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■ ハグの優れた健康効果とは?


 
意外に思われるかもしれませんが、ハグには心と体に良い優れた健康効果が沢山あります。
 
 
欧米では同性同士でも当たり前にハグをしますが、日本ではまだまだ浸透しているといはいいがたいですよね。
 
 
我々日本人が欧米の人たちよりもストレスを貯めやすい原因の一つにハグをする習慣がないからといった声もあるくらいハグには優れたストレス抑制効果があります。
 
 
強く抱きしめる(恋愛映画のよう)ことで幸せホルモンの分泌量をより活発化し、多幸感を高めてくれます。
 
 
また、ハグすることによって、免疫機能を高める効果もあります。
 
 
このため風邪やインフルエンザなどの感染症を予防したり、万一感染してしまった場合にも、免疫力高めて病原菌を撃退してくれるんです。
 
 
ちなみに免疫力は以下のとおり生活習慣や心の状態によって左右されるので、生活習慣や心の状態をしっかり管理する必要があります。
 
 
 
 
 

■免疫力を高める生活習慣と心の状態を知る!


 
免疫力を高める生活習慣や心の状態を知ることで免疫力を高い状態に保つことが容易に出来ます。
 
 
免疫力を支えているNK細胞などの活性化は、生活習慣やストレスなどで変動してしまうので、免疫力を低下させる要因を減らし、意識して高める工夫を心がけましょう。
 
 
 

▼ 免疫力を高める


 
免疫力を高める生活習慣や心の状態は以下のとおりです。
 
 

【免疫力を高める行動】
 
(1)適度な運動
(2)よく笑う
(3)ポジティブな思考
(4)体を温める
(5)食事(ビタミンC、キノコなどに含まれるβグルカン、メカブフコイダン、ヨーグルトなど)
 

 
 
 
 

▼ 免疫力が低下する


 
逆に免疫力が低下する原因は以下のとおりです。
 
 

【免疫力が低下する原因】
 
(1)加齢
(2)睡眠不足
(3)昼夜逆転生活
(4)疲労
(5)激しい運動
(6)ネガティブな思考
(7)精神的ストレス(喪失感、激しい悲しみ)
 

 
 
 
 

▼ 1日1ハグで免疫力を高めよう!


 
今回ご紹介させていただく「j-cast」ニュースさんの記事は、ハグの健康効果を調査するために数百人の患者さんを隔離して実験しています。
 
 
長期間にわたる研究結果がまとめられているので、ここに書かれていることは決して荒唐無稽なことではありません。
 
 
まだまだ厳しい寒さが続きますので、昼夜を問わずエアコンの使用時間がどうしても長くなり、免疫力が低下しやすくなります。
 
 
是非1日1ハグ(人でなくてもOK)で免疫力を高めて季節の変わり目の気候変化による、様々な体調不良を予防しましょう。



 
 
「1日1ハグ」で心も体も健康に
風邪の新しい予防策になるかも

 
 
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風邪やインフルエンザなどの感染症の予防には、うがい、手洗いをこまめに行うことが基本とされていますが、最近の研究から新たな予防策が見つかりました。
 
 
それは、大好きな人に毎日ハグ(抱擁)してもらうことです。
 
 
「えっ!?」と、思われた方、どうぞ最後までお読みいただけますようお願い申し上げます。
 
 
 
 

■ ハグで風邪やインフルを撃退!!


 
空気が乾燥すると鼻やのどの粘膜が乾燥し、体の防御機能が低下するため、ウイルスに感染しやすくなります。
 
 
冬に風邪がはやるのはこのためです。
 
 
そこにストレスが重なると免疫力が低下して、さらに風邪をひきやすくなります。
 
 
風邪予防には、うがい、手洗いに加え、ストレスをためないことも大切です。
 
 
ストレスの解消法は人それぞれ色々ありますが、好きな相手に抱きしめられると気持ちが落ち着くという人も多いのではないでしょうか。
 
 
 
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▼ ハグでストレス軽減!!


 
近年、ハグの効果が科学的に解明されつつあります。
 
 
ハグ(抱擁)がストレスの軽減や風邪予防に効果的であるといった研究結果も報告されています。
 
 
米カーネギーメロン大学心理学部のシェルドン・コーエン教授率いる研究チームは、「ソーシャルサポートがストレスによる病気を防ぐ」という従来の仮説を実証するため実験を行いました。
 
 
 
 
 

■ ハグは最高の気分転換!!


