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■ 首こりに悩む人が増えている理由とは?


 
今回のテーマは、「首のこり」です。吉原綜合治療院の吉原先生が考案された首のこりに効くエクセサイズを実際に吉原先生が実演しながら動画内で解説されているので、非常に分かりやすく、しかも簡単です。
 
 
昔は首がこるのは職場で一日中デスクワークされてる方や看護師さんや介護士さんなど無理な体勢で仕事をされる方が大半でした。
 
 
しかし、最近は自宅にパソコンがあり、かつ仕事以外の時間の大半をスマホを使用されているので、こういったことが災いし、職業を問わず首がこる方がここにきて急激に増えています。
 
 
 
 

■ 首こりの原因とは!?


 
首こりの原因は、人によって異なりますが、日常生活に余計な負担をかけないためにも、しっかりコリを解消していくためにも、その原因を把握して、しっかり対処しなければなりません。
 
 
ちなみに首コリの主な原因は以下のとおりです。
 
 

(1)血行不良
 
(2)首周辺の筋肉が硬直(乳酸などの疲労物質が原因)
 
(3)首周辺の筋肉が硬直(酸素不足)
 

 
 
 

『 首こりの最も大きな原因は血行悪化 』


 
首こりは血行が何らかの原因によってが悪化することが最も大きな原因とされています。血流が悪化することによって、筋肉に酸素が行き渡らなくなり、乳酸などの老廃物が溜まりやすくなってしまうため、その結果として筋肉が硬くなってしまいます。
 
 
筋肉が硬くなると筋肉の伸び縮みが正常にできなくなってしまうので、首こり、肩こりに繋がってしまいます。しかも、首周辺にある血管は脳に血液を送る重要な役割を果たしているため、首周辺の血流が悪化すると、脳への酸素供給も低下します。
 
 
 
 
 
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『 首こりを揉んではならない理由とは!? 』


 
首こりを解消するさいに注意しなければならないのが、首を揉んだり、叩いてコリや痛みを緩和させようとしてしまうことです。東京脳神経センターの理事長を務める松井孝嘉博士が著書「首は絶対にもんではいけない!」で力説しています。
 
 
首には脳につながる神経やツボがたくさんあるので、下手にマッサージすると頭痛やめまいなど様々な体調不良を引き起こす原因になりますので、首コリのセルフケアはマッサージよりもストレッチやエクセサイズが有効とされています。
 



 
首こりは揉んだらダメ!
首こりは首コリ解消ストレッチ!

 
 
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■ 首こりを放置するの危険!?


 
肩こり、首こり、背中こりは誰もが起こりうる症状ですが、首のこりを放置してしまうと、単に首のこりの症状が悪化するだけでなく、慢性的な頭痛や眼精疲労に発展するリスクが高まるので十分注意が必要です。
 
 
例えば首のこりによる頭痛でありながら、市販の頭痛薬を飲むんでも症状は改善されません。最初のころは薬が効いて痛みが治まるも、次第に効かなくなり、気がついたら首のコリも頭痛も深刻な状態になる可能性があるだけに、放置することは許されません。
 
 
また、頭痛以外にも「めまい、集中力の低下、イライラ、不眠」などの症状が発症しやすくなり、さらにこの状態が長期間続くと、「脳梗塞」の発症リスクが高まります。
 
 
 
 

『 首こりがうつ病を発症するリスクもある!? 』


 
首こりは、首周辺の筋肉が硬直してしまうことによって生じるわけですが、これが自律神経失調状態を引き起こしてしまう危険性があります。
 
 
自律神経が乱れると様々な体調不良を引き起こしてしまうことになるわけですが、その中にはうつ病も含まれています。
 
 
そうならないためにも早い段階で対処する必要があります。ちなみに今回ご紹介させていただく首コリを解消するストレッチはリンパと血流の流れが良くなるので、首コリだけでなく肩こりや眼精疲労などの予防効果が期待できます。
 
 
また、実践するうえでスペースを取らないので、どこでもできますので、是非スキマ時間に行ってみてください。
 
 
 
 
 

■ 首こり解消ストレッチのやり方


 
首コリ解消ストレッチは以下のとおり3つのステップで構成されています。首は動かさずに体の他の部位を動かすことで首周辺の筋肉を緩ませるので、首を痛めることはありません。
 
 
 

▼首こり解消ストレッチ「ステップ1」


 
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まず最初に肩の高さまで手をあげてください。手首を直角に起こしてください。
 
 
 
 

▼ 首こり解消ストレッチ「ステップ2」


 
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首を腕と反対方向に向けます。
 
 
 
 

▼ 首こり解消ストレッチ「ステップ3」


 
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その状態で手を左右にバイバイするように振ります。さらに早く手を振ってみてください。
 
 
だいたい20秒くらいこの動作をおこなっていただければ首のこりがとれていきます。
 
 
反対側も同じ要領でやってみて下さい。20秒以上となるとかなりつらいので、10秒から20秒の間くらいでこの体操を行ってください。
 
 
 
 
【画像】 Pinterest
 
【動画】 ストレッチ動画・健康/美容動画 みっけ!
 
「 首こりを簡単に楽にする方法 」
 

 
 
 
 

■ 首こりは揉んではいけない理由と首こり解消ストレッチのまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。首こり解消ストレッチを習慣化すると、首のまわりの血流が良くなるので、次第に首こりが楽になってきます。
 
 
今の時期のデスクワークは特に身体が緊張しやすいので、首コリ解消ストレッチのようなストレッチを習慣化してゆるめる必要があります。
 
 
スキマ時間にこの体操を行うことにより、首のコリが解消されるだけでなく、肩こりや五十肩などの予防にもなります。是非行ってみてください。