
■ 不要なものに囲まれていませんか?
時間は十分あると思っていたのに、結局何もできずに終わってしまった...。そんな経験が誰しもあるかと思います。しかし、ひとたび先延ばし癖がついてしまうと、後々帳尻を合わせるのが大変です。
例えば仕事の場合、先延ばししたら、その分その仕事にかけれる時間がさらに減ってしまうので、余計処理するのが困難になります。実は以前の私は、こういった問題に良く悩まされていて、時間を確保するために睡眠時間を削って夜食を食べまくりながら抱えていた仕事をやっつけました。
その結果生活がどんどん不健康になってしまったんです。ちなみに先延ばししてしまう最大の原因なんですが、当時の私はあまりにも多くのことを一人で抱え込んでしまったため、いつも不要なもの(こと)に振り回されてしまい、本来やるべきことに時間を割くことが出来ませんでした。
ですので、デスクの上はいつも物だらけ、1回確認すればすむことを2回、3回確認しながら仕事を進めていかないと、「あれはどうだったけ?」、「あれやったかな?」と、後になってあれこれ心配することになるので確認作業ばかりが無駄に増えて、大切な時間がどんどん削られました。
今思えばものすごく生産性が悪かったんですが、仕事やってる感だけはものすごくあったので、長い間改善せずにその状態を放置してしまいました。
▼ 一流の人たちは捨てるのが上手!
その結果として中々目標を達成することができず、いつしか目標そのものを見失ってしまい、それまでコツコツやってきたことを頓挫してしまうこととなり、またゼロから新しいことを始めなければならなくなってしまったのです。
新しく始めるにあたって、今ある仕事を抱えながら色々なことを学んでいかなければなりません。ただでさえ時間がないのに必要な情報を入手したり、教材を取り寄せたりしながら学ぶのは至難の業です。
これでは本当に身が持たないということで、始めたのが「断捨離」でした。断捨離を実践したことで心と頭の中がしっかり整理されて時間を有効に使えるようになったんです。
1日24時間は人間誰しも公平に与えられていますが、実際に有効に時間を使えている人は本当にごく僅かです。有効に時間を使えている人とそうでない人との違いは「捨てるのが上手」ということです。

▼ 断捨離で心と体を整理する!
捨てることが上手になると、やらなくていいことをやらなくてすむようになります。その結果として時間的余裕が生まれるため、色々なことが実現可能となります。
断捨離を始める前も時間やタスクを管理するための整理術を解説した本を沢山読みましたが、管理すること自体が得意ではないので、すぐに投げ出してしまいました。
そんなときに出会ったのが「断捨離(だんしゃり」です。断捨離はただ単に不要な物を捨てるだけではありません。なりたい自分をしっかりイメージして、それにあわせて不要なものを捨てることで、実現する可能性を高めていく、自己実現の最強メソッドと個人的に思っています。
もしも今色々と辛い状況にあるのであれば、是非一緒に断捨離を実践して2023年を最高の形で飛躍しませんか?
ということで今回は夢や目標を達成する自己実現のための「断捨離」についてまとめさせていただきました。
■ 不要な物を捨てれば人生が好転する?
我々日本人は、物を大切にすることを美徳として教育されてきたため、物を捨てることが出来ない人が多いです。しかし、捨てるという行為は決して悪ではありません。
古い物を捨てないとチャンスは入ってこないので、新しい自分になるためには不要な物を捨てなければ、いつまでたっても変わることができません。
物を捨てる=過去の自分と決別すると考えていただいて結構です。思い切って不要なものを捨てることによって人生が好転します。これは決して大げさな話ではありません。

▼ 断捨離と片付け術の違いとは?
ちなみに断捨離といわゆる片付け術の違いは次のとおりです。
▼ 捨てることで余裕が生まれる!
いつまでも後生大事に古い物に囲まれながら生活すると、新しい物を取り込む余裕が生まれません。これでは常に現状維持、もしくはそれ以下の状態が続いてしまいます。
ですので、そうならないためにも物にせよ思考にせよ、いらない物は思い切ってドンドン捨てるべきなんです。そうすれば新しいものがジャンジャン入ってきます。
■ 捨てると仕事が上手くいく?
片付けの基本をご存知でしょうか?。「出す→分ける→減らす→しまう」これが基本となります。実はこれが仕事の流れとまったく同じなんです。たったこれだけで確実に迷いが減るので、同じところを行ったり来たりすることが激減します。
これにより仕事の効率が飛躍的に良くなります。この片付けの基本は自分が受けている仕事の案件に対して、優先順位を決め、何をどうするか判断し、仕事をこなしながら減らしていくという流れと同じですよね。
つまり、物を捨てられないということは何らかしらの問題を自ら作り上げているといっても過言ではありません。上手に捨てられるようになれば仕事もスムーズに流れます。

