
■ 断食で疲れた内臓を休ませよう!
私は月に1回から2回程度、金曜日の夜から日曜日の朝まで水とヨーグルトで過ごす「プチ断食」を行っています。
断食することで内臓を休ませてあげられるので仕事で疲れた心と体を癒やしてくれます。
本当は毎週やりたいくらいなのですが、家族と過ごす時間や付き合いなどもあって月1~2回程度で我慢しています。
このようなプチ断食をはじめたきっかけは、ストレスで苦しんでいた時期がありまして、毎週末暴飲暴食していたので、色々な点で感覚が麻痺していたため、生活習慣をあらためることを目的に始めました。最初は半日断食から初めて、徐々に時間を伸ばしていき、最長で2日間断食しています。
断食というと戒律の厳しい宗教をイメージする方が少なくありません。
しかし、昨今はそうしたイメージも払拭されつつあります。
女性誌を中心にメディアでもプチ断食や週末断食は頻繁に取り上げられています。
また最近知ったのですが、ビジネスマンの方で断食と瞑想を週末に行っている方が多いのに驚かされています。
断食の講座がここ数年でかなり増えているのも頷けます。
今回は断食の心と体の健康に良い効果をもたらしてくれる理由と断食のやり方についてまとめさせていただきました。
■ 断食とは?
断食とは、文字通り一定の期間食事を絶つ行為のことです。
食事を断つというと、どうしても「体に悪い」イメージがありますが、内蔵を休めたり、各器官の働きをリセットするなど心と体に良い作用があります。
断食をすすめる医師の先生も少なくありません。
現代人は毎日毎日必要もないのに三度の食事をすることによって、かえって健康を損ねているとも言われています。
プチ断食、週末断食といった短い期間であっても、定期的に断食を行なうことによって、新陳代謝が良くなったり、脂肪が燃焼しやすくなったり、便秘の症状が改善されたり、太りにくい体質に改善されるといった効果があります。
正しく断食することで、免疫力がアップするので自然治癒力のみで、大半の病気を治してしまうくらい優れた健康法です。
ただし、初心者がいきなり3日間以上断食するのは危険過ぎますので、本格的な断食をするのであれば、専門の講座を受講しましょう。
■ 断食の効果とは?
断食の心と体の健康に良い効果をもたらしてくれる効果は以下のとおりです。
(断食の効果その1)脂肪が燃焼しやすくなる(太りにくくなる)
現代人の多くは、栄養不足よりも、栄養過剰で体を与えているケースが圧倒的に多いです。
ほとんどの病気はこうした生活習慣に問題があるために引き起こされてしまいます。
特に肥満は様々な病気を引き起こすリスクが高く、深刻な問題となっています。
断食をすることによって肥満の解消になりますし、肥満によって起きた体の不調も改善されます。
(断食の効果その2)内蔵を休ませる(各器官本来の働きに戻す)
意外に思われるかもしれませんが、消化・吸収の作業は、非常に大きなエネルギーが消費されます。
このため、消化器官を休ませることで体の全器官も休めることができます。
ですので、たった1日でも断食することによって、体が自然と休まるので、翌日は心身の爽快感を体験することができます。

(断食の効果その3)体内の毒物・老廃物を排出(デトックス効果)
断食をすることによって、人間の生命活動の「消化・吸収・排泄」のうち、消化と吸収は完全にストップすることになるので、全生命力を排泄一本に集中することができます。
また、体の内側からキレイになるので、断食は健康法としてだけでなく、美容法としても大変優れた効果が期待できます。
(断食の効果その4)免疫力がアップ(病気になりにくい体へ)
断食に対する疑問として多いのが、「断食をして痩せるのはいいが、免疫力が落ちて、病気になりやすくなるのでは?」といったことです。
しかし、実際には断食をすることで免疫力がアップ、体内の病原菌までも殺してしまえるほど優れた効果が期待できます。
■ プチ断食のやり方とは?
断食初心者の方にも安心して行えるプチ断食(半日から1日断食する)のやり方は以下のとおりです。
「断食前日」
(1)昼食は腹八分まで
(2)夕食は普段の半分の量で、寝る3時間以上前にすませる
(3)普段より水分を多めに摂る(寝る前でもOK)
(4)お酒は飲まない
「断食当日」
(1)激しい運動はさけて散歩や読書などをして過ごす。
(2)水(白湯がおすすめ)以外は何も口にしてはいけません。(私は2日以上の断食のときだけ少量のヨーグルトを食べてます)
(3)夕方にはお腹が空きますが、明日の朝のすがすがしい目覚めと、朝食のおかゆが信じられないくらい美味しくいただけるので、辛抱して下さい。
「断食翌日」
(1)朝食は「おかゆ」だけです。ゆっくりよく噛んで食べましょう。
(2)昼食、夕食も少なめに抑えてください。
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