 
ソーシャルサポートとは、心理学用語で、悩みを聞いてくれたり、気分転換に誘ってくれたりといった周囲の人々からの支援を指すます。
 
 
研究チームは、他者とより親密な関係にあることを示すハグを、ソーシャルサポートの一つとして取り入れました。
 
 
 
 

▼ ハグで人間関係の問題も解決できる!?


 
調査は404人の健康な成人を対象に実施されました。
 
 
ソーシャルサポートに関するアンケートに加え、2週間続けて電話インタビューを行って、対人問題が起きた頻度とハグされた回数を聞きました。
 
 
その後、参加者を風邪ウイルスにさらし、感染状態や病気の兆候を観察しました。
 
 
その結果、ソーシャルサポートが対人ストレスに関連する感染リスクを減らすこと、ハグにも同様の効果があることがわかりました。
 
 
また、感染した人のうち、対人問題を抱えているかどうかに関わらず、ハグされた回数が多い人や、ソーシャルサポートを受けているという認識が強い人ほど症状が軽い傾向にあったようです。
 
 
 
 
 

■ 1月は「ハグ」推奨月間?


 
ハグの効果はほかにもある。
 
 
ウイーン医科大学が発表した研究報告によると愛する人に抱きしめられると脳下垂体から「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。
 
 
これによりストレスや不安の軽減だけでなく、血圧を下げたり、記憶力を高めたりする効果も見られたそうです。
 
 
米カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが年老いたマウスにオキシトシンを注射したところ、筋肉の回復能力が再生したという研究結果が発表されました。
 
 
ハグにはアンチエイジング効果も期待されています。
 
 
なんと米国では1月21日を「National Hug Day」としています。
 
 
公的な祝日ではないそうなんですが、30年ほど前に「もっと家族や友人を抱きしめよう!」という趣旨で設定されたそうです。
 
 
 
 
 
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■ オキシトシンが増えれば人はもっとハッピーになれる!?


 
日本でも、1月31日は日本愛妻家協会が定めた「愛妻の日」があります。
 
 
同協会のウェブサイトでは、全国の夫婦に向けて同日の午後8時9分(ハグ)に、一斉にハグをして「世の中を一瞬明るくしよう」と呼びかけています。
 
 
1月は「ハグ推奨月間」ということにして、大切な人を抱きしめ、風邪やストレスから守ってあげよう。
 
 
ただし親しくない相手に抱きしめられると、かえってストレスが増すという報告もあるので注意が必要です。
 
 
合意の上であることを確かめてからにしましょう。
 
 
[アンチエイジング医師団 取材TEAM/監修:山田秀和 近畿大学医学部 奈良病院皮膚科教授、近畿大学アンチエイジングセンター 副センター長]
 
 
「参考論文」
 
Does Hugging Provide Stress-Buffering Social Support? A Study of Susceptibility to Upper Respiratory Infection and Illness
 
DOI:10.1177/0956797614559284
 
 
 
【出典】 j-castニュース 
 
【画像】 Pinterest
 
【画像】 wikiHow
  
【動画】 脳栄養 l 腸内環境
 
「 免疫向上の食べ方 l がんの食事に使われるローフードの食べ方! 」
 

 
 
 
 

■ 1日1ハグのすすめのまとめ


 
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
 
 
そんなこといってもハグする相手がいないと思われるかもしれません。
 
 
しかし、ハグする相手が人間でなくても、それなりの効果が期待できるようです。
 
 
例えばペット(猫、犬)、木などの植物、抱枕、ぬいぐるみなどでもいいようなので、ぜひ1日1ハグを実践してみてください。
 
 
そんなのは嫌だという方は、今回ご紹介させていただく動画で解説されている免疫力を高める5つの方法(適度な運動、十分な睡眠、バランスの良い食事、体を温める、よく笑う)をオススメします。
 
 
心と体の健康を保つためにも免疫力を意識して高めていただくために、今回ご紹介させていただいた方法が少しでもお役に立てれば幸いです。