
■ 体脂肪について
今回のテーマでは「体脂肪」とは、体の脂肪のことを表し、皮下脂肪や内臓脂肪も含めた総称です。
体脂肪計で計測できる体脂肪率は、体重に占める体脂肪の割合をパーセンテージで表したものです。
ちなみに脂肪はつく場所によって名前が異なります。
皮膚と筋肉の間に蓄えられた脂肪のことを皮下脂肪といいます。
そして、お腹の内臓周辺に蓄えられた脂肪を内臓脂肪といいます。
気になる体脂肪の基準値については、以下のとおりになります。
■ 体脂肪が増えるデメリットが怖い
体脂肪が増えすぎてしまうと、健康に悪影響を及ぼします。
脂肪のついている位置によってその影響は大きく異なり、男性に多いとされる内臓脂肪肥満は、りんご型肥満と呼ばれています。
りんご型肥満は、高血糖・脂質異常・高血圧などの生活習慣病発生リスクが高くなると言われています。
一方、女性に多いとされる皮下脂肪型肥満は、洋ナシ型肥満と呼ばれています。
内臓脂肪と異なり動脈硬化など生活習慣病を発症するリスクは低いですが、関節痛、月経異常などを発症するリスクが高いので注意が必要です。
■ 体脂肪を減らすメリットとは?
体脂肪を減らすことによって得られるメリットは以下のとおりです。
▼ 体脂肪を減らすメリット(1)「生活習慣病を予防」
体脂肪が増えすぎてしまうと、肥満、糖尿病、高血圧などの生活習慣病を発症するリスクが高まります。
体脂肪を減らすことによって生活習慣病を予防することができます。
▼ 体脂肪を減らすメリット(2)「自分に自信が持てる」
体脂肪を減らすことによって、それまで脂肪に隠れていた筋肉が見えてきます。
より引き締まった肉体を手に入れることができます。
体脂肪が減って見た目が良くなったことや、体脂肪を減らす努力したことによって、自己肯定感が高まり、自分に自信が持てます。
▼ 体脂肪を減らすメリット(3)「運動能力の向上」
体脂肪を減らすと、身体がより動かしやすくなります。
これにより、運動やスポーツのパフォーマンスが向上する可能性があります。
■ 体脂肪を減らすには!!
体脂肪は体重を減らすよりも難しいですよね。
まず食事制限で体脂肪を落とそうとしても中々難しいです。
食事制限によって筋肉量が減り、基礎代謝が低下するため、かえって痩せにくくなってしまいます。
ですので、体脂肪を減らすのは思いのほか難しいんです。
しかし、インナーマッスルを効率よく鍛える簡単なトレーニングを習慣化すれば、効率よく脂肪燃焼をすることが出来るようになります。

さらに体脂肪を効率よく減らすために必要となるのは以下の点です。
【体脂肪を効率よく減らすには】
(1)食事回数を減らさない
(2)有酸素運動を行なう
(3)軽い筋肉トレーニングを行なう
(4)一日のエネルギー量を知り、摂取カロリーを調整する
(5)アルコール類の飲みぎに注意する
『 食事制限ダイエットのデメリットとは!? 』
(1)は、先に申し上げた通り、無理に食事回数を減らせば筋肉量が落ちるので基礎代謝が低下し、脂肪を燃焼する働きが悪化するので逆に太りやすくなってしまいます。
(2)の有酸素運動(ウォーキングやジョギングなど)によって、代謝を上げながら効率よく脂肪を燃焼できるので、太りにくい体質へと改善されていきます。
(3)の筋肉トレーニングによって適度な筋肉がつくことによって代謝が高まりますので、脂肪が燃焼されやすくなり、太りにくい体質へと改善されていきます。
■ インナーマッスルを鍛えれば体脂肪を減らすのは簡単!!
インナーマッスルは表面の筋肉ではなく、身体の奥深くにある筋肉です。
これをトレーニングで鍛えることにより、より脂肪が燃焼しやすくなりますので、太りにくくなります。
インナーマッスルによって、姿勢を細かく調節したり、関節の位置を正常に保ったりするという働きが可能となりますので、無くてはならない大切な存在です。
インナーマッスルを鍛えるなら、やはりスクワットが一番効果的です。
しかし、多くの方が間違ったスクワットのやり方を一定の期間続けてしまうため、効果を実感することなく挫折してしまいます。
ということで、今回は、全身の筋肉を刺激する最高のトレーニング「スクワット」を正しく行なうための方法を分かりやすく実演した動画をご紹介させていただきます。
■ 正しいスクワットのやり方
お腹周りの脂肪を取りたいからスクワットじゃなくて他のトレーニングメニューを教えてほしいといったことを良く言われます。
しかし、お腹周りを細くしたいのであればなおさらのことスクワットがおススメなんです。
お腹周りの脂肪を取るのにどうしてもある程度下半身の筋肉量が必要なんです。
下半身を鍛えないでお腹周りの筋トレやストレッチを行っても効果は半減します。
しかも今回ご紹介させていただくスクワットのやり方は下半身だけでなく背中や肩、お腹の筋肉も刺激するすぐれものなので、是非一度お試しください。
▼ スクワットのやり方「STEP1」

まず最初に足を肩幅より拳二つ分くらい広げて立ってください。
次に腕をまっすぐ前にあげてください。
▼ スクワットのやり方「STEP2」

骨盤を意識しながら3~4秒かけてゆっくりと下ろしていきます。
太ももが床と並行になったら1~2秒静止し、反動をつけずにそのまま立ち上がります。
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 MuscleWatchingさん
「スクワットの正しいやり方と
よくある間違いを詳しく解説!」
■ インナーマッスルを鍛える方法のまとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
スクワットは心と体の健康を保つうえで非常に良い効果をもたらしてくれます。
しかし、中々スクワットを習慣化するのが難しく、目に見える効果が出る前に挫折してしまうケースが少なくありません。
スクワットを習慣化するうえでカギとなるのが、「とりあえず1回でも毎日やる」を続けることです。
仕事で疲れて筋トレなどやる気にならないときでも1回くらいならできますよね。
出来るときには普通にスクワットをやって、今日は疲れて無理というときはとりあえず1回だけスクワットをやるを繰り返すうちに習慣化しますので、是非スクワットにチャレンジしてみてください。