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■ 姿勢が人生を決めていた!?
 
 
今回のテーマは「姿勢と人生」についてです。例のごとくこの二つに何ら関連性があるように思えますが、実は非常に深いつながりがあるんです。
 
 
自己肯定感や自己評価が高い人は普段からなにげに勝者に共通するポーズをとっているんです。ハーバード大学の研究によるものなので、決して荒唐無稽なお話ではありません。
 
 
同大学では、優れたパフォーマンス、能力を発揮するためのポーズを「ハイパワーポーズ」、逆に自己肯定感や自己評価が低く、いつも不安に悩まされている人の共通するポーズを「ローパワーポーズ」と命名しています。
 
 
 

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■ たった2分で自己肯定感や自己評価が高まる!?
 
 
上図にあるとおり、全然違いますよね。これを1日2分間やるだけで、自己肯定感や自己評価が高まって行動と考え方が劇的に変化するのだとか、私は以前なにかにつけて腕を組む習慣があったのですが、すでにやめて腰に手を添えるようにしています。
 
 
ちょっとしたことですが、これだけで前向きとまではいかなくても、不安にさいなまれるような弱い精神状態を回避できます。これだけでも凄いことではないでしょうか。



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ハイパワーポーズはいくつかあって、今度自分だけのハイパワーポーズを確立するためにアメリカ映画をみまくろうと思っています。
 
 
今回ご紹介させて頂くこちらの投稿は「ヘルスケア」さんによって非常に分かりやすくまとめられています。また、TEDという向こうの自己啓発関連のコンテンツを制作している団体の動画もぜひご覧ください。
 





 
 
面接・プレゼン前に緊張したら?
ハーバードビジネス流「デキる人」になる方法

 
 
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■ たった2分で自分を変える方法
 
 
面接やプレゼン、交渉など、人前に出る時は誰しも緊張し、弱気になりがちなもの。ハーバード大学の社会心理学者が行った研究では、たった2分間「あること」をするだけで、積極性や行動力、ストレス耐性を高めることができ、印象が格段に良くなったそうです。
 
 
一体何をすればいいのでしょうか。やる気や積極性、行動力、ストレス耐性は、仕事をする上で重視される要素。これらを高め、「デキる人」になるには、どうすればいいのでしょうか。
 
 
ハーバード大学の社会心理学者が行った研究では、たった2分間「あること」をするだけで、積極性や行動力、ストレス耐性を高め、またビジネスシーンで魅力的に見えるようになるとのことです。
 
 
 
 
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■ 姿勢でホルモンバランスが大きく変化する
 
 
ハーバードビジネススクールで教える社会心理学者Amy Cuddy(エイミー・カディ)氏によると、組織の中でヒエラルキーの上位にいる人や、パワフルで有能なリーダーは
 
 
男性ホルモンの一種「テストステロン」の値が高く、ストレスホルモン「コルチゾール」の値が低いことが分かっています。
 
 
 
(テストステロンとは?)
 
 
テストステロンは、積極性や前向きな思考、行動力、自信、リーダーシップなどを高める効果がある性ホルモンで、女性にも分泌されています。
 
 
「テストステロンが多いと攻撃的になるのでは?」と誤解している方は多いですが、社会(集団)生活における社会性や協調性を促進する効果がありテストステロン値が高いと社交的になりますが、低いとキレやすくヒステリックになると言われています。
 
 
代謝を上げ、筋肉量を増加させる効果があるため、引き締まった身体を維持するためにも、テストステロンは大変重要な役割を果たしています。
 
 
 
(コルチゾールとは?)
 
 
コルチゾールはストレスにさらされると分泌されるホルモンで、肉体的には血圧や心拍数を上昇させ、心理的には不安感やイライラ感、緊張感などを高めます。
 
 
生命にとって必須のホルモンではありますが、頻繁にストレスにさらされやすい現代社会では、コルチゾールが過剰な状態が慢性的となり、常に不安でイライラした状態になったり、更に分泌が過剰となると、脳を委縮させてしまうことが判明しています。
 
 
つまり、デキるビジネスパーソンとなるためには、いかにテストステロン値を高め、コルチゾールの分泌を減少させるかが重要なのです。
 
 
 
 
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■ たった2分で自己肯定感を高めてなりたい自分になる方法
 
 
上述のハーバード大学ビジネススクールのエイミー・カディ氏が他の研究者と共に行った実験では、個室で2分間「ハイパワーポーズ」を行った被験者は、テストステロンが20%増加、コルチゾールは25%減少しました。
 
 
逆に「ローパワーポーズ」を行った被験者は、テストステロンが10%減少し、コルチゾールは15%も増加したとのことです。
 
 
「ハイパワーポーズ」とは、上図のようなガッツポーズや仁王立ち、足を机の上に投げ出し、手を後頭部で組むなど、身体を開き、自分を大きく見せるようなポーズです。
 
 
 
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逆に「ローパワーポーズ」は、体育座りや肩や背中を丸めるなど、身体を閉じて小さくなるポーズです。このようなポーズを取ると、内気になり、ストレスに敏感になります。
 
 
身体の姿勢やボディランゲージは、他人から見た印象を左右するだけでなく、自分自身の心理状態、そしてホルモンバランスにも大きな影響を与えていることが、上述の実験で判明しました。
 
 
 
 
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■ 採用されたのは全員「ハイパワーポーズ」をやった人
 
 
さらに、エイミー・カディ氏は、ハイパワーポーズとローポーズのそれぞれを取った被験者に模擬面接を受けさせ、その様子を録画しました。
 
 
そして、その動画を採用担当者に見せ、各被験者を採用するか、不採用にするかをジャッジさせました。すると、「採用する」と判断された人は、全員が「パワーポーズ」を取った人だったとのことです。
 
 
 
 
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■ 騙されたと思ってハイパワーポーズ!
 
 
デキるビジネスパーソンになりたければ、テストステロン値を上げてコルチゾール値を下げる、「ハイパワーポーズ」をするように心がけ、「ローパワーポーズ」はなるべく行わないようにすることが重要です。
 
 
特に、面接やプレゼン、デートなど、「ここぞ」という時や、ストレスを感じている時、落ち込んでいる時は、トイレなどで2分間、「パワーポーズ」をやってみましょう。自信に溢れ、パワフルな気分になると同時に、緊張やストレスに強くなれます。
 
 
たった数分、パワフルなポーズを取るだけで、実際にパワーが身につくのであれば、試さないのは損というもの。騙されたと思い、ぜひ「ハイパワーポーズ」を試してみてください。
 
 
 
【出典】 ヘルスケア大学
 
【画像】 We Heart It
 

 
【動画】 TomoNews Japan
 
TED [ideas worth spreading]
 
「面接前にこのポーズをとれ、
ボディランゲージが人を作る」
by エイミー・カディ[日本語字幕]
 

 

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