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■ 季節の変わり目に要注意!
 
 
長かった冬もようやく終わり、春の訪れを感じさせる温かい陽気が続いていますが、冬から春にかけての季節の変わり目は、一年の中で最も気候の変化が激しいため、体が上手く対応できないことから、体調不良を引き起こしやすいので注意が必要です。
 
 
今の時期は、普段よりも多めに睡眠をとったり、心と体の健康に良い効果をもたらしてくれる栄養成分が豊富に含まれているい食材を日々の食事に取り入れると良いでしょう。そこでおススメしたいのが今まさに旬の野菜「春キャベツ」です。
 
 
 
 
 
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■ キャベツの効能・効果が凄い!
 
 
キャベツには下にありますとおり、美容と健康に優れた効果を発揮する栄養素が豊富に含まれています。中でもイソチオシアネート成分には、発がん性物質の活性化を防いだり、無害化する効果があると言われています。
 
 
また、岡山大学の研究チームの研究結果によると「キャベツは疫学的研究などから最もがん予防効果が期待される食品成分」であることが明らかになっています。そんな優れた健康効果を持つキャベツに含まれる栄養素と効能・効果は以下の通りです。
 
 
・ キャベツに含まれる栄養素
 
 

(1)ビタミンC
(2)ビタミンU(キャベジン)
(3)ビタミンK
(4)カルシウム
(5)ベータカロチン
(6)カリウム
(7)葉酸
 

 
 
・ キャベツの効能・効果
 
 

(1)高血圧予防
(2)肌荒れ防止
(3)胃潰瘍の改善
(4)便秘
(5)抗がん作用
(6)疲労回復
(7)ストレス抑制
(8)免疫力アップ
 

 
 
■ 乳酸キャベツが大ブレイク!
 
 
そうした中、最近では「乳酸キャベツ」が人気のようでして、雑誌などでも良く見かけます。先日NHKの人気情報番組「あさイチ」で特集されていまして、簡単につくれてしまうのと、お味もワタシ好みの良いお味でした。
 
 
ということで、今回はそのあさイチで特集されていたキャベツに関する情報を分かりやすくまとめているJ-CASTさんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。





 
スッピンでもお肌がツルツル、がん予防にも 
キャベツのすごいパワーを丸ごと活用法

 
 
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■ 「キレイ」の秘訣はキャベツの芯を蒸して食べる
 
 
番組では冒頭、西堀裕美アナが白澤卓二・順天堂大学大学院教授からキャベツの健康効果を聞いた。
 
 
白澤教授「ブロッコリーやダイコンもそうですが、キャベツをはじめとするアブラナ科の植物には『イソチオシアネート』という化学物質が含まれています。これががん細胞の増殖を抑えるという論文が国内外で多く発表されていますから、がん予防に期待していいですよ。イソチオシアネートは、キャベツをすりつぶすとたくさん発生しますから、よくかんで食べると効果的ですね。1日に100グラムが目安です」

 
 
MCの井ノ原快彦「よし、毎日食べよう! 100グラムってどのくらいの量?」

 
 
西堀アナ「千切りキャベツを大盛りの皿1枚分くらいですね」

 
 
さて、春キャベツと冬キャベツがあるが、どう違うのだろうか。西堀アナは日本一の春キャベツ生産地・千葉県銚子市を訪ねた。生産農家の濱仲進弥さんが畑で出迎え、採れたてのキャベツを手にこう説明する。
 
 
「冬と春の収穫時期の違いと思っていたでしょう? 春に採れる冬キャベツもありますよ。実は種類が違うのです。冬キャベツはギュッと巻かれていて葉が密集している。春キャベツはふんわりと巻いています」

 
 
 
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冬キャベツは硬めなので焼きそばや炒め物に、春キャベツはやわらかめなので、サラダや千切り、生食に向く。ともにビタミンCが豊富だから、女性にはうれしいスベスベの美肌効果がある。すると、その見本が登場。濱仲さんの妻・昭子さんだ。毎日キャベツを生で食べているので、顔にしわ1つない。
 
 
西堀アナ「まあキレイ、スッピンですか! (顔にさわりながら)お肌がトゥルトゥルですね~。私、ガサガサですが」

 
 
スタジオのゲスト、タレントの虻川美穂子「(自分の顔にさわりながら)へえ~、いいなあ。私もキャベツ大好きで、毎日食べているのに」

 
 
