
あなたの会社は大丈夫ですか?!
うつ病の原因として仕事の過度のストレスがあげられます。しかも明らかに職場環境に問題がありながら、そうした問題点が明るみになることが少ないのが現状です。
その理由として、うつ病になってしまったのは「その人本人の問題」と捉える向きが強いからです。こうした背景には自分はうつ病にはならないといった思いがあるからです。
しかし、色々な会社を見てきましたが、現実には同じポジション(環境、待遇など)で働く人たちがうつ病を発症してしまうケースが少なくありません。
例えば営業部の部長を務めていた人がある日突然うつ病を発症してしまい、退職することになるも後任の人も1年後にうつ病を発症するといった具合です。
過度のノルマに対する心理的プレッシャーによって、日々強いストレスにさらされ、ある日突然うつ病となり退職するケースは思いの外多いので十分注意しなければなりません。
下の記事にもありますが、そうなった場合でも会社側は一切支援してくれないところが多いという現実に恐れを感じずにはいられません。自分の身は自分にしか守れないようです。
職場のうつ病社員支援、なんと日本は最下位!
主要国で、最も低いという結果に!
デンマークのうつ病薬の大手、ルンドベック社の調査によると、うつ病の社員への企業支援への満足度が、日本は主要国で最も低い、との結果が出たそうです。(詳細)
調査の回答の中で、「うつ病の同僚がいても何もしない」という回答も最も多い、という結果だった。
また、国際的に日本の対応の遅れが明らかになったと指摘している専門家もいるようです。
”うつ”とはどのような症状を伴うのか?
1:抑うつ気分 (気分の浮き沈みなど)
2:興味または喜びの喪失
3:食欲の減退、増加、体重増減
4:睡眠障害
5:精神運動機能の障害 (身体の動きが遅くなる、口数が減る等)
6:易疲労性、気力の減退
7:強い罪責感
8:思考力・集中力の低下
9:自殺念慮
原因として、何が考えられるのか
下記のような性質を持つ人は、うつ病になりやすいと言われています。
・生真面目
・責任感が強い
・几帳面
・仕事に熱心である
原因は確定されておらず、脳の神経伝達物質のバランスが崩れること、が原因の一つとして考えられています。他にも、
・人間関係
・環境の変化
・結婚
・出産
・会社での昇進
・アルコール依存症
・抗がん剤の副作用
…なども原因となることがあります。
うつ病を防ぐ4つの方法!
[1]まずストレスを溜めないようにする
[2]仕事でのストレスを軽減するよう心がける
[3]早めに専門家に相談する
[4]うつ病予防に効果があるビタミン類、葉酸、
マグネシウムなどの栄養素をバランス良く摂る
上記の4つを是非意識してみてください。
【出典】 Doctors Me
【画像】 We Heart It
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