こなせる仕事量が増えます。
■5.完了したタスクは必ず「済」のチェックをつける
完了したタスクはすべて「済」のチェックをつけましょう。うまくできた仕事に「済」のチェックをつけることほど満足感を得られることはありません。
■6.目標は進捗状況を把握しやすいようにする
自分の計画が順調に進んでいるかわかるように、目標は進捗を計りやすいものにしましょう。的を設定してもそれに当たっているかどうか自分にわからなければ、設定した意味がありません。
■7.目標は50年位先を見越して作成する
かなり先まで見越した目標を立てましょう。抱負は短期的な着地点であってはいけません。5年後には何を達成していたいですか? 50年後はどうでしょうか?
■8.リストは仕事とプライベートの両方をセットにする
リストには仕事の目標だけでなく私的な目標も入れましょう。仕事と私生活に本当は境目などありません。どちらも生きることに変りありませんから、同じリストに入れるべきです。
■9.他人と目標を共有する
自分の目標を他人と共有しましょう。お互いにモチベーションを刺激し合い、進捗を報告し合うことができます。しかし、結局は自分のためにしているのだということをお忘れなく。
■10.目標を達成する度に祝う
目標を達成するたびにそれを祝いましょう。そして新しい目標のリストを作るのです。あなたが進歩し続ける限りこのサイクルは継続します。私には昔リストを書きつけたメモを入れた箱が何箱もありますが、そんな箱をまだまだ盛んに増やし続けています。
■まとめ
生産性に関するアドバイスをいつも読んでいる人なら、この10項目を読んでもそれほど驚きはないと思います。
たとえば、多くの専門家が時間をブロックに分けることを推奨していますし、何人かの高名な投資家や企業創始者はToDoリストよりむしろDoneリストをつける方を推奨しています。
ブランソンのアドバイスの特別なところは、こうした良いアイデアを取りまとめて段階的な計画に落とし込んでおり、彼も個人的にそれを支持していることです。
【出典】 life hackerさん:(春野ユリさんの翻訳)
【原文】 Inc.さん
【画像】 We Heart It
【出典】小林知央さん
最先端脳科学が解き明かす「目標設定」の重要性
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