
■ トランス脂肪酸とは?
あなたはトランス脂肪酸という成分を耳にしたことがありますか?。このトランス脂肪酸は、水素添加した植物油を扱う過程で人工的に生成される成分なんです。
マーガリンやショートニングなどに含まれており、悪玉コレステロール、動脈硬化、心臓疾患、高血圧、免疫機能低下、がんなどへの悪影響が沢山報告されています。
私が子どものころのテレビコマーシャルでは、マーガリンはバターよりも体に良いと大々的に宣伝されてましたし、学校給食でも毎日のようにマーガリンを食してました。

つまり、嘘だったということなんですね。もしかするとマーガリンなどは今後スーパーなどで見かけなくなるかもしれません。
といいますのも、すでにアメリカでは2018年までにトランス脂肪酸を含む食品を全面禁止とする法案を可決しています。恐らく日本でも後追いでそうなるでしょう。

■ トランス脂肪酸による健康への害について
トランス脂肪酸が含まれる食品を日常的に食べ続けることによって、万病の元といわれている「悪玉コレステロール」を体内で大量に増やし続けるので、健康被害を拡大します。
動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、高血圧といった生活習慣病だけにとどまらず、脳の働きを悪化させてしまう危険性も疑われていますので、認知症リスクも高まります。

トランス脂肪酸は、自然に出来るものと人工的に出来るものと二つのタイプがあるのですが、いずれにせよ米国では心臓病リスクが高いことを懸念して全面禁止となります。
こうした動きに反発しているのが、マクドナルドです。マクドナルドのフレンチフライにはトランス脂肪酸が含まれる「ショートニング」が使われています。
これらの食品は腐らないと噂されるほど人工的に防腐機能を高めていますので、米国の大手外食産業は大打撃となることが予想されていますので、日本企業も早く動くべきですね。

■ 女性が好きな食べものにトランス脂肪酸は多く含まれる
トランス脂肪酸は、女性が好む食品い多く含まれています。例えば食パンや菓子パン、クッキーやアイスクリームなどの菓子類を中心に含まれているとされています。
ですので、トランス脂肪酸を大量に摂取するようになった米国人の体を見れば分かる通り異常に太ってますよね。80年代半ばまではここまで酷くありませんでした。
ドランス脂肪酸を含む食品を食べ続けて体内で悪玉コレステロールは発生すると動脈硬化が進んで血管がボロボロになり、心筋梗塞などの発症リスクが高まります。

コストを抑えることができるので、ここまでトランス脂肪酸を含んだ食品が使われるようになったわけですが、ここまで来ると企業を信じることはできませんよね。
テレビなどの大手メディアはスポンサーのからみで中々こうした問題を報じませんので、こうした食品から身を守るには、正しい情報を自ら積極的に得る必要があります。
トランス脂肪酸を含んだ食品をタイプ別に分けると以下のとおりになります。どれも味が濃くて美味しいですよね。私も個人的に大好きなのですが、身体のことを考えて極力控えるようにしています。やはり、ほどほどにした方がいいですね。
●ぬりもの・オイル系
マーガリン、ピーナツバター、マヨネーズ、コーヒーのクリームなど
●お菓子系
ケーキ、アイスクリーム、チョコレート菓子、クッキー、クラッカー、菓子パン、ポテトチップス、ドーナツなど
●インスタント・レトルト系
カップ麺、インスタント麺、缶のスープ、シチューのルウ、カレーのルウなど
●ファーストフードやファミリーレストラン系
チキンナゲット、フライドポテト、フライドチキン、パイなど
●冷凍食品系
から揚げ、ケーキ、ピザ、魚のから揚げ、コロッケ、天ぷらなど
【出典】schoo infoさんのチャンネル
「マーガリン」「ショートニング」「ファットスプレッド」
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