
■ かぼちゃの種には極上の栄養素がぎっしり!
最近カボチャの健康と美容の効果が再び注目を集めています。特に毎年ハロウィンの時期になると、飛ぶ様にかぼちゃが売れるので、年々かぼちゃ人気が高まっているようです。
かぼちゃには、β-カロチン(ビタミンA)が豊富なほか、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄などがバランスよく含まれていますので、食すれば免疫力がアップします。
細菌感染、体を温める保温効果、風邪などの予防に力を発揮してくれます。しかし、それ以上に凄いのが「かぼちゃの種」です。極上の栄養素がぎっしり詰まってます。ちなみにざっとあげると以下のとおりとなります。
●カルシウム
●タンパク質
●ビタミンB1・B2
●鉄分
●ナイアシン
●リノール酸
●オレイン酸
●パルミチン酸
●ステアリン酸
●β-カロチン
●ビタミンE
●各種ミネラル
●植物ステロール

■かぼちゃの種は今日から絶対に捨てないでください!
しかし、大抵のご家庭では種は捨ててしまいますよね。これは本当に勿体無いことなんです。市販のサプリなんか比較にならないほどの美容・健康効果があります。
かぼちゃの種にはダイエットやアンチエイジングといった女性であれば誰もが嬉しい美容に関する効果が非常に高いんです。しかも、血糖値を下げる、コレステロール値を下げる、骨粗しょう症予防、疲労回復、体力増強などあげたらきりがありません。
新しもの好きの私のオススメは種を炒って食べる「パンプキンナッツ」です。アンチエイジングと生活習慣予防のために食べています。

■ かぼちゃに関する豆知識!
かぼちゃは、「南の瓜」と書くわけですが、織田信長の時代にポルトガルから海を渡ってきました。途中植民地だったカンボジアを経由したので「かぼちゃ」になったそうです。
今では日本の家庭の食卓には欠かせない食材ですが、当時から美容や健康面の高い効果が注目されていたようで、大名の間では今で言う強壮剤のような存在だったようです。
■ かぼちゃの種の3大栄養素とは!?
かぼちゃの種には上述したとおり沢山の優れた栄養素が含まれていますが、中でも「リノール酸」と「ビタミンE」、「β-カロチン」の効能・効果は以下のとおり頭一つ飛び抜けて優れています。

『 リノール酸の効果とは!? 』
リノール酸は体内で作ることが出来ません。しかも、現代人の多くが調理に使用する油から過剰に摂取している可能性が多方面から指摘されています。
リノール酸を過剰に摂取すると「血栓」や「動脈硬化」といった血液に関連した病気を発症する原因になってしまうリスクを問題視されています。しかし、リノール酸は適度な量を摂取すれば、アンチエイジング、高血圧、動脈硬化などの効果を期待できます。

『 ビタミンEの効果とは!? 』
かぼちゃの種には「ビタミンE」も含まれています。ビタミンEは抗酸化作用が非常に優れているため、アンチエイジング、血行促進、美肌効果、生活習慣病などの予防効果が期待出来ます。

『 β-カロチンの効果とは!? 』
β-カロチンは、優れた抗酸化作用によるがん発症リスクの低減効果、口内炎、歯周病などの予防・改善効果が期待できます。また、体の中でビタミンAに変換されることによって、髪の美容と健康、視力維持・回復、また、肺など呼吸器系統を守る働きがあります。

■ かぼちゃの種の過ごすぎる「美」の効果とは?
冒頭でもうしあげとおり、かぼちゃの種にはダイエットやアンチエイジングの効果がありますが、ただし食べ過ぎはいけません。かぼちゃの種は非常に栄養価が高いからです。
いくら体に良い酵素を身体中に行き届かせることができるといっても、食べ過ぎれば逆に太ってしまうので、小腹がすいたときのおやつ感覚で召し上がるのが良いかと思います。
また、抗酸化食品として体の酸化を抑えてくれるので、かぼちゃの種を食べれば活性酸素を体内で増やさせません。しかもこれだけではないんです。

■ 若返り効果が抜群!
「若返りのビタミン」と言われるビタミンEが豊富に含まれているので、しみやしわ、たるみをできにくい体質に改善することができます。
また、血行を改善してくれるので、のぼせ、肩こり、腰痛、冷えを解消してくれる働きもありますので、本当にかぼちゃとかぼちゃの種は美容と健康の万能食です。
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【画像】 wikiHow
【動画】 Milchie
「 滋養たっぷり、パンプキンナッツの作り方 」