
■ 今年は3年ぶりに風邪やインフルエンザが流行?
先月からに急に寒さが厳しくなったため、ここに来てインフルエンザが流行りはじめています。ご存じのとおり、新型コロナウイルスの影響で過去2年間は感染症対策が徹底されたため、それ以前より大幅に感染者が抑えられていました。
都内のインフルエンザ定点医療機関から患者報告数が、流行開始の目安となる定点当たり1.0人をすでに超えたたため、3年ぶりの流行シーズン入りとなりました。
意外に思われるかもしれませんが、風邪の原因となるウイルスは200種類以上あるので、一年を通じて風邪は姿かたちを変えて襲い掛かるため、夏だから大丈夫、春だから大丈夫といったことはありません。
ただし一般的には12月に入ってから流行りだし、1年で1番寒さが厳しい2月くらいにピークを迎えます。
寒さが厳しくなると免疫力が低下するので、そうしたところを狙って風邪のウィルスは容赦なく襲い掛かってくるので、意識して免疫力を高める必要があります。
▼ 『 みかんで免疫力を高める 』
特に注意していただきたいのが、「気温差」です。日によって気温が乱高下したり、外と家の中の気温差がありすぎるのも極端に免疫力を低下させやすいので、家の中での過ごし方も大事です。
帰宅したさいにはこれまで通り手洗いとうがいは必ず行って下さい。
また、免疫力を高めるために個人的におすすめしたいのが「みかん」です。ミカンの旬は12月ごろです。そのままピークを迎えて3月くらいまで出荷量が多い状態が続きます。
しかし、最近はハウスみかんも多いので、7月、8月をのぞいて、ほぼ一年中食べることができるようになりました。
ということで今回は、みかんの優れた健康効果をまとめてみました。

■ みかんが風邪の予防に効く!
みかんは免疫力を高めてくれるビタミンCが豊富に含まれていますが、ミカンのまわりの薄皮には「食物繊維」が豊富に含まれてます。
あの薄皮をきれいにはがして食べる方が少なくないですが、美容と健康のためにも一緒に食べることをおすすめします。
ですので、腸の働きもよくなりますから、さらに免疫細胞を活性化してくれるので、風邪やインフルエンザなど、今の時期に引き起こしやすい病気を予防してくれる効果が期待できます。
子どものころおばあちゃんの家に遊びに行くと病気にならないようにとみかんを沢山食べさせられました。
そのせいか今だにこの時期になるとみかんを大量に食べてしまいます。おかげで今年の冬も何とか乗り切れそうです。
今回はnikkanCare.ismさんのみかんにかんする記事と風邪を予防する方法をまとめた動画をご紹介させていただきます。是非参考にしてみてください。
疲労回復や冷え・風邪予防に!
万能「みかん」の活用法まとめ

■ 冬の健康維持には「みかん」におまかせ!
ミカンの果肉を覆う薄い袋ごと食べることで、食物繊維を摂取することができ、便秘解消効果が期待できます。
また、豊富に含まれるビタミン類(ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE)は風邪予防に効果的。乾燥しがちな冬には、水分とビタミンを同時に摂取できるみかんがぴったりです。
さらに、酸っぱさの素「クエン酸」が含まれているので、疲労回復&リフレッシュ効果も期待できます。
▼『 みかんを食べ過ぎると手が黄色くなる原因とは? 』
みかんを食べ過ぎると手が真っ黄色になってしまいますが、その原因は発がん抑制物質「βクリプトキサンチン」。がん予防にも役立つと言われている成分です。
皮に含まれる「オーラプテン」という成分にも同様の作用があるため、皮ごと煮てジャムなどとして摂取するのがおすすめです。

■ 皮ごとジュースにすると健康効果がアップ!
みかんの皮には抗酸化成分である「ヘスペリジン」が豊富に含まれています。
これはポリフェノールの一種で、毛細血管を強くする作用や血中コレステロール値を改善する効果、血流改善効果、抗アレルギー作用、発ガン抑制作用などが期待できます。
▼『 ハンドブレンダーでみかんの皮ごとジュースに 』
最近ではみかんを皮ごとジュースにできるハンドブレンダーが売られているため、皮の栄養素まで手軽に摂取することができます。
Amazonでは、ブラウン社の「マルチクイック1 ハンドブレンダー」が一番売れています。
こちらのハンドブレンダーは、ジュース、スムージー、スープ、赤ちゃんの離乳食など「混ぜる」「つぶす」がワンタッチ操作で手軽にできるハンドブレンダーです。

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ハンドブレンダーが無い場合は、薄皮とすじを果実と一緒に食べましょう。ヘスペリジンの摂取量がアップするだけでなく、薄皮やすじに含まれる食物繊維が腸内環境を整え、免疫力を高めてくれます。

■ 足湯で冷え対策もできる!
「シャワー派必見!男子も“みかんの皮足湯”で冷えを撃退」では、みかんの皮を「足湯」に利用する方法をご紹介しました。
天気のいい乾燥した冬日に、みかんの皮を陰干しして乾燥させます。乾燥の目安は、乾燥前の2~3割程度の量になるまで。皮をポキッと折ることができるくらいになればOKです。
実は、みかんの皮をカラカラに乾燥させた“陳皮(ちんぴ)”は、立派な漢方の生薬なのです。
▼『 足湯で血行を促進! 』
足湯へ入れる入浴剤として活用すると、陳皮に含まれる成分が湯に溶け出し、血行が促進され、芯まで温まるといいます。冷えやむくみ、疲労回復に役立ちますね。
栄養たっぷりのみかんは、毎日の健康維持のサポート役。今が旬の食べ物ですから、積極的に取り入れたいですね。
ただし、食べ過ぎは禁物。大量に摂取すると逆に冷えの原因にもなりますので、1日2~3個にとどめてください
【画像】 Pinterest
【動画】 C CHANNEL
「風邪に注意!!カンタンにできる予防法」