西堀アナ「ビタミンCは葉に一番多く、2番目に芯、3番目に中央部分に含まれています。農家の人たちは芯を捨てずに、蒸して食べているんですよ」

 
 
  

 
 
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■ 老舗の門外不出「千切りキャベツ」テクニック
 
 
ここで、「プロの千切りキャベツ」の門外不出のテクニックを、東京銀座の洋食店「煉瓦亭」の大澤正孝料理長を教えてくれた。「煉瓦亭」は約120年前、「千切りキャベツ」を初めて考案した老舗である。その秘訣はこうだ。
 

(1)1玉のキャベツの場合、まず半分に切り分ける。
 
(2)切ったキャベツを、芯のある部分と芯のない部分に切り分ける(計4つ)。
 
(3)芯を切り落とす。
 

 
 
以上が下準備だが、このように分けるのはキャベツの長さを変えるため。やわらかい部分は長く、固い部分は短く千切りにする。それを混ぜることで2つの食感を楽しめ、おいしくなる。
 
 

(4)いよいよ切り方のポイント。キャベツを切る向きが重要だ。太い葉脈に垂直に千切りすると、繊維が断ち切られてふんわりした食感になる。
 
 
(5)千切りキャベツを水に漬けると水分を吸収し、みずみずしさがアップする。「3分以上漬ける」のがオススメだ。
 

 
ところで、キャベツを保存するにはどうしたらよいだろうか。キャベツは収穫後も芯の部分が成長を続け、外側の栄養分を吸収してしなびさせてしまう。
 
 
そこで、芯をくり抜いてポリ袋に入れ、低温のチルド室で保管するとよい。チルド室に入りきらない時は、野菜室より温度の低い冷蔵室に入れよう。
 
 
 
 
 
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■B級料理をグレードアップする「乳酸キャベツ」
 
 
西堀アナ「ここで、キャベツを大変身させ、栄養パワーをさらにアップする料理法を紹介しましょう」

 
 
料理研究家・井澤由美子さんが考案した「乳酸キャベツ」だ。刻んだキャベツを発酵させることで、うまみ成分である「グルタミン酸」が6.5倍に増えるばかりか、料理のレパートリーまで広がるスグレもの。作り方はこうだ。
 
 
 
・ 旨味成分たっぷりの乳酸キャベツの作り方!
 
 

(1)キャベツを1玉みじん切りにする。細かく切れば切るほど、キャベツに含まれる乳酸菌が発酵しやすくなる。
 
 
(2)ビニールの保存袋に切ったキャベツを半分入れ、小さじ2の塩を入れる。
 
 
(3)残りのキャベツをすべて入れ、小さじ2の塩・小さじ2分の1の砂糖を入れる。砂糖を入れるのは味に丸みを持たせるため。
 
 
(4)全体がしんなりするまでよくなじませる。
 
 
(5)おもしをのせて3~6日間くらい常温に置く。発酵すると泡が出てくるので、目安にする。
 
 
(6)発酵したキャベツを、熱湯で消毒した密閉容器に移し替えて保存する。
 

 
 
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井澤さん「この乳酸キャベツを具材に使うと、いろいろな料理がグレードアップしますよ」

 
 
たとえば、食パンに乳酸キャベツをのせ、生卵を落としチーズをのせてトーストすれば、ゴージャスなオープンサンドに。ひき肉と混ぜ合わせてハンバーグのつなぎに。酸味とうまみが混ざり合い、胃にやさしいみそ汁にもなる。
 
 
有働アナ「キャベツを食べるとバストアップするの!」

 
 
最後に、視聴者からのファクスを見ていたMCの有働由美子アナが素っ頓狂な声をあげた。
 
 
「キャベツを食べると、バストアップするんですって!」

 
 
すると、西堀アナが取材ノートを見ながら冷やかに答えた。
 
 
「キャベツを食べると、バストアップするんですって!」

 
 
「キャベツに女性ホルモンと似た働きをする成分が含まれているからのようです。インターネットにその情報が流れているので、専門家に聞きましたが、キャベツに含まれている程度の量では全然効果がないそうです」
 
 
有働アナ「......(苦笑いしながら無言)」

 
 
 
【出典】 J-CASTニュースさん
 
【画像】 We Heart It
 
【画像】 Pinterest
 
【画像】 wikiHow
 
【動画】 ばんちゃんねる
 

 
ドイツ風キャベツの塩漬け
 

 
 

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