
■ 世界的に断食が凄い人気?
ここにきて「断食(ファスティング)」が世界中でちょっとしたブームになっています。俳優の榎木孝明さんが30日間「不食」生活を実践し、9キロも痩せてしまったことで大きな話題となりました。
一般の人たちではこれほどハードな断食は到底無理ですが、驚くべきことに二泊三日で断食や瞑想を行う合宿に10万円から30万円程度の費用を支払ってまで参加する人が大勢います。しかもそのほとんどが普通に会社に勤務されている方ばかりです。
それほどまでして断食による優れた美容と健康に関する効果を求めて自ら体質改善に取り組んでいる人たちが沢山いるので、今後更に断食が一般の人たちの生活の中に浸透することは間違いないと思います。
■ 断食ダイエットがおすすめな理由!
ここ数年「断食ダイエット」の人気が安定していますが、断食と聞いて宗教儀式と勘違いされている方も依然と少なくありません。
そうした断食に対する偏見が依然としてあるものの、実際に断食ダイエットに取り組んでいる人が増えています。
断食ダイエットは、いわゆる食事制限によるダイエットですが、ただ単に痩せてよかったねで終わるダイエット法ではありませんん。
まず、断食することによって胃や腸などの臓器を休ませることができます。
そうすると体内で消化に必要な消化酵素がつくられる働きが活性化するので、次第に酵素が増えます。
この酵素が増えることによって得られる美容と健康に関する効果が断食ダイエットの最大のメリットといっても過言ではありません。
ちなみに、酵素が増えることによって得られる断食ダイエットのメリットは以下のとおりです。
■ 断食ダイエットのデメリット
断食ダイエットの良い面ばかりを述べてきましたが、断食ダイエットにもデメリットがあります。
それは、断食ダイエットを定期的に行わないと、すぐにリバウンドしてしまうことです。
断食ダイエットを定期的に行うことで胃や腸の働きが良くなって、心と体の健康に良い効果を沢山もたらしてくれますが、1ヶ月もあいてしまうと元に戻ってしまいます。
また、断食ダイエットは食事制限が基本なので、普段から何も運動をしていない方は、筋肉量が落ちてしまうので、代謝や血流が悪化して脂肪を年初する効果が低下して、太りやすくなってしまいます。
これが断食ダイエットの唯一にして最大のデメリットです。
■ 断食ダイエットの効果を高める方法
ですので、普段から運動をし、断食ダイエットで心と体を休めながらダイエットすることが、まず第一の断食ダイエットの効果を高める方法になります。
次にもう一つ断食ダイエットの効果を高める方法をお伝えさせていただきます。それが「アロマ」です。
断食ダイエットはある程度の実践者になりますと、空腹感が気持ちよくなって、瞑想を行うと瞑想の効果までも高めてくれるのですが、慣れないとイライラしてストレスになります。
このイライラ感が募ると、断食ダイエットそのものが苦痛になり、ストレスとなるのでダイエット効果が下がります。
そういったことを避けるために、アロマを使います。やり方は簡単でティッシュやハンカチにアロマを数的たらして、鼻に近づけてアロマの香りを数秒間かけてたっぷり吸い込みます。
こうすることで、脳を刺激して次第にリラックスし、断食ダイエットのストレスを大幅に緩和してくれるので、断食ダイエットの効果を高めてくれます。
■ 最初はプチ断食からはじめよう!
食の欧米化が進んだことによって、毎食高カロリーな食品を摂取するようになったため、ここ日本でもメタボリックシンドロームが深刻な問題になりつつあります。
このため医師の中には現代人にとって1日3食は食べ過ぎであると警告する人もいらっしゃいますし、定期的に断食を行なうことを勧めている方もいます。
しかし、初心者の方がいきなり数日間を水だけで過ごすような断食は難しいです。そこでおすすめしたいのが、「プチ断食」です。
プチ断食なら誰でも気軽に実践できるので、是非今回の動画を参考にしてみてください。

■ プチ断食でも高い効果を実現
プチ断食といって侮らないで下さい。習慣化することで酵素の量が増えて胃や腸の働きが良くなります。同時に血流も改善されるので、新陳代謝、免疫力、脂肪燃焼効果が強化されます。胃や腸の働きが良くなれば便秘の解消など体に良い効果が期待できます。
断食によって体全体の働きが正常な状態に戻るので自然治癒力が高まるので、病気になりにくい健康な体を手に入れることができます。また美容にもいいので、初心者の方はプチ断食から始めましょう。プチ断食でも優れた効能効果が期待できます。
プチ断食と言っても断食することに変わりないからです。習慣化することで基礎代謝が高まり、老廃物がキレイに排出されるので肌トラブルが改善されて健康的な美肌になれます。それくらい腸の働きをよくすると色々なメリットがあるんです。
■ プチ断食のやり方について
「予備断食」
できるだけ体への負担を小さくするために断食前日に以下のとおり予備断食を行います。
(1)昼食は腹八分で抑える
(2)夕食は普段の半分の量に抑え、
就寝3時間前にはすませる。
(3)水分(できるだけ色のついて
いない飲み物)を多めに摂る
(4)お酒は飲まない

「本断食」
(1)基本的に口にして良いのは
水だけですが、ヨーグルトなら
食してもかまいません。
(2)断食中は激しい運動は控えます。
掃除や読書などを行いましょう。
夕方を過ぎると猛烈にお腹がすきますが、翌朝にはおかゆが食べられます。今まで感じたことのない喜びを感じることができるので、我慢してください。

「断食翌日」
(1)断食翌日の朝はおかゆを頂きます。熱いのでゆっくり冷やしながら食べましょう。
(2)昼食も夕食も少なめにしてください。
たった一日でも断食によって内臓器官を効率よく休めることができたので、感覚が研ぎ澄まされますので、おかゆが特別美味しく感じることでしょう。
また、最後に断食の注意点についてですが、週末だけやる断食であれば全く問題ありませんが、3日以上となるとやはり一人では危険なので、施設を利用してください。
断食を終えていきなりお酒を飲んだりするのも胃に大きな負担をかけることになりますので、十分注意して下さい。プチ断食は週末断食ともいわれるほど、敷居が低いので習慣化しやすい点も魅力です。
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 mayutomochannelさん
「船瀬俊介さん ファスティングはいいことだらけ」
■ 断食ダイエットの効果を高める簡単なやり方のまとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
断食ダイエットを定期的に行うことで心と体の健康に良い効果を沢山もたらしてくれますが、やはりいきなり1日以上断食するのは初心者の方には厳しいですよね。
ですので、最初はプチ断食から始めることをおすすめします。プチ断食になれてきたら1日、2日と断食ダイエットの期間を伸ばすと良いでしょう。