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■ 欧米ではFacebook中毒になる人が増えている!?


 
日本ではあまり話題になっていませんが、欧米ではFacebook中毒に陥る人たちが依然として増えています。いまだにアメリカでは毎年のように新興SNSが誕生し、Facebookの牙城を脅かすといわれながら、Facebookの一人勝ち状態が続いてます。
 
 
しかも進化するスピードがここに来て加速しています。Facebookは、ユーザーを飽きさせないため、常に新しいサービスを提供し続ています。そこから派生して色々なサービスがWeb上に誕生している点も大きな魅力です。
 
 
このため、色々と試行錯誤が行なわれているわけですが、その一方でFacebook依存症(私はかなりやばいです...)が増えていて大きな社会問題となっています。1日中パソコンやスマホを使用しながらFacebookのサービスを利用しています。

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『 SNSはスマホと相性が良すぎるから怖い! 』


 
日本ではこうした問題は利用者本人の問題とする向きが強いので、「自己責任」の一言で片づけられてしまいますが、このたび米国の研究機関から「Facebookには薬物と同じくらい強い中毒性がある」ことが発表されています。
 
 
SNSはスマホとの相性がいいのでスマホの長時間利用の原因となりかねません。若年性老化やストレートネックなど様々な健康被害が問題となっているだけに注意が必要です。
 
 
しかし、問題点を知ることで中毒(長時間利用)を回避できます。ということで今回はFacebookに依存してしまう問題点について深く切り込んでいるカラパイアさんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。



 
フェイスブックは薬物と同等の
依存性があることが判明(米研究)

 
 
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トゥレル博士は、計20名の大学生を対象に、フェイスブックに関連する不安、離脱症状、葛藤など、自身の”依存症的な”症状を評価してもらうアンケート調査を実施した。
 
 
またそれと同時に、コンピューター画面に画像が表示されたら、ボタンを押してもらうという実験も行った。
 
 
 

■ FacebooKのボタン操作に注意!


 
表示される画像には、無作為に選ばれた対照群となる画像のほか、ロゴやアイコンなど、フェイスブック関連のものが含まれており、その間ボタンを押すスピードと脳の活動が記録された。
 
 
その結果、フェイスブック関連の画像が表示されると、特に扁桃体と線条体が活性化することが判明した。


この領域は強迫行為に関連があり、実験で見られた脳波パターンは、コカイン中毒患者の脳で見られるものに似ているという。
 
 
 
 
 

■ Facebookにのめり込んでしまう理由とは?


 
フェイスブックに関連する画像を見ると特に扁桃体と線条体がコカイン服用時に見られるような活性化を示した。
 
 
「この発見は、少なくとも依存症的症状に関する調査レベルにおいては、科学技術に対する”中毒”が薬物やギャンブル依存症と同じような神経学的特徴を有していることを示唆する」と研究チームは説明する。しかし、「より重要なことに、抑制制御系の異常機能に関連していることから、脳病因およびおそらくは機序においてかかる依存症とは異なる」とも付け加える。
 
 
すなわち、フェイスブック依存からの回復は、薬物に比べれば容易であるということだ。
 
 
 
 
 

■ Facebook中毒から解放されるには?


 
なお先行研究では、食事、金銭、異性、評価などと関連する脳内の報酬系の状態から、ある人がフェイスブックを使用する可能性の高さを予測できることが明らかとなっていた。


良い評価に対して脳の側坐核が最も強く反応する人たちは、ソーシャルネットワークサイトを最も積極的に使用する人たちでもある。
 
 
また昨年、アメリカ、コーネル大学では、フェイスブックの利用者を対象に、99日間同サイトへのアクセスを止めてもらい、33日毎にその気分を報告してもらうという実験が行われた。


ここからはフェイスブックを止められない4つの背景が明らかとなっている。
 
 
 
 
 
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■ フェイスブックに依存してしまうポイント


 
1つの理由は依存だ。フェイスブックに中毒性や常習性があると感じる被験者は、我慢できずにアクセスしていた。
 
 
2つ目が、プライバシーと監視である。フェイスブックを主に他人が自分をどう思っているのか知るために利用する人は、やはりフェイスブックにアクセスする傾向があった。
 
 
3つ目は、主観的な気分である。気分が良い利用者は、フェイスブックにアクセスしないという約束を守る傾向にあった。
 
 
そして最後が、他のソーシャルメディアの存在である。被験者のフェイスブック利用者がツイッターなどの他のソーシャルメディアを利用していた場合は、期間中にアクセスしない傾向にあった。
 
 
 
 
 
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『 Facebookのプライバシーの設定を強化! 』


 
フェイスブックは、同サイトの利用者向けに、他人が見れる部分を制限するセキュリティーおよびプライバシー関連のアップデートを実施した。
 
 
例えば、プライバシーショートカットを利用して、投稿や写真などのコンテンツ閲覧可能者や連絡可能者を設定することができる。
 
 
 
 
【出典】 カラパイア
 
【原文】 dailymail
 
【動画】 BuzzFeedYellow
 
「7 Facts That'll Make You Delete Your Facebook」
 

 
 

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