
■ 若さのカギは女性ホルモン!
女性の場合、35歳を境に一気に老け込む人が増えてきます。それまでは「実年齢より全然若い!」と、周囲から言われていたような人たちでも老けこむケースが多いです。
というのも35歳ころになると女性ホルモンを分泌する働きが急激に衰えてしまうからです。
それ以前と比較すると差がどうしても出てきてしまいます。
つまり、この働きをできるだけ劣化させなようにすれば、ホルモンバランスは安定するので、いつまでも若々しくいられるので、アンチエイジングの意味においても大切です。
女性の場合、エストロゲンというホルモンの分泌を意識して増やすことによって若さを保つことができます。
ちなみにエストロゲンの主な働きは以下のとおりです。
・女性らしい肌、声、体をつくる
・毛髪を成長させる
・精神状態を安定させる
・骨量を維持する
・コレステロールを減らす
・妊娠の準備を整える
・脳の健康(物忘れの予防)
・血管の保護など
■ 女性ホルモンの代名詞「エストロゲン」!
エストロゲンはこれだけの重要な役割があるホルモンですが、加齢とともに分泌量が減少します。
つまり、いつまでも若々しく心と体の健康を維持するためには、エストロゲンの分泌量をキープする必要があるわけです。
ということで今回は、女性ホルモンの分泌力をいかに落とさずに若々しさを保つ方法について分かりやすく解説されている美BEAUTEさんの記事とツボを刺激することで女性ホルモンの分泌力をアップする方法を解説した動画をご紹介させていただきます。
繰り返しになりますがエストロゲンなど女性ホルモンの分泌する量は限られているので、いつまでも若々しくいるためにも意識して女性ホルモンの分泌量を一定の状態に保つ必要があるので、意識して取り組んでいきましょう。
女性ホルモンをキープ!
35歳からの卵巣を健やかに保つポイント

35歳を過ぎると卵巣機能が急激に衰え、スムーズな排卵が得られづらいとも言われています。
というのも、女性ホルモンの多くは卵巣で作られているのですが、卵巣が衰えると、脳から「女性ホルモンの分泌」を促す信号が送られても、ホルモンが分泌出来ない状況になってしまうのです。
『 女性ホルモン分泌を滞らせない! 』
そして、分泌されるはずの女性ホルモンが分泌されないことから、脳が混乱をきたし、ホルモンバランスや自律神経のバランスを崩すことに。
その為、スムーズな排卵を迎える為にも女性ホルモン分泌を滞らせないこと、つまりは、卵巣を健康に保つことが重要なんです。その為にはどのようなことが必要なのでしょうか?
■ エストロゲンを増やす食べ物3選!
エストロゲンを増やす食べ物は「たんぱく質・ビタミンE・鉄分」の3点を多く含んでいるものです。
この栄養素をセットを覚えておきましょう。
▼エストロゲンを増やす食べ物(1)「納豆など」

あらゆる細胞を作るもとがたんぱく質。
子宮内膜やホルモンを作るという重要な役割りもあります。
よって、動物性たんぱく質(しらす干し、いわし、牛肉、スモークサーモン、カマンベールチーズ)や、植物性たんぱく質(高野豆腐、納豆)などを意識的に食べるようにしましょう。
▼エストロゲンを増やす食べ物(2)「アーモンドなど」

ビタミンEが不足すると、ホルモン生産細胞の機能が低下し、生理不順になりますが、きちんとビタミンEを取ると排卵が促されるようになります。
また、卵巣内の血行を改善し、子宮内膜を十分に厚くする効果があります。
さらに、卵巣や卵子を老化させる活性酸素に対し、抗酸化作用がある為、卵巣・卵子の老化を防止します。
アーモンドを始めとするナッツ類に多く含まれている成分です。
▼エストロゲンを増やす食べ物(3)「小松菜など」

毎月の月経で失う鉄分は、きちんと補わないと、黄体ホルモンの分泌を低下させてしまいます。
よって、レバーや小松菜、ほうれん草、切り干し大根といった鉄分の多い食材を摂るようにしましょう。
特にたんぱく質とビタミンCと共に摂ることで、吸収率アップが見込めます。
注意『 加工食品は控える! 』
酸化した油分が使われている加工食品類を食べると、細胞が酸化しやすく、炎症を引き起こしがちになり、子宮内膜症の悪化などにつながります。
ですので、意識的に控えるようにしましょう。酸化ストレスが高まり体の抗酸化力が低下すると、卵子の発育が阻害されます。
■ 質の高い睡眠を取って、太陽光を浴びる
いいことがあった時、がんばった時に買う「自分へのご褒美」。
質の高い睡眠を取ることは、成長ホルモンの分泌を安定化させ、卵巣機能の老化を防止します。
さらに早く起きて太陽光を浴びることで、卵巣を保護するメラトニンが分泌されやすくなります。
■ 清涼飲料水や糖分の多いものを控える
習慣的に甘いものを摂っていると、体内のインスリンが効きづらくなり、高血糖状態になりホルモンバランスを崩す原因になります。
私も甘いものは大好きで毎日食べていたのですが、ある日急に体調が悪くなり、「これはやばいな」という思いからチョコレートやケーキを断ちました。
今は本当にたまに食べる程度です。
おかげで何もしなくても6ヶ月で6~7kg体重が減り、体調も絶好調です。
■ 運動を定期的に行なう
筋力トレーニングや有酸素運動で、DHEAが副腎皮質から分泌され、女性ホルモンの元になり、成長ホルモンの分泌も促進されます。
また血行が促進されることにより、卵巣内の血液が十分に循環し、卵巣に酸素や栄養がきちんと行き届くようになります。
ホルモンは少量なのにバランスを崩すと、体の大きな不調にもつながります。是非、この5点を意識してみてくださいね。
■ 女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージのやり方
最後に女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージをご紹介させていただきます。
女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージのやり方は非常に簡単、ただツボを押すだけなので、いつでもどこでも好きな時に行うことができるので、こちらも是非お試しください。
▼女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージ『STEP1』
まず最初に床に座って下さい。

▼女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージ『STEP2』
胸の間を親指で押し、5秒間息を吐きます。

▼女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージ『STEP3』
5回繰り返しましょう。

▼女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージ『STEP4』
片足を逆の足の上にのせます。

▼女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージ『STEP5』
膝の内側のへこみから指3本上を押します。

▼女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージ『STEP6』
強めに3秒間押して離すを繰り返します。

▼女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージ『STEP7』
この動作を3分間繰り返します。

▼女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージ『STEP8』
反対側も同様に行ないます。

▼女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージ『STEP9』
片膝を立てます。

▼女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージ『STEP10』
足の内くるぶしから指4本上を押します。

▼女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージ『STEP11』
この動作を3分間繰り返します。

▼女性ホルモンを増やすツボ押しマッサージ『STEP12』
反対側も同様に行ないます。

【出典】 美BEAUTEさん:(文・田口歩さん)
【出典】 ガッテン《メディシル》
「女性ホルモンを増やす?ツボ押しマッサージ」
■ エストロゲンを増やす食べ物3選のまとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
エストロゲンを増やす食べ物3選のうち1番の植物性タンパク質の代表はなんといっても大豆です。
ですので、納豆に限らず、お味噌汁や豆腐などでもよいのですが、大豆の栄養素を余すところなく吸収するのであれば納豆が一番のようです。
今回ご紹介させていただいたエストロゲンを増やす方法は、女性だけでなく中年期に入った男性にも取り組んでいただきたい生活習慣です。
今回ご紹介させていただいた方法が少しでもあなた様の美容と健康にお役立ていただければ幸いです。