
■急性胃炎とは?
今回ご紹介するYoutube動画は、
急性胃腸炎について解説しています。
急性胃炎は、突然の嘔吐や下痢を伴う
病気で、一過性のものをいいます。
一般に嘔吐は胃炎、下痢は腸炎の症状
と別けて考えられています。
胃腸炎の原因についてですが基本的に
感染症型と毒素型に分けられます。
ウイルス性の場合は、
水様性の「下痢便」が特徴です。
■「胃腸炎の原因」
胃腸炎とはウイルスや細菌などが
胃や腸に感染することで発症します。
お腹の風邪、嘔吐、下痢症、感染性胃腸炎、
腸感冒とも呼ばれます。
食品など原因が明らかな場合と、
原因がはっきりしないことがあります。
ウィルス性腸炎の場合は冬に流行しやすい
ノロウイルス、ロタウイルス、アデノ
ウイルスなどがあります。
細菌性胃腸炎の場合はサルモネラ菌や
カンピロバクターなどがあります。
■「胃腸炎の症状」
胃の痛み、胃のもたれ、お腹の痛み、
お腹の膨満感、下痢、吐き気、嘔吐、
気持ち悪さ、頭痛、発熱、倦怠感、
関節痛などが見られます。
下痢がひどい場合、内容物がほとんど
でないで水分しか出ない「水用便」
になることもあります。
■「胃腸炎の検査」
胃腸炎の症状がひどい場合は採決を行い、
白血球やCRPなどの「炎症の値」を
測定する事もあります。
■「胃腸炎の治療法」
胃腸炎の治療法は「腸内細菌」を整える
整腸剤や腸の動きをゆっくりにする
飲み薬を使用します。
下痢がひどい時は下痢止め作用のある
薬を一時的に使用することもありますが、
下痢を止めすぎるのもよくないので
下痢止めの使用は注意が必要です。
腹痛がひどい時は消化管の痛みを抑える
薬を一時的に使用することもあります。
細菌が胃腸炎の原因と疑われる場合は、
抗生物質を使用することがあります。
■「胃腸炎の治療薬」
整腸剤、ラックB、ビオフェルミン、
ビオフェルミンRなどの整腸剤を使用する
ことにより、腸内細菌の乱れを調節します。
■「下痢止め」
下痢がひどい時はフェロベリン、タンナル
ビンナドを使用することがあります。
■「抗生物質」
最近感染が疑われる場合は、
クラビット、クラリスなどの
抗生物質を使用することがあります。
■「下痢止め」
下痢がひどい時はフェロベリン、
タンナルビンナドを使用する
ことがあります。
■「胃腸炎の注意点」
脱水にならない程度に「水分」を
こまめに取ってください。
胃腸は弱っているので食欲がないときは
無理に食べない方が良いでしょう。
食事をとる場合はポカリスエットや
OSワンなどの飲み物や消化の良い食べ物、
おかゆなどを食べると良いです。
食べ過ぎは胃腸を刺激し、
下痢や腹痛を酷くすることもあるため、
どうぞ控えましょう。