
■今回のテーマは「突発性難聴」
今回は、「突発性難聴」がテーマです。タレントのGENKINGさんが突発性難聴を患っていることを自身のブログで発表し、大きな話題となりました。
突発性難聴は、ある日突然片方の耳が全く聞こえなくなってしまう病気です。突発性難聴は難病に指定されていまして、早期の治療で85%は治るとされています。
突然聴力が無くなると人はパニックに陥るので、適切な治療を進めるためにも正しい知識が何より重要になります。
一番下にある吉田たかよし先生の動画をご覧いただくと、突発性難聴の原因と治療について、より分かりやすいと思います。
■ 突発性難聴とは?
突発性難聴は、ある日突然耳が聞こえなくなってしまう怖い病気です。残念ながら決定打となる原因は依然として解明されていませんが、発症しやすい条件は幾つかあります。
もっとも多いのが過度な「ストレス」と過労です。ちなみに年代別でみると40代から50代の中高年(特に女性)に多いとされています。但し若年層や男性の間でも突発性難聴は増加傾向にあるので要注意です。
仕事などで精神的に大きな負荷がかかると突発性難聴を発症しやすいとされています。
先日盗難被害にあった神田うのさんのお母さまがショックで突発性難聴を患っています。
また、女性の場合は「骨粗しょう症」を患うと突発性難聴を発症するリスクがそうでない人と比較した場合、約2倍ほど高いとされているので注意が必要です。

■ 突発性難聴は早期治療が絶対?
原因として疑われているのは以下の3つです。
(1)ウイルス
(2)血液循環の問題
(3)アレルギー
上述したとおり突発性難聴は早期に治療しないと治りにくい病気で厚生労働省が管轄する難病情報センターの公式サイトでは早期の治療で85%は回復が見込めるとされています。
また、原因として疑われているのは、ウイルス、血液循環の問題、アレルギーなどです。繰り返しになりますが、突発性難聴は早期に治療しないと治りにくい病気です。
発症してから1週間以内に専門医に診てもらう必要があるのですが、40代、50代の方というのは、仕事でそれなりに責任あるポジションにあるため、休みが取りにくいです。
このため、医療機関を受診するのがどうしても遅れてしまいがちです。そうならないためにも正しい知識が必要で、発症したら迷わず医療機関を受診して下さい。
■ 突発性難聴の診断と治療について
突発性難聴の治療はステロイド薬を中心とした薬物療法が中心となります。
症状を自覚した場合は、すぐにでも最新の医療設備が整っている病院や耳鼻咽喉科専門医を受診しなければなりません。理想としては48時間以内に受診するのがベストです。
最初の10日間くらい毎日のように点滴を打つところが多いです。
ステロイド治療も良し悪しがあって、人によっては思っていたほど聴力が回復しない場合もありますので、ネットで通うことが可能な医療機関の情報を入手すると良いでしょう。
【参照動画】
「 突発性難聴 」
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