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■ 太りやすい体質とは?


 
特別食事の量が多いわけでもないのに、いや、むしろ少ない方なのに太りやすいといった悩みを持たれている方は意外なまでに多く、皆さんコンプレックスに感じています。
 
 
確かに痩せやすい体質、太りやすい体質がありますが、何歳になっても改善できます。
 
 
まず、太りやすい人と太りにくい人とを比較した場合、まず太りやすい人は脂肪燃焼効率が悪いです。
 
 
そして、脂肪燃焼効率の悪い人は体が硬い人が圧倒的に多いです。
 
 
事実体が柔らかい人は体が固い人よりも太りにくいという研究結果があります。
 
 
 
 
 

■ なぜ体が硬いと太りやすいのか?


 
赤ちゃんを見れば分かる通り、体はゴムのようにやわらかいですよね。
 
 
つまり、生まれつき体が硬い人はほとんどいいません。
 
 
ですので、体が硬いのは後天的なものなので、「自分は生まれつき体が硬い」と思っている人は、自分で思い込んでいるだけです。
 
 
体が硬いと体を動かすさいの関節などの可動領域が小さくなります。
 
 
可動域が小さいと運動量も少なくなります。
 
 
体を動かすこと自体が窮屈であるため、運動に楽しみを見いだすことができません。
 
 
ですので、体が硬いと運動によるダイエットが長続きしません。
 
 
また、慢性的な運動不足により筋肉が硬くなってしまうと必然的に「血行不良」や「新陳代謝の低下」を引き起こしてしまいます。
 
 
そうなると、さらに筋肉が硬くなって脂肪燃焼効率が悪化するため、より太りやすい体質になってしまいます。
 
 
 
 
 

■ 痩せやすい体質になるには?


 
体が硬くなればなるほどエネルギー消費効率が悪化するので、痩せやすい体質にするには、体を柔らかくする必要があります。
 
 
そうすることによって、これまでと同じ運動をしても運動量と領域範囲が広がるので、脂肪が燃焼しやすくなります。
 
 
体を柔らかくするストレッチを行なうことによって、徐々に体が柔らかくなります。
 
 
また、同時に筋肉もついてきますので、脂肪燃焼効率が改善され太りにくくなります。
 
 
そこで今回は誰でも簡単にできるヨガポーズをご紹介させていただきます。
 
 
このヨガポーズは、体をやわらかくする効果だけでなく、骨盤の歪みを改善しながら血行と代謝が良くなるので、次第に太りにくい体質に改善されます。
 
 
また、肩こりや腰痛の予防にも効果があるので、健康と美容の両方に効きますよ。



 
 
「合せきのポーズ」で
骨盤の歪みを矯正して
下半身を柔らかくする

 
 
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【合せきのポーズの効果】

(01)骨盤矯正
(02)生理痛(生理不順)
(03)便秘解消
(04)冷え性改善
(05)初期のうつを改善
(06)坐骨神経痛の緩和
(07)ぜんそく緩和
(08)血行改善
(09)リンパ改善
(10)免疫力アップ
(11)更年期障害の改善
(12)高血圧(生活習慣病)の予防
(13)疲労回復
(14)むくみ改善
(15)姿勢の改善
 

 
合せきポーズを行うと内臓、卵巣、前立腺、膀胱、腎臓を刺激し、これらの働きを改善することが期待できます。
 
 
また、心臓を保護しながら血液循環を促進するので、合せきポーズを習慣化することで様々な体調不良の症状が改善されます。
 
 
 
 
 

■ ヨガ「合せきのポーズ」のやり方!


 
次にヨガ「合せきのポーズ」のやり方をご紹介させていただきます。
 
 
 

▼ 合せきのポーズ(STEP1)


 
まず最初に両足の足裏をくっつけた状態で座ります。
 
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▼ 合せきのポーズ(STEP2)


 
次に恥骨に両足を可能な範囲内で引き寄せていきます。
 
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▼ 合せきのポーズ(STEP3)


 
両足の親指を両手で持ち、しっかり坐骨を立ててください。
 
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▼ 合せきのポーズ(STEP4)


 
そのままお腹を床に近づけていきます。
 
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▼ 合せきのポーズ(STEP5)


 
ゆっくりと15呼吸、呼吸します。
 
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■ 体が硬い方へ


 
体が硬すぎて、床に向かって前屈みになれない方は、両手をまっすぐ床につけるだけでも、十分内側の足の筋肉が伸びます。
 
 
やっているうちにだんだん体が柔らかくなるので、体を痛めないように注意しながら、体を少しずつ倒していきましょう。
 
 
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■ 合せきポーズを行うさいの注意点!


 
最後に「合せきのポーズ」を行うさいの注意点についてですが、食べ物が完全に消化されている状態に行ってください。
 
 
夜であれば食後3~4時間経過してから行うのが理想です。
 
 
朝もしくは夜のエクササイズとして合せきのポーズを行ってください。
 
 
特に夜寝る前に行うとストレスによる体の緊張がほぐれ、心と体がリラックスするので、寝付きも良くなり、ぐっすり眠ることができます。
 
 
睡眠の質が高まれば、疲労回復効果も高まり、次第に疲れにくくなります。
 
 
ただし、他のエクセサイズ同様に背中や腰に怪我をしていたり、ヘルニア、手根管症候群、慢性的な頭痛、下半身に強い痛みがある、妊娠している場合は、合せきのポーズを行わないようにしてください。
 
 
 
 
【出典】 Prevention
 
【画像】 Pinterest
 
【動画】 maki kudo
 
「合せきのポーズ」
 

 
 
 
 

■ 体が硬いデメリットに関するまとめ


 
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
 
 
体が柔らかくなると可動域が広がるだけでなく、筋肉の収縮・伸展がスムーズに行われるようになります。
 
 
そのため、筋肉にかかる負荷が軽減され、疲れにくくなります。
 
 
また、筋肉が柔らかくなることで、血流が良くなり、筋肉に必要な酸素や栄養素が運ばれやすくなるため、疲労回復も促進されて疲れにくい体質に改善されます。
 
 
今回ご紹介させていただいた合せきポーズが少しでも体を柔らかくするのにお役立ていただければ幸いです。