
■ 今回は「レンチン赤飯」のレシピ
今回は2020年12月1日にNHKの朝の情報番組『あさイチ』の人気コーナー「クイズとくもり」で放送された「レンチン赤飯」の作り方と「赤飯」の優れた健康効果についてまとめさせていただきました。
今回番組内で「レンチン赤飯」の作り方を教えて下さったのは、料理研究家のほりえさわこさんです。
■ 赤飯の健康効果がすごい!
赤飯は、1膳(150g)あたり284kcal(タンパク質23.4kcal、脂質5.4kcal、炭水化物254.4kcal)あり、100g換算すると189kcalです。
赤飯のあずきには、ポリフェノールが豊富に含まれていて、なんと!赤ワインの1.5~2倍も多く含まれているんです。ポリフェノールはビタミンCやビタミンE並みに優れた抗酸化作用があります。
万病の元とされている活性酸素を除去して、動脈硬化、糖尿病、ガンなどの生活習慣病を予防する効果が期待できます。また、しみやしわなど肌老化を予防する美容効果も期待できます。
そんなあずきに含まれる栄養成分をたっぷり含んだ煮汁をすわせたもち米でつくる赤飯には、以下のような美容と健康に関する効果が期待できます。
『疲労回復効果』
赤飯にはビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は疲労回復効果が抜群に優れています。
『高血圧の予防』
赤飯にはカリウムも豊富に含まれているので、利尿作用に優れているため、むくみや高血圧の予防改善にも効果的です
『貧血の予防』
赤飯には鉄が不足して起こる鉄欠乏性貧血を予防する効果があるモリブデンが豊富に含まれています。
■ レンチン赤飯のレシピ
■材料(一~二人分)
(1)もち米(カップ1 200ml)
(2)水(600ml)
(3)煮あずき(50g)
(4)水(150ml)
(5)塩(ひとつまみ)
(2)水(600ml)
(3)煮あずき(50g)
(4)水(150ml)
(5)塩(ひとつまみ)
■ レンチン赤飯の作り方
(1)まず最初にもち米を洗い、水(600ml)に入れて、1時間ほどつけておきます。
(注)もち米に、水(200ml)を入れて、そのあと熱湯(400ml)を加えれば、30分ほど時短できます。
(2)煮あずきに、水(150ml)を入れ、中火にかけます。
(3)(2)が沸騰したら火を弱め、3~4分煮て、赤い煮汁を作ります。
(4)(3)を煮あずきと煮汁にわけます。煮汁は140ml。※足りなければ水を足します。
(5)フライパンに煮汁140mlと塩を入れ、水気を切った(1)のもち米を加えて加熱します。
(6)2分ほどヘラで混ぜながら煮汁をもち米に吸わせます。
(注)もち米は加熱すると、限界まで水分を吸います。
(7)(6)を耐熱容器に移して、煮あずきを加えて混ぜます。
(8)真ん中をくぼませたら、ラップをし、電子レンジ(600W)で5分加熱します。
(9)電子レンジから取り出して、ひと混ぜしたらラップをし、10分ほどおいて蒸らせば出来上がり!
■ さいごに
最後までご覧いただきありがとございます。今回はあさイチで放送された「レンチン赤飯」をご紹介させていただいたわけですが、いかがでしたでしょうか?。
赤飯は、あずきに豊富に含まれるポリフェノールをたっぷり含んだ煮汁が命です。上述させていただいた通り心と体の健康に良い効果が期待できます。少しでも参考になれば幸いです。