
■活性酸素は万病の元?
今回ご紹介するYoutube動画は、活性酸素
が体内で大量発生する恐怖について
分かりやすく解説しています。
活性酸素は全身の細胞という細胞を破壊
してしまうほど強力な力があります。
いうまでもなく、非常に危険な存在です。
病気の原因の約9割は活性酸素が細胞を
破壊することによって起こるとされて
いるくらい、破壊力があります。
活性酸素は体内で変化し続けながら
老化の促進やガンの発生を活発化
させる働きがあります。
つまり、活性酸素を抑えることができれば、
いつまでも若々しく健康でいられます。
■活性酸素が出来る仕組み
活性酸素は、
呼吸することによって
体内で発生します。
その仕組みについてですが、
まず体内に取り込まれた酸素は
全身の細胞へと運ばれます。
酸素は細胞でエネルギー代謝を行なうため
の材料として使われます。
その中でごく一部が中途半端に加工された
不安定な酸素として残ってしまうんです。
つまり、エネルギー代謝による
燃えカスのような存在です。
ですので、活性酸素は酸素を
使ったときの副産物となります。
第一の活性酸素スーパーオキシドラジカル、
呼吸によって細胞内に発生します。
この段階では、活性酸素の破壊力は
それほど強くありません。
なぜなら細胞内には、
「抗酸化酵素」といって、
酸化を防いでくれる酵素が
備わっているからです。
これがあるおかげで、
スーパーオキシドラジカルは、
速やかに消去されます。
■抗酸化酵素の役割
最も多いとされる抗酸化酵素は、
スーパーオキシドディスムターゼ
(SOD)とよばれるものです。
呼吸によって発生した
スーパーオキシドラジカルは、
スーパーオキシドディスムターゼ
によって無害な水に処理されます。
しかし、このスーパーオキシド
ディスムターゼの働きは加齢が
進むにつれて衰えてしまいます。
20代でピークに達し、
40代では半分程度になり、
その後は加速的に低下します。
運動不足はスーパーオキシド
ディスムターゼの働きを低下
させてしまいます。
適度な運動は抗酸化酵素の働きを高めます。
逆に激しい運動は活性化酸素の発生を
活発化してしまいます。
つまり、常日頃から抗酸化酸素を活性化
する働きを鍛える必要があるんですね。
また、同じように肝機能の低下も
スーパーオキシドディスムターゼ
の働きを低下させます。
■次第に活性酸素が強くなる
というのもSODは肝臓で作られて
全身に送られるからです。
大元である肝臓が悪化すれば活性酸素を
抑制するスーパーオキシドディスムターゼ
を生成する働きも低下します。
暴飲暴食や睡眠不足で肝機能が低下すると
SODの生産量も減少します。
当然細胞の中でSODが少なくなれば、
活性酸素が一気に増殖します。
怖いのは第二の活性酸素である
過酸化水素になることです。
より攻撃的な破壊力を持ちながら、
細胞膜を通過して血管内に進出します。
本来丸いはずの赤血球がいびつになります。
赤血球に含まれた水素が
過酸化水素に奪われた証拠です。
赤血球の水素が奪われ続けると
体調不良が形となって現れます。
■活性酸素が増えるとどうなる?
過酸化水素が増えすぎると次第に
血液内の酸素を運ぶ働きが悪化します。
こうなると常に疲れてしまい、
やる気も削がれていきます。
こうした全身の倦怠感に加えて
新陳代謝も低下します。
そして、さらに増え続けると
血管内の細胞を傷つけてしまいます。
過酸化酸素に狙われるのは、
赤血球だけでなく、白血球も狙われます。
血管壁の内皮細胞から水素を
奪われ傷ついてしまいます。
これにより脂肪がつきやすくなるので、
動脈硬化や血流停滞、血栓症など様々な
血管トラブルが引き起こされます。
赤血球の膜を攻撃している間に
膜が破れてしまい、鉄分が流出し、
これにより第三の活性酸素が誕生します。
■最強・最悪の活性酸素
金属があるとヒドロキシラジカルという
毒性が強い活性酸素になります。
ヒドロキシラジカルの何が怖いかというと、
体内に対抗できる抗酸化酸素が無い点です。
ありとあらゆるものを壊していき、
核の中のDNAまで傷害します。
血管内であればどこにでも出没し、
遺伝情報を持つDNAを破壊します。
DNAが修復されずに遺伝情報がミスコピー
された結果が「がん細胞」を増殖
させてしまうのです。
また脳の神経細胞は分裂できません。
一旦破壊されると物忘れ、
記憶力の低下が加速します。
認知症などの大きな原因とされています。
ですので、できるだけ活性酸素を弱い
段階で抑えるためにも、バランスの良い
食事、適度な運動、睡眠が重要になります。
■血糖値を下げるには?
血糖値を上げるのは糖質ですから、
糖質を制限してあげると、食事をしても
血糖値の変動はゆるやかになります。
同じ人でも、食べるものによって
血糖値の変動が変わります。
肉などカロリーの高い食事をしても
血糖値はほとんど変化しません。
逆に一番変動が凄いのがご飯です。
とにかく食後1時間以内に急上昇します。
糖質を動かすのは、
あくまでも糖質であって、
カロリーでも脂でもないんです。
炭水化物は重要な栄養素ですから、
完全に絶ってしまうのはオススメ
することができません。
しかし、ある程度健康のためにも
制限する必要が有ると思います。
■現代人は糖を摂り過ぎてる?
小島先生いわく、人間が生きていく上で
理想とする食事は元禄時代だそうです。
当時の人々の一日の糖の摂取量はなんと!
たったの15グラムなんです。
そして、現代はナント6倍の90グラム
も摂取しているので、これでは病気を引き
起こしてしまうのも無理ありませんね。
15グラムは無理だとしても、
せめて30グラム以内に抑えたいです。
そうすれば理想とする健康状態を保つこと
ができるかもしれません。
当然のことながら、がんというのは、
一瞬で出来るものではありません。
もともと備わっている状態にあるので、
突発的に発症することはありえないんです。
■生活習慣を見直す!
あの乳がんでさえも発症するまでに10年
から15年かかるとされています。
その間の生活習慣がガンを進めます。
糖質を抑えるためにも、炭水化物の量を
できるだけ抑える必要があります。
ガンを発症してから抗癌剤治療を行なう
のはあまりにもリスクが高過ぎます。
ですので、今からでも遅く無いので、
食生活を見なおしたほうがいいですね。
食事だけではなく、ストレスをためない
ためにも適度な運動、睡眠も大切です。
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