
■老化とは?
今回ご紹介するYoutube動画は、
信州大学がヤクルトフーズと共同で研究
している「食とアンチエイジングの効果」
について解説しています。
人はなぜ老化するのか?
色々な諸説がありますが、
今現在主流とされているのが、
以下の4つの諸説です。
(1)酸化ストレス説
(2)体細胞突然変異説
(3)DNAテロメア説
(4)細胞老化説
この中で「酸化ストレス説」に着目し、
青汁の主要成分であるケールで様々な
実験をくりかえし、凄い効果を得ています。
今回は、どうすれば老化を抑えながら
健康を維持することが出来るか、
非常に分かりやすく解説されています。
■老化が進むメカニズムとは?
テロメアは染色体の末端にある保護構造で
細胞分裂によってDNA複製が行われる
たびに短縮していきます。
テロメアが一定の長さ以下になると
細胞分裂を停止います。
細胞分裂数の回数券とも言われています。
回数券がなくなればそこで終わり
というわけなんですね。
これは人工的に手を加えてなんとかなる
ものではないので、どうにもなりません。
そこで、酸化ストレスを抑えて、
健康を促進することで老化のスピードを
できるだけ遅くする方法に注目しています。
負の環境因子として、
以下の3つがあります。
(1)紫外線
(2)大気汚染
(3)喫煙など
これらが体に与えるストレスが
「活性酸素」となります。
この活性酸素が脂質過酸化、DNA損傷、
タンパク質酸化となって細胞に
ダメージを与えます。
その結果として、老化が進み、生活習慣病
やがんなどを引き起こします。
■青汁が健康にいいわけとは?
正の環境因子として食べ物があげられます。
野菜や果物をバランス良く摂取することで
防御システムを築き上げます。
そこで青汁の原料となっているケールが
大きく注目を集めています。
活性酸素による細胞の酸化ストレス
によって老化が著しく進んでしまいます。
この活性酸素を抑えてくれるのが、
HSP=熱ショックタンパク質で、新陳代謝
の鍵となるとして注目を集めています。
HSPは、酸化ストレスから守る働きがあり、
老化のスピードを遅らせます。
ケールを摂取することでHSP遺伝子が大きく
発現することが明らかになりました。
HSPは、身体の中の壊れてしまった
タンパク質を修復したんです。
タンパク質が体内で新しく生まれたばかり
の状態は正常タンパク質として機能します
ので、しっかり健康を維持出来ます。
この結果として、老化が進むスピードが
抑えられ、しかも健康になります。
個人的に毎日青汁を飲んでいますが、
その効果に驚いています。
それ以前は正直体調があまり良くなかった
のですが、今では超健康です。
できればあと睡眠時間を2時間ほど
増やせればと思っています。