
■ トランス脂肪酸が含まれた食品の恐怖とは!
昨年ついにアメリカで「トランス脂肪酸」の使用に関して規制されることとなりました。日本では特別規制されていません。今のところ規制される予定もないようです。
しかし、マーガリンやマヨネーズなどにトランス脂肪酸は多く含まれています。
これまでトランス脂肪酸は肥満の原因として問題視されていましたが、最近の研究結果によりますと「記憶力」の低下を招く原因にもなるようです。

『 スナック菓子などにトランス脂肪酸が多く含まれている! 』
毎朝1時間運動しているので、体重を気にすることはありませんが、記憶力が低下するのは私にとっては大問題です。どうしたって仕事のパフォーマンスが落ちますからね。ちなみに2g以上は摂り過ぎとなります。
幼少の頃からスナック類のお菓子に慣れ親しんできた身としては食べる量を減らすだけでも辛いです。ちなみに各食品に含まれるトランス脂肪酸は以下の票のとおりです。

出典:食品安全委員会
■ トランス脂肪酸のなにがいけないのか?
トランス脂肪酸は、水素添加した植物油を取り扱う過程で人工的に生成される最も危険視されている脂肪酸です。悪玉コレステロール、動脈硬化、心臓疾患、ガン、免疫機能、認知症、アレルギー、アトピーなどへの悪影響が報告されています。
ということで今回はトランス脂肪酸の摂り過ぎによって記憶力が低下してしまうメカニズムについて分かりやすくまとめさせていただいた記事と、トランス脂肪酸についてより詳しく解説している動画を合わせてご紹介させていただきます。
食べるほど-10%!
あなたの「記憶力」を残酷なほど
低下させる食品

マーガリンなどに含まれる“トランス脂肪酸”は、摂りすぎると肥満や心臓病などの原因になるので良くない、という話を聞いたことがあると思います。
日本人の場合は欧米各国の人と比べて口にする量が少なく、健康被害は心配ないとも言われています。

ただ、トランス脂肪酸が含まれた食品を食べすぎると、上記の病気だけでなく、実は“記憶力の低下”まで引き起こす可能性があるとしたらどうでしょうか?
今回は、米国心臓学会で発表された情報を参考に、“トランス脂肪酸と記憶力に関するリスク”をご紹介します。
■ トランス脂肪酸で記憶力が最大10%も低下!

そもそもトランス脂肪酸とは何でしょうか? これは、液体の油や固体の脂を作る脂肪酸の一種で、口に入れすぎると血液の悪玉コレステロールが増えると言われています。
しかも、米国心臓学会で発表された米カリフォルニア大学サンディエゴ校の調べによると、なんと記憶力の低下まで招くとか!
『 記憶力低下は仕事に与える影響大! 』
同大学が健康的な男性被験者1,000人を集めて調べたところ、普段からトランス脂肪酸をたくさん口にしている人は、104枚のカードを使った記憶力テストで10%近く低い成績を収めたそうなんです。
記憶力は、仕事にも影響を与える重要な能力。極端な話をすれば、パート先での働きぶりや評価、あるいは夫の会社での出世に、トランス脂肪酸の取りすぎがマイナスの影響を与えてしまうリスクもあるかも……。
■ トランス脂肪酸を多く含む食品

『 日本人の摂取量は基準を超えていない 』
世界的な考え方として、トランス脂肪酸は1日の総エネルギー量の1%未満にすべきだとされています。日本人の場合は一般的に、その基準を超えていないと確認されています。
ただ、100gあたりのトランス脂肪酸の含有量が多い食べ物は、ケーキ・パイ・ドーナツ・ビスケット・クッキー・ポテトスナックなどなど。つい手を伸ばしてしまう食品ばかりですよね。
『 普段の食生活を見直す! 』
「私、かなり食べてる!」「うちの夫は隠れていつも食べてる」という場合は、トランス脂肪酸の取りすぎで記憶力まで低下(日常生活に支障をきたさないレベルなので心配しすぎる必要はありませんが、食生活の改善は必要です)しているかもれません。
特に仕事でばりばり働く一家の大黒柱である旦那さんの場合は死活問題ですから、普段からどんな間食をしているのか、チェックしてあげたいですね。

■ さいごに...
以上、“トランス脂肪酸と記憶力に関するリスク”のお話でしたが、いかがでしたか?
もちろん菓子パンなどを販売する国内メーカー各社も、トランス脂肪酸の少ない商品開発に力を入れてくれています。
全く食べない、夫に食べさせない、という考え方も極端ですので、適度に摂るように心がけましょう。

【画像】 We Heart It
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【画像】 wikiHow
【動画】 植田知成さん
「 極悪脂肪!トランス脂肪酸についてパーソナルトレーナーが語る! 」
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