
■腰部脊柱管狭窄症とは?
今回ご紹介するYoutube動画は、
腰部脊柱管狭窄症を改善する効果の高い
ストレッチの実演動画です。
腰部脊柱管狭窄症は、高齢者に多く、
歩いていると突然痛みが生じて
歩くことが一時的に困難になります。
多くの方が、加齢によるものとして、
治療をしないで放置してしまいます。
しかし、症状はどんどん悪化してしまう
ので、医療機関を受診しましょう。
医師の指示に従って根気よく治療を受ける
ことによって、症状は劇的に改善します。
■脊柱管とは?
背骨は一本の長い骨が体の中心を通ってる
ようにみえますが、そうではありません。
「椎骨」という骨が積み重なる形であの
ような格好になっています。
そして、その椎骨は「椎体」と「椎弓」
から構成されています。
その間にある「椎孔」が積み重なって
出来たものが「脊柱管」です。
脊柱管の中には「硬膜」という袋状のもの
があり、この中に神経が入っています。
腰椎部の神経は馬尾という
神経束や血管が通っています。
脊柱管はこれらの神経を
しっかりと守る働きがあります。
神経は脊柱管の中で枝分かれしていまして、
体の各部へと伸びているのが特徴です。

■腰部脊柱管狭窄症の原因とは?
脊柱管を構成する組織が変形してしまうと、
圧倒的に脊柱管が狭くなることが多いです。
脊柱管の中にある神経や枝分かれしている
神経と、神経に伴走する血管が圧迫される
ことによって神経が障害されてしまいます。
その結果していて、腰痛や下肢のしびれと
いった、色々な不具合が生じます。
脊柱管の狭窄が起こるのは以下の通りです。
(1)生まれつき脊柱管が狭い
(2)変性すべり症
(3)椎間板の膨隆
(4)黄色靱帯の肥厚
(5)椎間関節の肥厚変形
加齢とともに背骨が老化するにしたがって、
脊柱管の狭窄が起こりやすくなります。
中高年と呼ばれる年代に入ったころから、
少しずつ脊柱管は狭くなっていきます。
■ないやすい人の特徴とは?
ですので、皆様腰部脊柱管狭窄症は、
65歳以上の高齢者に多くみられます。
毎朝ジョギングをしていると、町内を歩く
ことを日課としているご高齢者が
男女を問わず沢山遭遇します。
急に息切れや、足のしびれによって、
動けなくなり、町中で休んで
しまう方もいます。
一人二人じゃないので、年を取ると否応
なしにこうなってしまうのかと嘆いていま
したが、確かに高齢者はなりやすいです。
例えば若いときからに重労働や重いものを
持つ職業で無理をしたり、若いときに腰を
痛めていたりするとなりやすいです。
また長時間運転する人は加齢に関係なく、
変形性脊椎症が起こりやすいとされてます。
こうした人は「腰部脊柱管狭窄症」
になりやすいといえます。
■主な症状とは?
腰部脊柱管狭窄症の症状についてですが、
代表的な症状は以下のとおりです。
(1)階段の登り降りがつらい
(2)腰に激痛が走る
(3)足がしびれて動きづらい
(4)足先が動かない
(5)腰の周りの違和感
(6)腰のはりなど
また、歩いていると突然痛みが生じて動け
なくなってしまうも、しばらくすると治る。
腰部脊柱管狭窄症の治療は、薬物療法、
神経ブロック注射、手術の3つです。
しかし、よほどのことがないかぎり、
手術が行われることはありません。
基本となるのは、やはり薬物療法です。