
■ 女性にとって乳がんは他人事では済まされない!!
タレントの北斗晶さんが乳がんを患い、5年生存率が50%と診断されたことを公表したことによって、乳がんについて大手メディアでも大々的に取り上げられました。
乳がんに関する注目度が高まったことによって、正しい知識が広がっていることを願いつつも、変に不安を煽るような情報もいまだに多いので注意が必要です。
しかし、女性の12人に1が乳がんを発症する時代なので、他人事ではすまされません。
晩婚化が進むことによって初産年齢が年々高まっています。乳がんは、妊娠しない期間が長く続くほど、発症するリスクが高くなると考えられています。

『 食の欧米化によって乳がんを罹患する人が急増 』
また、食の欧米化が過去20年間で急速に進んだことによって女性でも肥満化が広がり、乳製品を多く摂るようになったことも乳がんを発症する大きな原因とされています。
ですので、がん検診を受けるのも大切ですが、マッサージをしながらで結構なので、鏡で乳房の状態を見たり触診するなどセルフチェックも欠かせません。
現段階では30才から65才の女性の死亡数では、乳ガンが1位なので、圧倒的に中高年の方が乳がんを発症するリスクが高いわけですが、若い女性も油断できません。

■ 乳がんは早期発見が何より大事!!
乳がんは2cm以内のステージ1のガンであれば生存率は99%なので、ほぼ間違いなく助かりますが、それを超えると一気に厳しくなるので、早期発見することが何より大事です。
乳がんは早期発見すれば95%は助かる病気です。乳がん早期発見をするためのカギとなるのが「しこり」です。しこりは医療の知識がなくても触診で探すことができるガンです。
ですので、日々のセルフチェックが欠かせません。ちなみに乳がんの触診で一番大切なことは「しこり」があるかないかを出来るだけ早く知ることです。!

『 セルフチェックは毎日行うのが基本 』
乳がんのセルフケアするうえで大事なことは毎日行なうことです。シャワーを浴びながらマッサージする感覚で行なうことを是非習慣化して下さい。
そうすることで日々の変化についていけます。しかし月に1回ペースではいくら変化していても、それに気づくことは難しいので、早期発見することを難しくしてしまいます。
女性の場合は排卵期や生理前にはホルモンバランスの変化によって乳房が張るなど普段と状態が変化することが多いので、変化があってもショックを受けないようにしましょう。

■乳がんのセルフチェックするポイント!!
(1)お風呂でお風呂で、泡立てた石けんなどをつけて、手と指でチェックします。こうすることで滑りが良くなるので、お肌に圧を加えないですむので調べやすいです。
(2)鏡を見ながら乳首や乳房の状態に変化がないかチェックします。これは両手を下げた状態と上げた状態の両方チェックします。
(3)仰向けに寝て腕を上げた状態のまま胸全体を「の」の字を描くように触ると、しこりがあるかないかがさらによく分かります。これは寝る前に行なうと良いでしょう。

■ しこりの特徴とは?!
(1)良性の場合は消しゴムのような「くりくり」とした感触なんですが、悪性の場合は指で押しても動きません。石のような硬い感触とされています。
(2)乳がんは初期症状では、ほとんど痛みがないので、そのまま放置してしまうケースが少なくありません。異変に気づいたら迷わず医療機関を受診しましょう。
(3)悪性の場合は乳房全体が固くなってしまい、乳がんの境目が分かりにくいとされています。ですので、毎日セルフチェックして早期発見につながるようにしましょう。
(4)基本的にしこりの感触としてはこんにゃくの上から小豆や大豆を触る感じです。
(5)毛布の上にビー玉をおいて毛布の上からビー玉を触ったような感触友いわれてます。
(6)人によっては肉まんに梅干しの種をいれたような感触ともいわれており、この状態で発見された場合の生存率は99%以上とされているので、セルフチェックが大切です。
(7)しこりは一般的に動かないとされていますが、うごく場合もあります。

■ セルフチェック+検診を!!
乳がん=しこりが必ずあるというわけであはりません。そうでない場合も5%程度あるので、油断しないように注意してください。そのためにも定期健診を年1度はうけましょう。
セルフチェック+検診を受けることによって、早期発見できる確立が高まりますし、また乳がんを発症せずとも安心して日々の生活を暮らすことができます。
見つかるしこりの全てが乳がんというわけではありませんが、90%以上は乳腺症などの良性のものとされています。異変を感じたら必ず医療機関を受診するようにしましょう

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【画像】 wikiHow
【動画】 ajesthe1972さん
「 乳がんセルフチェック 」
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