
■なぜ肥満が良くないのか?
食の欧米化が進んだことで日本でも肥満が急激に増えています。添加物が豊富に含まれている加工食品を食べ、しかも運動不足となれば痩せようがありませんよね。
過去20年間で肥満が急増しています。もっともこれは日本やアメリカなどの先進国だけの問題ではなく、いわゆる後進国でも増えているので、世界規模で増えています。
一度肥満(医師に診断されるレベル)となると痩せるのは本当に大変です。
まず食生活を改善する必要があります。後進国の人たちが太ってしまう最大の原因が加工食品ばかり食べているからで、加工食品をやめるだけで特別な運動をしなくても痩せます。
肥満によって心筋梗塞などの生活習慣病を発症するリスクが高まるので健康管理に努める必要がります。最近肥満には悪い肥満と悪くない肥満があることが明らかになってます。
【 出典 】
Mocosuku Woman
■なぜ肥満が良くないのか?
肥満には「悪い肥満」と「悪くない肥満」があり、悪い肥満は、「内臓脂肪型肥満」です。一方、悪くない肥満は、「皮下脂肪型肥満」で生活習慣病の温床のような状態です。
内臓につく脂肪が問題となります。その理由は、「アディポサイトカイン」です。
このアディポサイトカインは、脂肪細胞から分泌される「生理活性物質」の総称でして、アディポサイトカインには、「悪玉物質」と「善玉物質」があります。
基本的に悪玉物質は、血栓を作りやすいので放置すれば動脈効果が進みます。
また、悪玉物質はインスリン抵抗性を起こすタイプ、血圧を上げるタイプなどがあります。
肥満によって糖尿病、高血圧、高コレステロール血症などを起こすリスクが高まります。それは、内臓脂肪から分泌されるアディポサイトカインが生活習慣病を起こすためです。
また糖尿病は、「インスリン」の働きが低下する病気ですが、そのインスリンの働きにもアディポサイトカインが深く関わり、糖尿病は放置すると脳梗塞などの合併症を誘発します。