
■ 原因不明の体調不良に苦しむひとたちが増えている?
原因不明の体調不良に苦しめられている人が増えています。その共通点としてあげられるのが「疲れがとれにくい」ということです。
まず気をつけなければならないのが、規則正しい生活をこころがけることです。そのために必要となるのが質の高い睡眠、バランスの良い食事、適度な運動の三つです。
疲れにくい体質を改善するためには生活習慣を変えなければなりません。今回は疲れにく体質に改善するために必要な点をまとめさせていただきます。


『ストレスを解消する方法5選』

■ 疲労回復効果を高める栄養素とは?
肉体疲労の原因は筋肉に蓄積された乳酸です。勿論これらがすべてというわけではありませんが、かなりの部分を占めています。乳酸を分解するために有効な栄養素があります。
それが「ビタミンB1」と「クエン酸」です。ちなみにビタミンB1は豚肉や大豆類に多く含まれ、クエン酸は柑橘系の果物や梅干しなどに多く含まれています。

■ 疲労回復効果を悪化させる食事とは?
また、カフェインやアルコールなどは適量であれば心と体に良い効果をもたらしますが、それ以上となると反対に体を疲労させるだけなので注意して下さい。
そして、血液を酸化させる甘いもの、動物性のもの、脂肪分の多いものは美味しいものが多いですが、体質改善のためにもできるだけ控えるように心掛けてください。
例えば甘いお菓子やスナック菓子を食べ過ぎると血糖値が急激に変化するため、食後しばらくの間は元気な状態が続いても、しばらくすると一気に疲れを感じたりします。

『 お菓子はほどほどに!』
若い人の中には食事の代わりにお菓子を食べる人や、朝食や昼食を菓子パンなどで軽くすませてしまう人が多いですが、上述した理由から控えるようにしてください。
冷たい飲み物のとりすぎも、体がだるくなる原因になりますので、夏の暑い日にがぶがぶ冷たいものを飲むのは控えましょう。

■ 呼吸法の凄すぎる疲労回復効果!
酸素を取り込み、二酸化炭素を排出するために行なうのが「呼吸」です。この呼吸が乱れてしまうと疲れやすくなるどころか、心と体のバランスが悪化しますので疲労が必然的にたまりやすくなりますので、意識して呼吸を良い状態に保つ必要があります。
そのために有効とされるのが「呼吸法」です。腹式呼吸を意識して行なうことによって、心と体が自然とリラックスし、疲労が溜まりにくい状態に体質を改善してくれます。
呼吸法といっても難しく考える必要はありません。ゆっくり息を口から吐いて鼻から息を吸うだけです。これをゆっくり繰り返すことによって心と体の緊張が緩和されます。呼吸法を習慣化すれば疲労がたまりにくい体質へと改善してくれます。

■ 適度な運動を心がけよう!
運動することによって体力がついていきます。何もしなければ体力は落ちていく一方です。特に中高年と呼ばれる年代になると体力がガタ落ちするので要注意です。
ウォーキングや軽いジョギングなどの適度な運動を習慣化することによって便秘や冷え性、肩こりなど、疲労を蓄積する原因となる症状を改善してくれます。
特にウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動にはストレスを解消する効果もありますので、週3日以上行なうことを強くオススメします。

『 1日30分運動する! 』
運動といっても1時間もやる必要はありません。脂肪を燃焼し始めるのが運動を開始してから30分を過ぎたころです。しかし、いきなり30分も運動するのは大変なので、最初は5分程度からスタートし、少しずつ増やしていくといいでしょう。
30分以上運動することによって、疲労回復効果だけでなく、脂肪燃焼効果も高まりますので、メタボ対策としても良い効果をもたらします。

■ 睡眠の質を高めましょう!
人は眠ることで疲労を回復させるわけですから、言うまでもなく睡眠は重要ですよね。
寝る前にストレッチなどの軽い運動を行うことによって、血行がよくなるので寝つきが良くなります。寝つきが良ければ熟睡しやすいので、疲れも自然と取れます。
また、セルフマッサージも良い効果をもたらします。ツボ押しは疲れに効くと言われているツボを押すことで、末梢循環や毛細血管の血流を良くし、免疫力を高め、自然治癒力を高めてくれる理想的な改善法です。

『 お風呂の中で足つぼマッサージ! 』
上図にあるとおり、足の裏には沢山のツボがあります。これらを指の腹や棒などを使って刺激することで、疲労回復効果を高めることができます。また、お風呂の中でツボを刺激することで、血行が良くなるので、より疲労回復効果が高まります。
Youtubeで「セルフマッサージ」、「ツボ押し」と入力して検索すると整体師の先生をはじめ、実際の現場で活躍されている方たちの動画が沢山抽出されますので、こうした動画を見ながら実践するとよいでしょう。

『 日光浴で脳内ホルモンが活性化!』
また、お昼休みに近所の公園(木が沢山あると尚良い)を散歩しながら日光を浴びるのもおすすめです。セロトニンなどの脳内ホルモンの分泌が良くなるので、ストレスを抑える働きが高まります。
公園の中を5分くらい散歩すれば十分な量の日光を浴びることができるので、たった5分でも体質を改善するために良い効果をもたらしてくれます。

■ 呼吸法で疲れにくい体をつくる
今回ご紹介させていただく呼吸法を実践することによって、肺の機能を取り戻し、正しい呼吸の習慣を見につけることができます。呼吸の質が高まると全身の老廃物が流れやすくなり、疲労がたまりにくくなります。
また、免疫力もあがるので、病気を予防したり、回復力も高まりますし、普段から呼吸法を行うことで自然とリラックスできるので、全身の筋肉が緊張しっぱなしといったことがありません。このため、より疲れにくい体質になります。是非試してみてください。
『STEP1』
エクセサイズを行うまえに深呼吸を行ないます。あらかじめ自分の肺にどれだけ空気が入るのか覚えておく。

『STEP2』
頭の後ろで垂直になるように腕を組む

『STEP3』
腕が曲がらないよう、まっすぐになるように注意してください。

『STEP4』
体を右側に倒して、10回呼吸をする。

『STEP5』
しっかりと脇腹を伸ばし、伸ばした左側の肺だけで呼吸をするイメージです。

『STEP6』
左に倒して、10回呼吸します。

『STEP7』
伸ばしたときにお尻が浮かないように注意します。

『STEP8』
しっかりと脇腹を伸ばし、伸ばした右側の肺だけで呼吸をするイメージです。

『STEP9』
終わったら深呼吸をして、やる前との違いを確かめてみてください。

【画像】 We Heart It
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 FMT整体脳さん
「 疲れにくい体を作る方法 」