
線維筋痛症とは?
民主党政権下の2010年より「ワクチン接種緊急促進事業」を実施し、その対象ワクチンに子宮頸がん予防ワクチンを含め、厚労省は各自治体が行う接種事業に助成しました。
2009年に同ワクチンの国内販売が認められる前から色々と問題視する声がありましたが、半ば強引に推進されることとなり、今現在様々な問題が起きています。
ご存知の方も多いかと思いますが、2014年に子宮頸がんワクチンを摂取した10代の女性が「線維筋痛症」を発症していたことが明らかになり大問題となりました。
日本線維筋痛症学会が全国調査を行お、その年までに同様の症例が20件も報告されていたので、この時点で子宮頸がんワクチンと線維筋痛症の因果関係は否定出来ません。
子宮頸がんとは?
日本国内では毎年約1万人もの人たちが子宮頸がんを発症していまして、そのうち約2700人もの女性が死亡(1日に約10人)している大変恐ろしい病気です。
ちなみに20~30代の女性が発症するがんの中で第1位です。
また、子宮頸がんの原因についてですが、90%以上が性行為によって「ヒトパピローマウイルス(HPV)」に感染して引き起こします。
2013年に厚労省は子宮頸がんの撲滅を目指して予防ワクチンの定期接種化をスタートさせるも、次々と重篤な副反応が見られたため現在は推奨していません。
子宮頸がんワクチンを摂取した人たちに見られる副反応の症状は以下のとおりです。
(1)発熱
(2)頭痛
(3)嘔吐
(4)めまい
(5)疼痛
(6)じんましん
(7)倦怠感
(8)感覚麻痺
(9)チアノーゼ
(10)脳波異常
また、子宮頸がんワクチンを摂取した人たちが発症した疾患は以下のとおりです。
(1)筋無力症
(2)ギランバレー症候群
(3)複合性局所疼痛症候群
(4)全身性エリトマトーデス
(5)散在性脳脊髄炎
(6)多発性硬化症
線維筋痛症とは?
線維筋痛症(せんいきんつうしょう)とは、全身の関節や骨、筋肉などに激しい痛みが生じる病気なんですが、発見することが非常に難しい病気とされています。
といいますのも、線維筋痛症は原因不明の病気で、しかも検査方法が依然として確立されていません。また同様に線維筋痛症の直接的な治療法はないままの状態です。
強い痛みが生じた場合に痛みを抑えるための薬を投与する対処療法しかないのが原状です。
とにかく強い倦怠感に襲われるので、ボーっと過ごすことが多くなるため周囲からは怠け者の烙印をおされてしまうなど、周囲の理解を求めるのが難しい状態にあります。
このためヒステリーを起こすケースも少なくありません。こうしたことから線維筋痛症と診断されるまでは精神疾患として対応されてしまうケースが多いです。
2014年に日本テレビアナウンサー大杉君枝さんが自宅マンションから飛び降りて自ら命を断つ事故が起こり大きな話題となりました。
大杉君枝さんは、第一子となるお子さんを出産された後に線維筋痛症を発症し、耐え難い全身の疼痛に長期間にわたって悩まされていたようです。それほど重篤な病気です。
【出典】photosaru
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