■ とにかく捨てることに意味がある!
本、CD、ゲーム、ブランドバッグなどを専門の業者やヤフオクなどで売ってしまうと、売って受取ったお金=少額のお金が「空白を埋める新しいもの」となってしまいます。
本来であれば来るはずだった人や物との出会いが無くなってしまうので、これらのものは売るのではなく、ゴミとして捨てるか、欲しい人にあげたほうがいいんです。
これらのものを捨てる勇気を持ちましょう。そうすることで人や物に振り回されることが激減しますので、無駄な時間を過ごさなくてすむようになります。
■ 自分らしく生きていくために必要不可欠!
捨てると聞くと非情な行為のように思われるかもしれませんが、捨てることで不要なものと断ち切ることが人生ではどうしても必要なんです。
そうしたことなくして周囲に流されずに自分の人生をデザインすることはできません。ですので、自分らしく生きていくためには周囲とつながらない時間も大事になります。

■ 不要なものとは!?
三笠書房から出版されている「頭のいい人」は、シンプルに仕事する!の著者である中島孝志氏いわく「不要なもの」とは以下のものです。
(1)半年以上使っていない
(2)他の物で代用できるもの
(3)邪魔になる置物
(4)持っているだけで負担になるもの
(5)壊れているもの
また、いただき物に関しては問答無用で捨ててください。結婚式の引出物で頂いた食器類を使うことは少ないので、今年から躊躇せずに捨てるようにしましょう。

■ 本物の成功者は物をもたない?
本物の成功者と称される方々は本、雑誌、手紙、名刺、メールにしても、すぐに整理するようにしています。つまり、捨ててしまいます。また最初から受け取りません。
例えば新聞、毎朝配達してもらうという行為はゴミが送られてくるのと同じと考えています。ゴミを受け取り続けるとゴミのような暮らしになってしまいます。
また、ビジネスの場で名刺をもらっても次にまた会う人はごくごく少数に限られます。ですので、持ち続けても意味がありませんので、すぐに捨ててしまうようです。

■ 不要なものを捨てて幸せになろう!
ゴミやガラクタだけでなく、古いものや不必要なものは、そのもの自体が、マイナスエネルギーを発しているので、あなたの心と体を否応なしに蝕んでいきます。
しかし、そんなことは自分では気づけませんから、不要なものをどんどん増やしてしまいます。物を捨てることによってしか、こうしたマイナスのエネルギーは除去できません。
不要なものを捨てることによって、あなたの部屋には必要なものしか残りません。しかも数は少ないかもしれませんが、どれもこれもお気に入りのものばかりです。
『 部屋中に感謝エネルギーが溢れる! 』
不要なものが無くなって、大切なものだけが残るとどうなると思いますか?
大切なものたちに対する感謝の気持ちが自然と生まれ、部屋中に感謝のエネルギーが溢れます。そうすると今まで感じたことのないほど居心地のよい空間になります。
また、不要なものを捨てられるようになると、衝動買いが無くなりますので、不要なものが入ってくる量が激減します。それもこれも不要なものを捨てることが出来てこそです。
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【動画】 精神科医:樺沢紫苑先生のチャンネル
捨てられないを克服するコツ 「物がなかなか捨てられません」
■ 捨てれば捨てるほど人生が好転する断捨離のまとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
断捨離は何でもかんでも捨てればいいというわけではありません。
不要なものを徹底的に捨てることで、残こされた大切なものに対して愛を注ぐことができるので、そのもの自体の寿命も長くなりますし、メディアで流される広告などを見て衝動買いをすることもなくなります。
これれのことが生活のいたるところで良い効果として反映されます。
例えば人間関係で自分をこれまで悩ませてきた人たちと距離をとって無理なく接することができるようになったり、時間を上手に使ええるようになったりといいことずくめです。
ぜひ今年の大掃除は断捨離を意識して行ってみてください。