
■ 突然ですが、あなたは何歳まで生きたいですか?
今回のテーマは「寿命を縮める食べ物」についてです。
「皆さんは何歳まで生きたいですか?」と、男女を問わず各年代に聞くと大抵の方は「70歳代前半」と答えます。
お孫さんの成長(結婚まで)を見守るには少し足りないかなというくらいの年齢です。
これには理由があって、それくらいまでなら体力的に自信があるので他人に迷惑をかけずに生きられると考えているからなんです。
しかし、最近は健康寿命の大切さが叫ばれているとおり、死を迎える10年ほど前か健康が急激に悪化してしまうのです。
しかも長期間にわたって治療にものすごいエネルギーを取られてしまいます。
■ 健康寿命を伸ばしましょう!
ですので、できるだけ健康で長生きするためにも「健康寿命」が大事になります。
ここでいう健康寿命とは、介護や特別な医療補助なしで自立して生活できる期間のことを指します。
▼ 健康寿命を伸ばすメリットとは?
健康寿命を延ばすメリットは、健康を維持することで自分で自分の生活の質を維持・向上することができます。
また、健康寿命が伸びると医療・介護費用の増加を抑えることができるのと同時に地域の活性化につながります。
つまり、健康寿命が伸びると個人だけでなく、社会にも大きなメリットが得られます。
▼ 健康寿命を伸ばすために注意すること
健康寿命を延ばすために、以下の点に注意する必要があります。
いつまでも若々しく健康でいるためには血管寿命も重要です。
血管寿命を延ばすには血流を良い状態に保てるよう血管を強くしなければなりません。
また、中高年と呼ばれる年代に達したら、自ら食生活を正さなければなりません。
しかし、だからといって糖質制限食のような厳しいい食事制限をする必要はありません。
意識して控える程度で十分です。
ちなみに人間の寿命は、DNA細胞の両側をキャップのように保護する物質「テロメア」に強く影響されています。
今回はどうすれば健康で長生きできるか解説している記事とテロメアの若返り効果について解説している動画とあわせてご紹介させていただきます。
エッ!?…毎日食べてた!健康を害して
「寿命を縮める」NG食品4つ

もしあなたが毎日何気なく食べている食品のせいで、知らないうちに日々寿命が縮んでいたらどうしますか?
そこで今回は、海外の健康情報サイト『Health』の記事を参考に、健康を脅かして寿命を縮めるNG食品を検証してみましょう!

■ 寿命の長さはDNA細胞に関連
人間の寿命は、DNA細胞の両側をキャップのように保護する物質“テロメア”の長さに関係があることが、これまでの研究によって明らかになっています。
この物質が短くなることで細胞が傷つき、短命につながるとか。
しかし、私たちの多くが毎日食べたり飲んだりしている食品で、このテロメアが傷つき、短命につながることがあるそうなのです!
■ テロメアを短くするNG食品4選
人の寿命を決める大きな影響力を持つテロメアを短くしてしまうのは、次のような食品(飲料含む)だそうです。
▼ テロメアを短くする食品(1)加工肉
ソーセージやハムなど加工肉を食べる機会は意外に多いもの。
でも、加工肉には塩分や化学調味料、保存料などがたくさん混入しています。
840人を対象にした調査によると、なんと1週間に1回食べただけでも、まったく食べない人よりテロメアが短くなったという結果が出たそうです!
▼ テロメアを短くする食品(2)赤身肉
「スタミナが付く」とステーキや焼肉など、赤身肉を多く食べていませんか?
確かに美味しいですが、食べすぎはやはりNGだそうです。
実験によると、赤身肉を多く食べたネズミはテロメアが極端に短くなっていったそうです!
▼ テロメアを短くする食品(3)炭酸飲料
上記の過去記事でご紹介したとおり、カリフォルニア大学サンフランシスコ校が行った研究によると、毎日約600mlの炭酸飲料を飲み続けることでテロメアに悪影響が出て、結果的に4.6年も細胞の老化が早まるという結果が出たそうです。
食べるものだけでなく、飲むものにも注意してくださいね!
▼ テロメアを短くする食品(4)アルコール
種類によっては、「1杯くらいなら逆に健康にいい」といわれることもあるアルコール飲料ですが、2010年に行われた研究によると、アルコールもテロメアを短くして老化や短命の原因となるそうです。
毎日何杯も飲む人とまったく飲まない人では、テロメアの長さが2倍近く違うそうです。
やはりアルコールは、たしなむ程度が理想ですね。
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 はくいさん&マイちゃんねる
細胞のアンチエイジング!?染色体のテロメアで若返り!
■ 「健康寿命」を縮めるNG食品のまとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
いかがでしょうか?...
テロメアの長さだけでなく、食品には肥満や糖尿病、心臓病、高血圧など、さまざまな健康的悪影響をもたらすものもあります。
食品による健康への悪影響を予防するためには、まず自分の食生活を徹底的に見直し、上記のような不健康な食品をできるだけ排除することが大切なんですね。
「お腹が空いた」「安いから」と適当なものを食べ続けていては、結局大きなしっぺ返しをくらうことになります。
自分の体や心が、自分の食べるものから直接影響を受けていることを忘れてはいけませんね。
ただ、一般の人たちの間で急速に健康志向が広がっているので、加工食品を製造販売している企業の中には、そうした消費者のニーズに応えるため添加物を自然由来のものを使ったりして食の安全度を高めています。
こうした動きがさらに広がって、スーパーやコンビニで販売している全ての商品が安心して食べられるようになることを願ってやみません。