
■今回のテーマは子宮頸がん
今回ご紹介させていただく動画のテーマは、
「子宮頸がん」についてです。
「ミルメディカル」さんの2分で分かる
医療動画辞典から抜粋されたものです。
非常に分かりやすく解説されています。
子宮頸がんは、その名の通り子宮の入り口
付近に発症するガンです。
子宮頸がんを発症しやすい年代は、
意外にも40~50代の中高年ですが、
最近は20代の女性の間でも急増してます。
子宮頸がんの主な症状は以下の通りです。
(1)不正性器出血
(2)下腹部痛
(3)腰痛
(4)血尿
(5)血便
(6)排尿障害
■子宮頸がんの原因とは?
子宮頸がんは、「ヒトパピローマウイルス」の感染によって発症します。
ヒトパピローマウイルスは上皮のなかで待機し、少しずつ子宮の筋肉に浸潤します。
潜伏期間が非常に長いことから、免疫力が著しく低下した40代、50代以降になって
からの発生率が非常に高く、それゆえに中高年の間で発症しやすいとされています。
そして、腟や子宮周辺にある組織におよんだり、骨盤の中にあるリンパ節に転移します。
さらに子宮頸がんが進行すると、膀胱、直腸、肺、肝臓、骨などに転移します。

ヒトパピローマウイルスは、性交渉による感染リスクが高いことから、女性の約80%が
人生で一度は感染する可能性があるウイルスと言われています。
しかし、ヒトパピローマウイルスに感染したからといって、すぐに子宮頸がんを発症する
わけではありません。当然のことながら発症しないケースも多いんです。
基本的にウイルスには、「ハイリスク型」、「ローリスク型」の二つがあるのですが、
ローリスク型のウイルスは、感染したとしても体の中で約90%以上は自然消滅します。
子宮頸がんの治療についてですが、手術療法もしくは放射線療法が一般的です。
治療法は患者さんの年齢・全身状態、病変の進行期を考慮したうえで選ばれます。
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