
毎日同じ時間帯に起きる!
「健康に一番いい起床法は?」と、問われれば「毎日決まった時間帯に起床することです。」と答えます。それくらい同じ時間帯に起きることが大切なんです。
例え前日に夜更かしをしたとしても、同じ時間帯に起きるほうが体には良いんです。実は睡眠不足よりもバラバラの時間帯に起きるほうがはるかに人体には悪影響を及ぼします。
とはいっても、日勤と夜勤があるような勤務シフトで働いている方はそうもいきませんよね。ですので、できるだけ無理なく起きなければ時間に起きれるようにしましょう。
そうすることで心理的プレッシャーを抑えることができますので、体への負担も多少軽減できます。では一体その方法はといいますと...「起きたい時刻を強く意識する」です。
私は枕元に「明日は午前5時に起きます」と書いた紙を起き、枕に「明日は午前5時に起こしてください」とお願いします。もちろん目覚まし時計もきちんとセットします。
しかし、大抵の場合は目覚ましが鳴り響く前に目が覚めます。しかも頭は1時間前くらいに起きていたのではないかと思えるくらいクリアです。
ちなみにこの強く起きたい時間を意識する起床法を「自己覚醒」というのですが、私の場合は枕の神様にお願いしているので、ちょっとずれてますね。
仕事やプラベートにも活用できます!
実はこの起床法を積極的に利用すると、仕事やプライベートにも有効に使えるんです。特に私の方法は案じるだけでなく、紙にきちんと書いているので、より強固です。
なりたい自分になるためのツールとしても活用できますし、仕事の段取りをきちんと把握するために仕事の流れを整理するのにも使うことが出来ます。
ちなみにこの起床法が優れているのは、脳に起床時刻をインプットすることによって、大体その時刻の3時間前からコルチゾールという脳内ホルモンが分泌され始めます。
この脳内ホルモンが分泌されることで、自分がセットした起床時間に向けて睡眠のリズムを調整してくれるんです。
しかし、目覚まし時計で強制的に起こされた場合はコルチゾール分泌のタイミングが狂いやすいため、目覚める準備ができていないのに起こされるので寝起きが悪くなります。
きちんと起きれたら自分を褒める!
最初は意識した時刻よりもかなり早く目覚めてしまうことでしょう。しかし、これが普通なんです。脳がコルチゾール分泌のタイミングをきちんと把握できていない証拠ですね。
最初の頃は上手くいかなくても、徐々に自分の希望する起床時間に起きれるようになります。そのたびに自分で自分をほめてあげて下さい。そうすると脳が喜びます。
すると今度は起床時間が安定化することになります。夜勤と日勤の切り替えや、数十分程度の仮眠を取る場合の起床時間の設定にも役立てられます。
【出典】吉田たかよし
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