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■ 謝っているのに相手を怒らせてしまう理由とは?


 
今回のテーマは、「 思わず許される謝り方 」についてです。
 
 
精神科医の樺沢紫苑医師が失敗してしまった状況で許される謝り方について非常に分かりやすく解説しています。
 
 
何かに失敗したりして、謝らなければいけない状況というのが、誰にでもあると思います。
 
 
そういった場面に遭遇したら、どのように謝ればいいのかというと、一番良い謝り方は、これはもうストレートに「ごめんなさい」というしかありません。
 
 
 
 
 

■ 素直に謝ることが出来ないと感謝も伝えられない!?


 
「あたりまえだろう!!」と怒られてしまいそうですが、実は多くの方がこのあたりまえのことが出来中々できません。
 
 
それが原因で仕事や家庭の場で苦しんでいるという事実を知って下さい。
 
 
「ごめんなさい」、「ありがとう」という言葉を相手に素直に伝えることがいかに大切なことか、本当の意味で理解していただけると思います。
 



 
 

■ 男性は女性よりも素直に謝ることができない!?


 
女性は素直に「ごめんなさい」といって自らの非を認めて素直に謝る傾向が強いですが、男性はこれができません。
 
 
まず大抵の方が謝罪するのではなく言い訳から入ります。
 
 
これは限りなく100%に近く、特に職場ではこうした傾向がより強いようです。
 
 
言い訳を聞かされる方はどう思うでしょうか?。
 
 
まったく反省しようとしない姿に呆れ果てて、当然怒りますよね。
 
 
実はこれって、言われてみて初めて気がつくことではないでしょうか?。
 
 
言い訳している方は自分では言い訳しているのではなく、謝罪しているつもりなんです。
 
 
 
 
 
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■ なぜ謝ったのに怒られるのか!?


 
ところが謝罪を受ける立場の側の人間からすれば100%言い訳にしか聞こえませんから、素直に謝れば許してもらえていたであろうことを自らの失態でパーにしてしまうわけです。
 
 
謝罪は説得ではないので、これは素直に反省して謝罪するしかないんですよね。
 
 
特に絶対的に自分に非がある場合は言い訳は絶対にしてはいけません。
 
 
火に油を注ぐようなものです。言い訳=相手を怒らせているということを理解しましょう。
 
 
 
 
 
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■素直に謝らないと損をする?


 
また、言い訳が全面に出てくるという状態にあるということは、裏をかえせば本当の意味で反省していないので、失敗から学ぼうとしていないのと同じです。
 
 
つまり、学びがないわけですから、同じ失敗を繰り返す可能性が高いです。
 
 
どうでしょう?。二重三重の意味で損をしていると思いませんか?。
 
 
ですので、「言い訳」は絶対にしないと心に決めて深く反省しなければなりません。
 
 
二度と同じ過ちを繰り返さないためにも真摯に失敗と向き合わなければなりません。
 
 
 
 
 
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■ 謝罪が下手だと結局損をするのは自分!?


 
そうしたうえで素直に謝れば相手も謝罪を受け入れやすくなります。
 
 
男性は社会的に色々と縛られてますから、心情的に素直に謝ることができない立場にあることは理解できますが、素直に謝らないと、もっと損することになります。
 
 
また、そうした姿勢では本当の意味での成長はありません。
 
 
その点女性は男性と比べれて謝罪するのが比較的素直に出来るので、失敗から色々なことを学ぶことが出来るようです。つまり、失敗を繰り返しながら成長していきます。
 
 
ですので、自分に何らかの非がある場合は、言い訳をやめて「ごめんなさい」「申し訳ありませんでした」といった謝罪の言葉を素直に伝えましょう。
 
 
それだけで周囲の人たちのあなたに対する印象(良い方に)が変わります。
 
 
 
 

■ 素直に謝るメリットとは?


 
言い訳せずに素直に謝るメリットは、以下のとおりです。
 
 
 

▼ 相手の怒りを抑える


 
自分が悪かったことを認めたうえで素直に謝ることで、相手の怒りを抑えることができます。
 
 
相手を怒らせてしまった原因にもよるので、原因によっては素直に謝っても怒られてしまうかもしれませんが、それでも素直に謝ったほうが断然いいです。
 
 
 
 

▼ 信頼関係を築ける


 
自分の非を認めて素直に謝ることで、相手との信頼関係を築くことができます。
 
 
自分が仕事上で何らかのミスをした場合、自分のミスで被害を被ってしまった相手に素直に謝罪することで、信頼関係が築けやすくなります。
 
 
 
 

▼ ストレスが減る


 
いつまでも謝ることを先延ばしにしていると、そのことばかり気になってしまい、どんどん余計なストレスが大きくなっていきます。
 
 
素直に謝ることで、こうしたストレスを溜め込まずにすみます。
 
 
また、自分が悪かったことを自ら認めて謝罪することで、心の負担(言い訳を考えるなど)を軽くすることができます。
 
 
 
 

▼ 成長することができる


 
素直に謝ることは、自分自身の成長につながります。
 
 
自分が悪かったことを認め、謝罪することで、自分自身を客観的に見つめ直すことができます。
 
 
その結果として、いま自分自身が抱えている問題点を見つけることができます。
 
 
そして、次に同じようなことが起こらないように、これまでの態度や行動を改善することができます。
 
 
 
 
【画像】 wikiHow
 
【動画】 精神科医:樺沢紫苑先生のチャンネル
 
「思わず相手が許してしまう上手な謝り方」
 

 
 
 
 

■ 許したくなる謝り方と怒られる謝り方の違いのまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
 
私も素直に謝ることができなかったので、よく色々な人に怒られました。
 
 
特に職場の上司には怒られるのが嫌だったので、あれこれ言い訳を考えてから謝罪していたので、上司からすると「反省していないなこいつは」と思われていたようです。
 
 
素直に謝ることができるようになると、隠し事が無くなるので(隠す必要がなくなる)、色々な面で楽になりますので、やはりあれこれ考えずに素直に謝るのが一番の謝り方ですね。