
なぜ集中力を高めるのが難しいのか?
仕事や勉強の効率、能率が低下しているときというのは大抵集中力が低下していますよね。つまり、仕事や勉強の能率を上げるには集中力を高めればいいわけですが、これが中々難しいです。
自分で簡単に集中力を高めることが出来ればいいなと常に思っていた口なので、今回コチラの動画を拝見させていただいて、まさに目からウロコが落ちる思いです。
特にIT化が進んだ現在ではスマホ1台でメールだけでなく、複数のSNSからの情報のやり取りができてしまうので、こうした情報ディバイスを遮断しないと大変なことになります。
それこそ四方八方から情報が入ってくるので、仕事や勉強の集中力を削がれてしまいます。
樺沢先生いわく、「5分・5分の法則」は最初と終わりの5分が一番集中力が高まりやすいのだそうです。
これは人間の作業法則が脳の仕組みとしてあるので、これを上手く利用することによって、効率よく集中力を高めることができます。
5分・5分の法則の活用方法とは?
「5分・5分の法則」は、採用試験などでお馴染みのクレペリンテストを考案したクレペリンという精神科医によって明らかになりました。
テストの結果、だれでも最初は調子がよく、途中で中だるみし、終わりが近づくにつれて再び調子が上がることを発見しています。
この最初の5分を「初頭努力」といい、最後の5分を「終末努力」といいます。ですので、最初と最後の5分は誰でも集中力が高まるのだそうです。
この法則に従って作業を進めれば仕事や勉強の効率もアップします。そのためにはダラダラやるのではなく、時間を決めて作業するのが大切なんですね。
例えば学校の授業は1科目あたり45分から50分程度で次の科目の授業まで10分程度の休憩をはさみますよね。
時間が決まっているから集中力を維持できるわけで、これが決まっていなかったら全ての学校が学級崩壊のような状態になってしまうと思います。
ですので、仕事でも60分なら60分と区切る時間を決めてしまうといいようです。
スキマ時間を有効活用する!
またスキマ時間を有効活用することがいいようです。私も毎朝やっているのですが、朝の読書は脳をいい意味で刺激してくれるので、習慣にしています。
朝早く起きられないから無理という人も多いかと思いますが、通勤・通学の電車の中での読書はもの凄く効率がいいようですよ。
電車の中は「5分・5分の法則」を活用させやすいので、これを利用しない手はありません。目的地に到着する5分前は特に意識が活性化されるので凄い集中力が高まります。
電車に乗っている時間が例えば15分であっても、この「5分・5分の法則」はしっかり働いてくれます。
しかも、より効率がよくなるわけですから、尚更のこと通勤時間を勉強の場として利用したほうがいいわけです。
これを上手に利用できるようになれば毎日忙しいビジネスマンであっても、仕事と勉強の両方をを効率よくこなすことができるわけです。
【出典】樺沢紫苑
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